オーストラリア留学の費用について

オーストラリア留学費用~短期1ヶ月や長期の半年・1年でいくら?

治安が良く、大学生や社会人の語学留学はもちろん、中学生・高校生の短期研修でも人気のオーストラリア。他にも快適な気候や日本との時差が少ないなどのメリットもあり、海外英語留学でおすすめの国の1つです。

夏休みや春休みを利用、日本からオーストラリアへの短期英語留学もおすすめですが、最近はオーストラリアの現地高校やTAFE・大学進学も大人気。とはいえ、どんな形の留学でも気になるのはお金、費用ですよね。

そこでこのページでは、オーストラリア留学にどのくらいの費用が必要か、元留学エージェントの私が英語を学ぶ語学留学や高校、TAFEや大学など進学留学でおすすめの学校と一緒に紹介。またオーストラリア留学の費用に加え、おすすめ理由やメリット、知っておくべきデメリットもご案内します。

さらにもう1つのオーストラリアを選ぶメリット、ワーキングホリデー(ワーホリ)についても必要な費用を紹介しますので、短期・長期のオーストラリア留学準備にお役立てください!

目次

オーストラリア留学費用を各都市・期間別、おすすめの学校で紹介

日本とは赤道を挟んで逆側、南半球にある国・オーストラリア。日本が夏なら、オーストラリアは冬、留学だけでなく旅行でも人気の時期は夏にあたる1月~3月で、また逆に7月から9月の冬でも過ごしやすい場所が多い点はオーストラリア留学がおすすめな理由の1つです。

まずは早速、オーストラリアの語学留学に必要な費用を、短期2週間や1ヶ月、また長期の半年や1年など期間別に概算費用の目安として紹介します。

オーストラリア語学留学、期間別の概算費用一覧

下記のオーストラリア留学費用は、午前・午後とも英語レッスンの授業があるフルタイムコースで語学を学ぶ学費、滞在方法がホームステイ(個室、平日朝・夕食、週末3食付)の場合の滞在費用、最初の到着時のオーストラリア各都市空港で出迎え費用を含む金額です。

留学期間留学費用
オーストラリアドル
留学費用
日本円
短期2週間AU$1,775
~AU$2,190
13万円~16万円
4週間
約1ヶ月
AU$3,000
~AU$3,650
22万円~26万円
12週間
約3ヶ月
AU$7,815
~AU$9,510
55万円~70万円
24週間
約半年
AU$15,015
~AU$18,010
110万円~130万円
48週間
約1年
AU$29,415
~AU$35,050
210万円~255万円

期間別にオーストラリア留学費用を確認すると短期1ヶ月の場合は30万円以下、長期半年では110万円~130万円、1年では210万円~255万円が目安。いずれも学費・ホームステイ滞在費用を含む金額で、留学先のオーストラリアの都市や語学学校で費用が変わります。

※為替レートは「1オーストラリアドル=72円」で計算。

その他、日本からオーストラリアまでの往復国際航空券、海外旅行(留学)傷害保険、3ヶ月以上の留学の場合に必要なOSHC(現地保険)、加えて留学エージェントの手続き費用が必要です(当サイト・留学ランドでオーストラリア語学留学の手続きをする場合、留学エージェント費用は無料です)。

期間が長いほど滞在都市や学校による留学費用の幅が大きくなります。またオーストラリアに限らず、海外長期留学では学生ビザが必要ですが、オーストラリアの場合は3ヶ月以上の滞在期間の場合にビザが必要です。

短期・2週間のオーストラリア英語留学の費用情報

2週間の語学留学と学校について

まずはオーストラリアで2週間の短期英語留学の場合に必要な費用を各都市別の費用比較表で紹介します。語学学校費用は2019年現在の費用を参考に、オーストラリアドル換算レートは「1オーストラリアドル=72円」を適用、比較しやすいようオーストラリアドル・日本円の両方で紹介します。

短期・2週間の語学留学~オーストラリア各都市の費用比較

オーストラリア都市語学学校留学費用
オーストラリアドル
留学費用
日本円
シドニーILSC
シドニー校
AU$2,190約16万円
メルボルンILSC
メルボルン校
AU$2,168約16万円
ブリスベンILSC
ブリスベン校
AU$2,098約15万円
ゴールドコーストBROWNS
ゴールドコースト校
AU$2,050約15万円
ケアンズCairns Language Centres
(CLC)
AU$1,775約13万円
パースLexis English
パース校
AU$2,100約15万円

