効果的な7つの英語勉強法とは?


「留学しているのに全然英語が上達しない・・・」
「留学中って語学学校に通っているだけでいいの?」
「留学して英語が話せるようになった人の英語勉強法が知りたい」

海外留学を考えている人、既に留学中の人、帰国後の英語力の維持について知りたい人であれば、このような悩みや疑問を持つと思います。

英語の勉強法は人によって向き不向きがあります。筆者もカナダ・バンクーバーの留学中に様々な英語勉強法を試してみましたが、あまり英語力の伸びを実感できなかった勉強法もたくさんありました。

そこで、ここでは筆者がカナダ留学中に「英語力が本当についた」と実感した勉強法だけを紹介したいと思います。

1. 語学学校

語学学校に通ってみる

留学中に語学学校に通うのは一番オーソドックスな英語勉強法です。カナダには多くの語学学校があり、また学校ごとに様々なコースが用意されています。

留学先の語学学校が英語学習に向いている理由のひとつは、ほとんどの語学学校が学校内での母国語の使用を禁止しているからです。つまり、語学学校にいる間は英語でインプットし、英語でアウトプットするという英語漬けの時間になりますので、英語力がビギナーの人にとって語学学校は一番良い英語勉強法のひとつだと思います。

語学学校選択の際に気を付けたい点は、留学生の国籍割合です。語学学校を選ぶ基準のひとつとして、どんな内容の授業をどんなペースでやるのかという授業のカリキュラムは重要です。例えば留学生の9割が日本人ですと外国の語学学校に通っている意味が薄れてしまいますので、「日本人の少なさ」という点を考慮して語学学校を選択すると良いでしょう。

日本人の話す英語は日本人には聞き取りやすいため、日本人の話す英語に慣れてしまうと、その他の国の人が話す英語が全くわからない、という事態に陥り兼ねません。

語学学校で外国人の友達ができれば、放課後に遊んだりカフェでお茶をしたりと、英語だけを使う時間が増えます。日本人の友人ばかりだとついつい日本語で話してしまうことも・・・。

せっかくの海外語学留学です。国籍割合に気をつけて学校選びをすることをおすすめします。

2. ラジオ

ラジオで英語の耳を鍛える

英語で会話をするためには、まず相手が何を言っているのかを理解できないと会話が成立しません。英語学習は、まずは「耳を鍛えるのが重要」と言われますが、本当にその通りだと思います。

耳を鍛えるために筆者が留学当初からおこなっていた英語勉強法がラジオを聴くこと。

携帯用のラジオを2,000円程度で購入し、カナダのバンクーバーのダウンタウンを歩いている時、バスに乗っている時、スカイトレインに乗っている時など、外出中はいつもラジオを聴いていました。

留学中によく聴いていたカナダのラジオ番組がこちら。

NEWS 1130
http://www.news1130.com/

このカナダのラジオ番組はローカルニュースやスポーツ番組、交通情報、天気予報などを延々と流しています。このラジオをずっと聴いていたことで、ネイティブスピーカーの話す英語のスピードに慣れ、特に数字を聞き取る力がついたと思います。

ラジオを聴き始めてニヶ月後くらいに、日本から持っていったTOEICの英語教材を聴いてみたところ、何を言っているのかが驚くくらいわかるようになっていました。留学中に英語力がついたと一番実感した瞬間でした。

ポータブルラジオは安いので、コストパフォーマンスの良い英語勉強法です。

3. 携帯電話で話すフリ

携帯電話で話すフリ!

ラジオを聴くことで耳が慣れました。次の英語勉強法のステップはアウトプット。英語を話すことですね。

英語の能力の中で日本人が一番苦手なのが、このスピーキングだと思います。日本の英語教育はリーディングやライティングに重点を置いていて、リスニングもある程度はやりますがスピーキングには力をいれていません。

日本の学校では、2人1組で英語で会話したり、グループディスカッションをしたり、ディベートをしたり、プレゼンテーションをしたりといったスピーキングに関する授業がほとんどありません。こうした事情もあり、日本人は英語教育の期間が長いのにも関わらず、他の国の留学生よりも圧倒的に英語が話せません。

