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留学準備「航空券」 part2

航空券

航空券の種類や有効期限について

航空券の種類

正規航空券
正規航空券は、もはや利用する人はほとんどいないと思われますが、もちろん存在します。約1年前から予約可能で、変更、取り消しも自由自在。片道運賃もあり便利ですが、料金は非常に高く、よほどの緊急事態などでない限り、利用する機会はないと思われます。
正規割引航空券
早期割引の正規航空券でPEXと呼ばれている航空券です。JALやANAなど主要航空会社をはじめ最近では多くの航空会社で正規割引航空券の販売を行っており、メリットは割安な料金です。

但し、予約後72時間以内や1週間以内など発券期日が決まっているため、発券後のキャンセル、変更は高い費用がかかるので注意しましょう。

格安航空券
航空券でまだ主流の種類がこの格安航空券でしょう。航空会社がツアー用に旅行代理店に卸した航空券を個人向けに販売する形態の航空券で料金が非常に安いのが特徴です。

但し、座席数も限られており、予約も非常に混雑するので早めの予約をするようにしましょう。

海外呼寄便
主に海外に居住する人が日本在住の人を呼び寄せる際に利用する航空券が呼寄便です。海外に知り合いがいなくても購入できる呼寄便もあるので格安航空券の予約ができない際や日本で購入すると料金が高い時期等に問い合わせてみましょう。現地通貨の支払いとなり、メリット・デメリットがあるのでよくチェックしよう。

有効期限について

航空券にはそれぞれ有効期間が設定されている。渡航期間や予算に応じて最適な有効期限の航空券を選択しよう。

片道
日本発・海外の片道航空券。往復チケットに比べて割高な料金設定になっていることが多いですが、航空会社により割安なチケットも販売されています。
FIX
14日間、28日間、1ヶ月間などのFIX航空券。FIXというのは往復とも日程を決めて、発券後は変更できない航空券のことで、旅行などで一般的に多く利用される航空券です。
復路変更可
90日や180日、1年など主に中長期の往復用の航空券で復路の日程は発券前に予約しますが、現地にて日程を変更することができます。但し、変更手数料のかかる航空会社もあるので事前にきちんとチェックしましょう。
オープン
90日や180日、1年など主に中長期用の往復航空券で、復路の日程は日本で予約せずに現地で予約を行う航空券がオープンチケットです。

直行便と経由便

ある目的地に行く航空券を探してみると、実に様々な航空会社が存在することがお分かり頂けると思います。

直行便は、目的地まで直行で行く便で、飛行機を乗り換える必要がありません。直行便は、日系の航空会社もしくは、その国の航空会社(アメリカへ行くならアメリカ系、イギリスに行くならイギリス系など)が基本となります。(例外も有り)

経由便は、一般的に航空会社の国を経由して、飛行機を乗り換えていく便となります。例えば、大韓航空ならソウル経由、キャセイパシフィック航空なら香港経由、シンガポール航空ならシンガポール経由などが一例です。もちろん都市によっては、直行便が就航していない都市もあるので、自分の行く都市に就航している航空会社をチェックしましょう。

運賃については、直行便だから安いということはございません。例えば成田空港からロサンゼルスに行くのに、「成田→中国→ロサンゼルス」と一見非常に無駄の多い飛行機なども存在します。一般的なイメージでは、無駄な経由(つまり飛行距離が長い)をするため運賃も高いのではないかと思われますが、日系の直行便より安かったりします。

複雑なシステムですので、航空券を調べる際は、経路と料金をしっかりチェックしましょう。

片道航空券の料金について

ある都市へ長期滞在を予定する場合、片道航空券を購入される方も多いのですが、この場合、片道航空券より、例えば1ヶ月以内の短期間の往復航空券の方が安いことがしばしばあります。

同じ航空会社でもこのような状況が生まれるため、混乱は増すばかりです。片道の方が高いのであれば、「短期の往復を購入して復路放棄をすればいい」のですが、実はこれは航空会社で禁止されています。

もし発覚すると痛いペナルティを受けることもあるそうなのでご注意下さい。

座席クラスについて

座席には一般的に、エコノミー、ビジネス、ファーストの3クラスがあり、それぞれ料金が異なります。一般的に旅行者や留学生が利用するのはエコノミークラスとなります。

ビジネス、ファーストクラスは座席も広く快適ではありますが、料金が非常に高いです。ただ、アジア系などの航空会社では、割と安いビジネスクラスを提供している航空会社もあるのでオフシーズンならそれほど負担なく購入できる場合もあります。

航空券の料金

直行便と経由便があれば、できれば直行便で行きたいと思うのが一般的だと思いますが、直行便は料金が高い場合が多いので予算に応じて直行便、経由便を比較する必要があります。

現在、一般的に利用されている正規割引航空券や格安航空券の料金は出発時期によっても大きく値段が異なります。料金設定は、各航空会社が半年ごとに行い、オンシーズン、オフシーズンで料金が3倍ほど差がある場合もあります。

オンシーズンは、日本人が多く海外に出かける時期で、正月、春休み、ゴールデンウィーク、夏休み、お盆、冬休み、クリスマスなどとなっています。

ただ、北半球、南半球でシーズンが異なり、北半球に行くには安い時期でも、南半球に行くには高かったり、その逆もあるので注意しましょう。1日単位で料金が変動している時期もあるので、出発時期を決める際に、航空券をチェックしましょう。

航空券の購入方法

格安航空券や正規割引航空券は、旅行代理店や航空会社のホームページで購入できる。同じ航空券でも旅行代理店により料金も異なりますので比較検討をすることが重要です。

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