滞在期間2週間のオーストラリア短期留学で、学費・ホームステイ滞在を含む留学費用は概ね15万円前後。滞在都市で違いがあり、特にオーストラリア・ケアンズの留学費用が安いですが、他の都市間で費用の差は大きくありません。

オーストラリアのケアンズは、留学費用を少しでも節約したい方におすすめの都市。費用比較に採用した語学学校CLCの英語レッスン費用が安いことに加え、滞在費用や滞在期間中に必要な生活費用がオーストラリアの他都市に比べ安い点も理由の1つです。

一方、オーストラリアのケアンズは人口がこの10年で1.5倍に増加、いつまで安いと言えるか分かりません。シドニーやメルボルンのように地価が高騰する日も遠くなさそうです。

次に、オーストラリアの短期留学で約1ヶ月(4週間)の滞在期間の場合に必要な費用がどれくらいかを紹介します。

1ヶ月(4週間)の留学費用とオーストラリアの学校が信頼できる理由

4週間の費用とCRICOSについて

約1ヶ月(4週間)のオーストラリア留学の費用比較の前に、オーストラリア留学が人気の理由、語学学校が信頼できる理由を少し紹介します。

オーストラリアの語学学校が提供する英語コースはELICOS(English Language Intensive Course for Overseas Students)と呼ばれ、これらの英語コースをオーストラリアで提供する語学学校はCRICOS(Commonwealth Resister of Institutions and Courses for Overseas Students)に登録しています。

CRICOS登録済みの語学学校でなければオーストラリアの学生ビザの必要書類を発行できません。またCRICOSへの申請・登録には厳しい基準(英語教師の資格の有無や英語コースの詳しい内容など)のクリアが条件で、基準を満たした学校にはCRICOSの番号が与えられます。

このようにオーストラリア各都市に語学学校は多数ありますが、多くの学校が厳しい審査を経た信頼できる学校なのです(念のため、CRICOS番号を一度確認するのがおすすめです)。

約1ヶ月(4週間)のオーストラリアの都市別・留学費用比較

オーストラリア都市語学学校留学費用
オーストラリアドル
留学費用
日本円
シドニーILSC
シドニー校
AU$3,650約26万円
メルボルンILSC
メルボルン校
AU$3,588約26万円
ブリスベンILSC
ブリスベン校
AU$3,448約25万円
ゴールドコーストBROWNS
ゴールドコースト校
AU$3,500約25万円
ケアンズCairns Language Centres
(CLC)
AU$3,000約22万円
パースLexis English
パース校
AU$3,580約26万円

約1ヶ月(4週間)のオーストラリア留学の費用の目安は22万円~26万円程度(学費・ホームステイ滞在費用含む)で、留学先都市の中ではケアンズがやや安いものの、それ以外で大きな費用差はありません。

短期2週間の場合と同様、約1ヶ月(4週間)の短期オーストラリア語学留学なら都市による費用差が少ないため、滞在したいと思う都市を自由に選ぶのがおすすめです。

次は滞在期間12週間、約3ヶ月のオーストラリア留学費用、そろそろ学生ビザに注意が必要な期間です。

12週間・約3ヶ月の語学留学費用~ここまでが学生ビザ不要な期間

ビザなしは12週間、3ヶ月まで

オーストラリア留学の場合、3ヶ月(12週間)以内は事前に学生ビザを申請せずに渡航・滞在できる期間。オーストラリア各都市に12週間、約3ヶ月の語学留学で必要な費用を以下の表で比較します。

学生ビザ申請不要、約3ヶ月(12週間)の各都市留学費用の目安

オーストラリア都市語学学校留学費用
オーストラリアドル
留学費用
日本円
シドニーILSC
シドニー校
AU$9,510約68万円
メルボルンILSC
メルボルン校
AU$9,270約67万円
ブリスベンILSC
ブリスベン校
AU$8,850約64万円
ゴールドコーストBROWNS
ゴールドコースト校
AU$9,462約68万円
ケアンズCairns Language Centres
(CLC)
AU$7,815約56万円
パースLexis English
パース校
AU$9,445約68万円

約3ヶ月(12週間)のオーストラリア留学費用は、学費・ホームステイ滞在費用も含めて55万円~70万円程度。オーストラリア・ケアンズでの留学・滞在費用が安い以外に、都市間で大きな費用の差はありません。

3ヶ月までのオーストラリア語学留学の場合、語学学校が手配するホームステイやレジデンス滞在が一般的で、実際にかかる費用は学校間でも大きな差は出ません。滞在したい都市や参加したい留学コースや留学目的から、語学学校を選ぶのがおすすめです。