少し話が長くなりましたが、スピーキング能力を伸ばすために筆者がカナダ留学中におこなっていた英語勉強法が「携帯電話で話すフリをすること」です。

やっていることは非常に滑稽です。電話がつながっていないのに携帯電話を耳にあて、あたかも電話がつながっているように架空の相手と英語で話しているフリをするのです。

頭の中で英語を話すことと実際に声に出して英語を話すことは全く別物です。頭の中で完璧に英語が話せたと思っても、いざ実際に声に出してみると全然思ったように話せなかったりします。

話すフリをする内容は何でも構いません。昨日あった楽しかったこと、びっくりしたこと、今日のこれからの予定、(架空の)電話相手と週末に遊びに行く予定のことなど。

相手が返してくれる内容を想像し、相槌を打ち、また話す。これを繰り返し行うと、実際に友達と英語で話すときに「あれ?自分って結構英語話せてるじゃん!」と実感できると思います。

もちろん、実際に話す相手がいれば電話をすれば良いと思います。しかし、実際に英語で話すのは恥ずかしい、まだ英語で話す自信がない、という人もたくさんいるでしょう。通話代を節約したい人もいるかもしれません。留学の始めの頃は現地の携帯電話を持っていない方もいると思います。そんな時、この英語勉強法は大いに役に立ちます。

この英語勉強法のメリットはお金がかからず一人でもできるということ。必要なのは携帯電話と妄想力だけ。留学先の現地の携帯がなくても日本の携帯で十分です。通話機能は必要ありませんので。

留学中はもちろん、日本で留学前におこなったり、留学後の英語力維持のためにおこなうこともできるおすすめの英語勉強法です。

4. 3分間スピーチ

3分間の英語スピーチにチャレンジ!

スピーキングで重要なポイントはたくさんありますが、会話において重要なスピーキング能力のひとつが瞬発力です。

話している相手の言っていることがわかっても、考えて考えて、ようやく返答できた、という経験はありませんか?

上記の「携帯電話で話すフリをする」という英語勉強法ももちろん効果的ですが、ここで紹介する3分間スピーチは会話の瞬発力がつきます。

方法としては、街を歩いていて目に留まったものについて「3分間でスピーチをおこなう」というものです。テーマ(対象物)は何でも構いません。

例を3つ挙げてみます。
・ブラジル人とすれ違った ⇒ ブラジルのことについて3分間話す
・ドラッグストアが目に入った ⇒ 商品のティッシュについて3分間話す
・タクシーを見かけた ⇒ タクシーに関する経験談を3分間話す

考え過ぎず、まずは口に出してみましょう。どんどん口に出します。文法なんて間違ったって構いません。とにかく定めたテーマに関することを思いつくままに口に出すことが重要です。

慣れない内は1分間でも良いと思います。歩きながらブツブツと一人で話しているのを見られるのが恥ずかしい人は「携帯電話で話すフリ」戦法を併用しましょう。

この英語勉強法を続けるとスムーズな会話ができるようになると思います。また、プレゼン能力が身に付きますので、「本当にプレゼンが苦手・・・」という人にもおすすめの英語勉強法です。

5. 言えなかった表現を書き留める

言えなかったらメモをとるクセをつける

筆者がカナダ留学中に実践し、効果を実感した英語勉強法のひとつが「英語で表現できなかったものを書き留めておく」というものです。

上記の「携帯電話で話すフリ」「3分間スピーチ」の際に「自分が表現したくてもできなかった表現」というのが必ず出てきます。

こうした表現をメモ帳に書き留め、あとで調べて、次に同じ表現を使う時に使えるように備えます。このように「自分が言えなかった表現を調べる ⇒ 使う」を繰り返しおこなうと、自分の言えなかった表現がどんどんなくなっていきますので、英語力の上達が実感できるはずです。

留学中はいつもメモ帳とペンを持ち歩き、「英語で何て言えばいいかわからない」表現を常に書き留めるクセをつけましょう。

6. 日本語を英語で教えるボランティア

日本語を教える

ある程度スピーキングにも自信がつきました。次のステップは実際に人と話すことです。もちろん、留学中は語学学校に通ったり、外国人の友達と遊んだりしていると思いますので、すでにたくさんの人と英語で会話をしていると思います。