次は半年、6ヶ月のオーストラリア留学に必要な費用を紹介します。事前に学生ビザ申請も必要な期間です。

約半年、24週間の場合の費用と学生ビザ申請に必要なもの

24週間の留学費用とルームシェア

オーストラリアでの約半年(24週間)の語学留学では、学生ビザ申請が必要です。最初にオーストラリアの学生ビザ取得の条件、必要な書類や申請費用について紹介します。まず、オーストラリアの学生ビザ申請のための条件として、以下を満たす必要があります。

オーストラリア学生ビザ申請条件

  • アセスメントレベルが1である
    (日本国籍は1のため心配不要)
  • 学生ビザ申請時に、6歳以上
  • 申し込みした学校のコース開始日から計算して、4ヶ月前を過ぎている
  • 語学学校コースの入学許可証がある
  • 健康面、留学資金に問題がない
  • オーストラリア海外学生保険(Overseas Student Health Cover)に加入済み
  • 学生ビザ申請に関する連絡用のメールアドレスを用意
  • 学生ビザ申請費用の支払いに必要なクレジットカードがある

上記条件をクリアした上で、オーストラリア移民局サイト(英語)に登録、学生ビザ申請手続きを進めます。各種書類をオンラインでアップロードし、学生ビザ申請費用を支払いますが、日本からの学生ビザ申請費用AU$620(約7万円※2019年現在)をクレジットカードで支払います。

以前はオーストラリア大使館指定の病院で健康診断を受ける必要がありましたが、現在は妊婦の方や医療関係者でオーストラリアでの研修の場合、また児童福祉(子供のお世話のボランティアなど)に携わる場合と、オーストラリアが指定する国に3ヶ月以上滞在していない場合は基本的に不要です。

オーストラリアの学生ビザ申請は、4ヶ月前を過ぎなければ手続きができません。ですが、オーストラリアの学校を決め、手続きを済ませて学校が書類を作成し、かつ日本で必要書類を揃える時間を考えると、遅くとも3ヶ月前までに留学申し込み手続きを完了させるのがおすすめです。

以下、約半年・24週間のオーストラリア語学留学でいくら必要か、費用比較表で紹介します。

約半年(24週間)のオーストラリア留学で必要な費用一覧

オーストラリア都市語学学校留学費用
オーストラリアドル
留学費用
日本円
シドニーILSC
シドニー校
AU$18,010約130万円
メルボルンILSC
メルボルン校
AU$17,548約126万円
ブリスベンILSC
ブリスベン校
AU$16,708約120万円
ゴールドコーストBROWNS
ゴールドコースト校
AU$17,280約124万円
ケアンズCairns Language Centres
(CLC)
AU$15,015約108万円
パースLexis English
パース校
AU$17,305約124万円

オーストラリアでの約半年(24週間)の語学留学では、ケアンズでは110万円程度が目安と比較して、シドニー・メルボルンなどの大都市では130万円程度。いずれも語学学校の学費・ホームステイ滞在費用を含む金額です。

しかしながら、オーストラリアでの半年以上の長期留学の場合、滞在方法は最初の1、2ヶ月はホームステイで現地生活に慣れ、その後はフラット、と呼ばれるアパートメントでルームシェアをする留学生が多いです。この滞在費用の節約方法は次の、約1年(48週間)のオーストラリア語学留学で費用の解説の中で触れます。

長期1年間、48週間に必要なお金・格安に抑える節約方法

1年分の留学費用と、事前準備

海外の他の国より留学費用が安いと言われるオーストラリア。長期1年間(48週間)の語学留学の場合に必要な費用の比較表は以下の通りですが、これらは学費とホームステイ滞在費用を含む金額。さらに格安費用にお金を節約できる方法も紹介します。

48週間、約1年の語学留学にかかる都市別学費一覧表

オーストラリア都市語学学校留学費用
オーストラリアドル
留学費用
日本円
シドニーILSC
シドニー校
AU$35,050約255万円
メルボルンILSC
メルボルン校
AU$34,108約245万円
ブリスベンILSC
ブリスベン校
AU$32,428約235万円
ゴールドコーストBROWNS
ゴールドコースト校
AU$33,960約245万円
ケアンズCairns Language Centres
(CLC)
AU$29,415約215万円
パースLexis English
パース校
AU$32,945約240万円

約1年(48週間)のオーストラリア語学留学では滞在都市による費用差が大きく、留学先の都市選びが重要。シドニーが最も高く、次いでメルボルンやゴールドコースト、費用が安いのはブリスベンやケアンズ。ケアンズの場合は語学学校の学費とホームステイを含む1年の費用が約215万円。シドニーより約50万円安い費用で留学できます。

短期留学では小さい費用差でも、長期留学となるとオーストラリアの都市間の費用差が膨らみます。ただし上記費用は、学校手配のホームステイで1年間(48週間)滞在する場合の金額。最初の1ヶ月から2ヶ月は語学学校が手配するホームステイやレジデンスに滞在、その後フラットでのルームシェアに引越し、滞在費用を節約可能です。

オーストラリア留学中のシェアハウス利用による費用節約方法と注意点

オーストラリア留学中の滞在費用の節約方法として利用されるのが、シェアハウスやルームシェアなどの方法で、オーストラリア現地の学生や世界中から集まる留学生と同じアパートなどで共同生活し、寝るスペースは個室というもの。

この方法のメリットは、ホームステイよりも家賃・滞在費用が安い点。ただし部屋を借りる場合も都市により賃貸費用に差があります。近年のオーストラリアは景気が良く、どの都市も不動産・賃貸費用が上昇傾向。特に、暮らしやすさ世界ランキング上位のメルボルンシドニーでは、予算に合った部屋探しは苦労するのが注意点。

さらに、外食が多くなったり、友達との付き合いで外出が増えてしまうと、学校が手配するホームステイ滞在費用と比較して格安とまでは費用節約できない可能性もあります。

また半年以上の長期留学で、ルームシェアを希望する留学生が多いのはオーストラリアだけではないのですが、私が留学エージェントをしていた頃、インターネットで事前にオーストラリア留学中の滞在先を予約した、との連絡を受けたことがあります。

ですがオーストラリア渡航後、実際に部屋を見ると水回りが衛生的でない、アパート近隣にあまり人通りがなく不安に。すでに数カ月分の費用を入金したものの、「解約したい」と申し出たものの、実は英語の契約書に「入居後(オーストラリアに到着して部屋の利用開始後)、いかなる理由があっても最初に支払う費用の返金はないものとする。」との記述が。

お問い合わせされた留学生は契約書が英語で読み飛ばしてしまったようで、結局は契約に従わざるを得なかったそうです。私が留学エージェントとして働いていた頃に、オーストラリアに限らず日本を訪れた語学学校やカレッジ・大学のスタッフの方から「事前にインターネットだけで部屋を予約しないように学生のみなさんに伝えてください」とよく言われたものです。

現地の実際の状況を見ずにインターネットの良い写真だけで費用が安いと飛びつくと、困ったことになるケースが多いそうです。オーストラリア現地到着後、最初は学校が手配するホームステイやレジデンスでの滞在を選び、学校スタッフやホストファミリーに賃貸相場や部屋を借りる場所の治安について話を聞き、自分の目で物件を確認してから、フラットなどでのルームシェアを始めるのがおすすめです。

オージーのホストファミリー

ホームステイは他人の家での共同生活であり、ホテル滞在のお客さまとは違い、家事などにもできる限り参加するものですが、もし初めてのオーストラリア留学ならホームステイ滞在はおすすめです。

理由は、他の海外の国、北米やイギリスに比べオージー(オーストラリア人の愛称)は優しい人が多く、オーストラリア留学中、またはその後も付き合いが続くことが多いから。

オーストラリアでの語学留学の場合、世界中から集まる多国籍な留学生友達はできますが、いわゆるネイティブ、現地で生活する人とはあまり接点が持てません。ですが、ホームステイなら現地のホストファミリーとオーストラリア英語を話す機会も持てます。

ホストファミリーにはアタリ・ハズレが付きものですが、オーストラリアはハズレの確率が低い、と私の留学エージェント経験から強く感じています。

留学費用を節約しようと最初からルームシェアを探すのではなく、ホームステイ(ホームステイ費用には食事や週1度程度の洗濯も含まれることを考えると安いんです!)や学校手配のレジデンス滞在から始めましょう。ホストファミリーや学校スタッフ、語学学校で知り合う友だちから情報収集し、自分で実際に物件を見た上で決めるよう強くおすすめします。

オーストラリアの語学留学費用のご紹介はここまで。短期・長期にかかわらずオーストラリア留学をご検討中であれば、ご遠慮無く留学ランドの無料相談・費用見積もりをご利用ください!