ここでいう「人と話す」というのは自分から積極的に英語で話す機会を作りにいく、ということです。

その英語勉強法のひとつが、英語で日本語を教えるボランティア。カナダのバンクーバーには日本語を教えるボランティアができるところがあります。

クラブハウス 日加センター
http://www.clubhousecanada.com/

ここでは英語を教えてもらうのは有料となりますが、日本語を習いたい外国人に日本語を教えるのは無料(ボランティア)です。

英語で日本語について説明をするのは意外と難しかったりします。ある程度の英語力が必要なのはもちろん、どのように説明したら日本語は覚えやすいか、という工夫も必要です。英語を教える相手は毎回同じ相手になることもあれば違う相手になることもありますので、その人の日本語のレベルに合わせた授業(ボランティア)ができる英語力が必要となります。

筆者がカナダ留学中に日加センターで日本語初心者に教えていた「日本語の数字の覚え方」を紹介します。

【日本語の数字の覚え方】
  • 1:itchy(かゆい)
  • 2:knee(ひざ)
  • 3:Sun(太陽)
  • 4:she(彼女)
  • 5:go(行く)
  • 6:lock(ロックする)
  • 7:banana(バナナ)のbaを取る
  • 8:hatch(孵化する)
  • 9:qeueu(列)
  • 10:Jew(ユダヤ人)
上記のように説明してあげると、みんな結構簡単に日本語の数字の数え方を覚えてくれました。このボランティアのように、「英語で何かを説明する」というのはスピーキング力や表現力の向上に役立つ英語勉強法です。

7. Language Exchange(ランゲージエクスチェンジ)

言葉のエクスチェンジ

ある程度(日常会話レベル)の英語力がついてきたら、更なる英語力アップのためのおすすめの英語勉強法がLanguage Exchange(ランゲージエクスチェンジ)。

個人チューターという方法もありますが、ランゲージエクスチェンジは、あなたが外国人に日本語を教え、外国人から英語を教えてもらう、というギブアンドテイクの英語勉強法になりますのでお金がかかりません。

カフェなどでおこなうのが一般的ですので、コストはそれぞれの飲み物代くらいですね。

留学中におこなうランゲージエクスチェンジでは、あなたは英語で日本語を教え、外国人からは英語で英語を教えてもらう、という状態になりやすいのが特徴です。なぜなら留学先で日本語を話せる外国人はごくわずかだからです。

「でもどうやってランゲージエクスチェンジのパートナーを探すの?」と思うと思います。

実はランゲージエクスチェンジのパートナー探しができるサイトがいくつもありますので、ここで紹介します。

・言語交換コミュニティ – My Language Exchange
 http://www.mylanguageexchange.com/
default_jpn.asp

・craigslist(クレイグスリスト)
 http://www.craigslist.org/about/sites

・Conversation Exchange
 http://www.conversationexchange.com/

上記のようなサイトに登録し、パートナーを探します。筆者はカナダ留学中に2人のカナダ人とランゲージエクスチェンジをしました。2人とも日本語がほとんど話せなかったため、ほぼずっと英語で会話。

ネイティブスピーカーの話す英語は留学生の話す英語と全く違います。特に話すスピード。最初は全くついていけませんでした。

語学学校の先生がいかにゆっくり話しているのかを実感させられたのがランゲージエクスチェンジでした。もしあなたが女性であれば、男性のパートナーはすぐに見つかると思います。日本人の恋人を探している外国人はすごく多いからです。ただし、出会い系目的で利用している外国人も多いため注意しましょう。

恋人同士になる(付き合う)のが一番英語力が上達すると言われますので、留学中にランゲージエクスチェンジでパートナーを探すのも英語力上達のためのひとつの方法だと思います。

ランゲージエクスチェンジは日本でもできますので、ある程度英語力に自信がある人におすすめの英語勉強法です。英語力がなくても相手が日本語をかなり話すことができれば、ランゲージエクスチェンジは成立します。英語があまりできない人は日本が話せる外国人のパートナーを探してみると良いでしょう。


以上、カナダ留学中に実際におこなった「英語力の向上を実感した7つの英語勉強法」を紹介しました。上記の英語勉強法のほとんどは留学前に英語力をつけるために実践できる方法ですし、また留学後に英語力を維持するためにできるものです。

自分の英語力のレベルに合った勉強法、興味を持った勉強法を実践し、実りある留学生活を送りましょう。


この記事を書いた人

投稿者:hiro
現在の記事投稿数:2
留学先:カナダ(バンクーバー、キャンベルリバー) 滞在期間:3年