オーストラリア留学費用比較で紹介した語学学校のおすすめポイント

続いて、各都市の費用比較で紹介したオーストラリアのおすすめ語学学校を紹介します。

オーストラリアの語学学校などの教育機関は、オーストラリア連邦政府のCRICOSへの登録が義務で、CRICOSへの登録が認められなければオーストラリアへの学生ビザ申請に必要な書類を発行できません。以下で紹介する語学学校はいずれもCRIOSに登録済み、かつ各校ごとに留学生が効率よく英語を習得するための特徴的な英語レッスンを提供する学校です。

各語学学校の詳細は以下の通りです。

語学力に合わせてコース・授業を選べる点がおすすめのILSC

オーストラリア以外に、カナダにも校舎があり日本人留学生にも人気の語学学校ILSC。人気・おすすめの理由は、ILSCではあなたの語学力に合わせて希望する英語の授業を基礎コースやスキルコースの中から自由に選べる点(スキルコースは午前・午後のフルタイムレッスンの場合)。

英語力初級の間は簡単な英会話や語彙力などの授業が中心ですが、中級以上ではビジネス英語やTOEFLやIELTSといった試験対策コースの授業も選べます。またスキルコースでは、映画や写真など各留学生の趣味に合うような授業も受講可能です。

留学中にオーストラリア国内の複数校舎間や、カナダなど他国の校舎へも転校可能で、環境を変えながら英語を学べる点もおすすめの学校です。

Active8で自分の英語力を確認できるBROWNS(ブラウンズ)

ブリスベンとゴールドコーストに校舎がある語学学校BROWNS(ブラウンズ)は、独自の英語学習メソッド・Active8を採用。英語力のスキルをカテゴリー分けして総合的に学びます。読み・書き・聞き・話すの基本4つに加え、語彙や文法、発音と会話、それぞれどれくらい英語力が伸びたかブラウンズパスポートという冊子で確認、講師からのアドバイスももらえます。

アクティビティ体験プログラムも豊富で、世界中から集まる留学生同士の交流にも注力しているおすすめの語学学校です。

アクティビティプログラムが豊富で費用も安い語学学校CLC

Cairns Language Centre(CLC)は、オーストラリア・ケアンズの街の中心部にある語学学校です。

駅から徒歩5分という好立地に加え、CLCは半世紀以上に渡って世界各国からの留学生に英語教育を提供してきた実績もある語学学校。学内の英語オンリーポリシーも厳しく、集中して英語を学びたい方におすすめの学校です。

ケアンズのCLCでの語学留学は安い費用が魅力ですが、一般英語だけでなく英語プラスアクティビティコースも豊富で、ケアンズの自然・海を利用したアクティビティを楽しめる点もおすすめポイントです。

留学中にオーストラリア国内での転校も可能なLexis English

Lexis Englishはオーストラリア国内に複数の校舎を構えるほか、他国にも展開している語学学校。

オーストラリア国内の校舎はバイロンベイやヌーサ、サンシャインコーストなど人気のビーチすぐ近くで、マリンスポーツ好きの方には迷わずおすすめしたい語学学校です。一般英語や英語プラスアクティビティといった多様な英語コースも提供しています。

英語レッスン後の学校が開催する無料または有料のアクティビィも非常に豊富、月ごとのカレンダーでいつ、何を楽しめるかチェックできます。

英語を学べる語学学校を紹介しましたが、オーストラリア留学の選択肢は英語を学ぶ以外にもあります。以下、オーストラリアの高校・大学への進学や、ワーキングホリデー(ワーホリ)にかかる費用を説明します。

高校やTAFE、大学進学に必要な費用と日本と違う教育制度

オーストラリア留学を検討中の方には、現地の高校や大学への進学留学を検討する方も。日本でも国際化が進む中、中学生や高校生の進学の選択肢に海外の学校も選ばれるようになりました。以下でオーストラリアの高校や大学への進学留学について、必要な費用とともに詳しく確認します。

オーストラリア進学留学のおすすめ理由とメリットや費用

まずオーストラリアと日本で教育制度が違います。高校、大学、どちらの場合も毎日が勉強漬けで、卒業までが本当に大変ですが、無事卒業できた場合には、高校であれば現地オーストラリアを含む海外大学留学や、日本でのAO・帰国生枠入試が可能です。

またオーストラリアで大学を卒業、学士号を取得すると、就業許可申請(オーストラリア国内で有給の仕事が可能)ができ、最終的にオーストラリア現地で生活できる可能性がある点がメリットです。

人気・おすすめのオーストラリア進学留学と必要な費用は以下の通りです。

高い語学力の壁、入学も卒業も楽ではない高校留学とその費用

まず最初に、オーストラリアの公立高校に留学する場合の費用を紹介します。オーストラリア・シドニーにあるニューサウスウェールズ州の公立高校へ1年間留学する場合に必要な留学費用の目安が以下です。

申込金AU$280
授業料AU$15,200
学校制服AU$200-AU$300
滞在費用AU$16,500(48週間)
空港出迎費AU$160
留学費用合計AU$32,440
日本円約235万円

※為替レートは「1オーストラリアドル=72円」で計算。

上記の留学費用は、オーストラリアの高校卒業資格取得のため、科目・単位コースに参加できた場合に必要な金額です。まずオーストラリアの高校へ、卒業を目的に留学する場合は、日本で中学校卒業までに英検準2級を取得しておくべきです。

なぜなら、オーストラリアの高校へ留学生が参加するには規定の英語力が必要で、もし英語力が不足する場合には語学学校などでHSP(High School Preparation・高校留学準備コース)に通う必要があり、さらに費用がかかるから。詳細はオーストラリア高校留学に関するページもご覧ください。

日本人のオーストラリア進学留学はファウンデーション必須?

次にオーストラリアの大学進学の場合、まず日本の高校卒業後にファウンデーションコースへの参加が必要です。オーストラリアでは高校卒業後、大学は3年間で学士課程が終わります。これはオーストラリアの高校の授業で大学側が求める単位を取得、基礎教養がすでに身についているからです。

これはイギリスやニュージーランドと同じ教育制度で、日本人がファウンデーションコースに参加する場合も高い英語力と平均以上の高校の成績が必要です。ただしオーストラリアの大学には、日本の高校での全教科(音楽や体育なども含みます)の成績平均点、いわゆるGPA(Grade Point Average)が高い場合、ファウンデーションなしでの入学を認める大学もあります。

またファウンデーションから大学への進学に加え、もう1つのオーストラリア大学進学方法が、アメリカやカナダのコミュニティカレッジと同じような学校、TAFEでのディプロマ取得

オーストラリアのファウンデーションコース参加には語学力に加えて平均以上のGPAが必要で、日本の高校の成績が良くないと参加できません。この場合はTAFEと呼ばれる学校に進学、自分が進学を希望する分野のディプロマを取得し、成績次第で大学への編入が可能となります。

高校留学と同様、別記事「オーストラリア大学留学について」で詳しく紹介していますのでご確認ください。

オーストラリアの大学での勉強に費用はいくらかかる?

オーストラリアの大学費用の紹介として、ホテル業に非常に強い大学を例に紹介します。

サザンクロス大学はシドニーを始め、オーストラリアに4つのキャンパスを持ち、特にホテルマネジメントで有名な大学。この大学でホテルマネジメントを専攻する場合、在学中にホテルでの有給インターンがカリキュラムに含まれ、留学費用を稼ぎながら、ホテルでの働き方について経験を積むことができます。

このサザンクロス大学のホテルマネジメント専攻の場合、1年あたり必要な費用は以下の通りです。

授業料AU$26,000
滞在費用
学生寮相部屋
食事なし
AU$200×48週間=AU$9,600
合計AU$35,600
日本円約257万円(2019年10月時点の換算レート)

大学の学費は決して安くないため、学校選びや専攻、オーストラリアで大学卒業後にどんな仕事をしたいかなどを十分に検討、オーストラリア進学に向けた準備を進めることが必要です。

この国ならではのワーキングホリデーのメリットとは

オーストラリアへの留学で、語学留学と並び人気のワーキングホリデー(ワーホリ)。アルバイトをしながらオーストラリア現地で生活体験が可能な点がメリットで、日本からワーキングホリデービザを取得して渡航する方は多数います。

一方、オーストラリアでのワーキングホリデーについてインターネットで調べると、あまり良くない口コミも。ワーキングホリデーでは英語が身につかない、オーストラリアでは良い仕事が見つからない、帰国後の就職で不利かも?など。誤解もあるようなので、オーストラリアのワーキングホリデーについての話と、実際にワーホリ中の生活費用がどれくらい必要か、併せて紹介します。

まずは2019年現在のオーストラリアのワーキングホリデービザ申請の条件ですが、オーストラリアのワーキングホリデービザは毎年7月1日を募集開始日として翌年6月30日まで応募が可能、申請する場合には以下の条件をクリアしている必要があります。

【オーストラリア・ワーキングホリデービザの申請条件】

  • 申請時に18歳以上、30歳以下
  • 休暇を主たる目的とし、就学・就労はそれに次ぐ目的とする
  • 子供は同伴不可
  • オーストラリアのワーキングホリデービザを取得したことがない
  • 渡航後、オーストラリアで生活できる十分な費用を有している(AU$5,000程度)
  • 日本帰国のための航空券費用を有している
  • 心身ともに健康である

これらの条件を満たしていれば、オンラインでの申請方法が可能です。

ワーキングホリデービザ申請時には、パスポート(写真ページ)、申請費用支払い用のクレジットカードが必要(ワーホリビザ申請費用AU$450)で、申請後、早ければ1週間以内にワーホリビザ取得の連絡が届きます。

ワーホリビザで入国する場合、最長12ヶ月の間、オーストラリアでの滞在が可能です。ただし、英語を勉強するため、語学学校に通える期間は最長4ヶ月に限定される点が注意点。

また仕事・就労許可があっても基本的に同じ雇用主のもとで働けるのは最長6ヶ月までの点に注意が必要です。

ワーホリだからこそ英語力が必要、語学力がないと起こる問題

準備のないワーホリは…

今は英語ができないけれどワーキングホリデーで1年、オーストラリアにいれば語学学校にも通って、英語はなんとかなるだろう、と考えてオーストラリアに行くと困った問題も。

まず英語ができない状態での語学学校への参加となりますが、日本人留学生は初級レベルよりやや上のレベルのクラスになるのが平均的。英語力が低いとは言え、高校卒業までに少なくとも中学・高校の6年間、文法などの基礎を日本で勉強しているからです。

ただ語学学校の英語コースが始まり、同じクラスの人の英語についていけないと悩む方も。他の海外からの留学生はとにかく英語を喋ろうとするので、勢いに圧倒されてしまうようです。

留学エージェント時代の私は「1週間、よく彼らの話す英語を聞いてみてください」とアドバイスしていました。なぜなら、彼らも慣れない英語で一生懸命話しているだけなのです。多くの日本人留学生は、英語を話す時にもし間違えたらと不安で、まず話すことが苦手。語学学校は間違いを講師が指摘し、正しい英語を教えてくれる場なので、ためらうだけ損です。とにかく負けないように英語を話してください、と伝えていました。

英語力が高まらなければオーストラリアでワーホリの仕事探しで問題も起きます。日本出発前から語学力を高めるための勉強がおすすめです。

オーストラリアのワーホリを選ぶ理由、セカンドビザ申請可能

海外の多くの国のワーキングホリデーが1年なのに対し、オーストラリアのワーホリはさらに追加でもう一度セカンドワーキングホリデービザを申請可能というメリットも。ちなみに、セカンドワーキングホリデービザ申請の条件は以下です。

オーストラリア政府が定める地域で3ヶ月(88日間)以上、季節労働をする

季節労働とは、例えば果樹園でのフルーツピッキング(果物の収穫)、漁業、建築や樹木伐採・運搬など、いわゆる身体を使った仕事。その後、仕事先の会社・農場で証明書をもらい、申請手続きをすると1年目と同じ条件でセカンドワーホリでオーストラリアに滞在可能です。

※2019年4月新着情報※
2019年7月1日以降、オーストラリア・ワーキングホリデービザはさらにサードワーホリビザの申請が可能になりました。セカンドワーホリは3ヶ月の季節労働が必要でしたが、サードワーホリは2年目のワーホリ(セカンドワーホリ)期間中、6ヶ月の季節労働が条件。

就学可能期間(語学学校へ通える期間)、就労条件は1年目、2年目と同じです。海外で合計3年間の滞在・就労ができる点がメリットのオーストラリアのワーキングホリデービザ。今後も人気が続きそうです

その他、学費以外に現地滞在・生活で必要なお金について

最後にオーストラリアに語学留学、またはワーキングホリデーで滞在する場合、現地での生活費用がどれくらい必要か、確認しましょう。

ホームステイとシェアフラット~費用と滞在方法の違いについて

まずはオーストラリア留学中の滞在方法の違いにより費用がどの程度違うかを紹介します。語学学校でホームステイ(個室)手配してもらう場合ですが、1週間あたりの費用はAU$280前後、1ヶ月(4週間)でAU$1,120が目安で、日本円で約10万円。この費用には滞在費用に加え、食事の費用や洗濯に必要な費用も含まれます。

さらに費用が安いとされる、フラットでルームシェア生活をする場合の費用は次の通りです。

まず1週間でAU$150、電気・水道費用込みの物件を見つけたとします。都市にもよりますがオーストラリアのシドニーやメルボルンの場合、1室を2~3人でシェアするのが一般的で、家賃の1/3程度が負担が必要な費用の目安。その他、食事は自炊を前提に必要な費用を考えますが、朝食はパン、昼食もサンドイッチなどを持参、夕食は簡単な自炊であれば食費は月AU$250~300程度に節約できそうです。

ここまでの費用では、確かにホームステイよりもルームシェアの方がオーストラリアで安く滞在できそうですが、シドニーやメルボルンの賃貸料金は上昇傾向で、シェアルームの滞在費用が必ずホームステイより節約になるかは微妙なところ

また、私自身の留学経験から言えばホストファミリーは現地ネイティブであり、食事中の会話なども貴重な英会話レッスンになります。オーストラリア人のルームメイトとシェアできれば良いですが、同じ留学生同士ではネイティブと英語を話すという機会を逃がすことにも。

以上の理由で、オーストラリアでの滞在方法はやや高くてもホームステイがおすすめで、いずれルームシェアをするにしても最初はホームステイでオーストラリア現地生活を体験するのがおすすめです。

ちなみに、オーストラリア留学中に語学学校に通えば友だちとの付き合いも。ランチや週末の外食費用も生活費用の一部と考えて、頻度にもよりますが月にAU$300程度(約2万円)は考えておくと良いでしょう。

生活用品一覧、これ何ドル?必要な費用・物価はどれくらい?

最後に生活費用の例として、オーストラリア留学中に現地で必要な生活用品と現地での購入価格を一覧表にまとめました。(オーストラリアの大手スーパー・Colesの2018年時点の価格)

水(600mlx24本) AU$8.40(1本あたりAU$0.35)
炭酸飲料(2L) AU$2.15
食パン(スライス、650g) AU$1.50
牛乳(3L) AU$3.00
卵(1パック12個) AU$3.80
りんご(1個) AU$0.60
牛肉(1パック400g) AU$10.80
ハム(1パック125g) AU$2.19
スライスチーズ(24枚入り) AU$6.45

生活費用は日本よりやや高めの印象ですが、水は1本単位で買わずにスーパーでまとめ買いするなど、節約方法も考えられます。ちなみにオーストラリア・シドニーで必要な外食費用も参考までに紹介します。

●ミートパイ(AU$6~8)
オーストラリア人に人気のミートパイで、特に有名店・Harry’s Café de WheelsのHarry’s Tigerは有名人のファンも多く人気。肉汁たっぷりのミートパイの上にマッシュポテト&グリーンピース、さらにこれでもかとグレービーソースがかかった一品。

●フィッシュ&チップス(AU$10~15)
日本のレストランでも見かける白身魚のフライとフライドポテトのコンビネーション。海に囲まれたオーストラリアはシーフードも美味しく、気軽に買ってお気に入りの場所・ビーチなどで食べるのもおすすめ。

その他、日本人の口に合いやすい美味しい料理が多い点もオーストラリア留学のメリット。留学中に節約すべき費用は節約し、たまには友だちと外食も楽しみましょう。

オーストラリア留学費用のまとめ、目的を決めて準備をしよう

以上、オーストラリアの留学費用を各都市のおすすめ語学学校をもとに、短期2週間や1ヶ月、長期半年以上の場合に分けて紹介しました。短期のオーストラリア留学の場合は都市間の費用差が少ないので、好みに合わせて留学先を決めて良いのですが、もし長期の語学留学の場合はオーストラリアの留学目的を決めるのが重要です。

例えばオーストラリアでの長期語学留学で、IELTSで7.0を取る・TOEFLで目標スコアを達成するなどの目的があれば、それに合う英語の語学学校(ビジネスコースやTOEFL、IELTSなど英語試験対策コースを提供する学校)に絞って準備を進められます。またオーストラリアの語学学校に半年通って英語力を高め、TAFEの希望コースで勉強することを目標にすれば、毎日の英語の勉強のやる気も上がります。

留学中、長期で語学学習の継続は、実は難しいこと。英語に限らず語学はここで終わり、というゴールがないからです。ただし明確な英語を学ぶ目的があれば、必ずオーストラリアの語学留学が充実するはずです!

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短期のオーストラリアで滞在してみたい都市や語学学校があったり、長期オーストラリア留学の目的が定まれば、ぜひ当サイト・留学ランドまでご相談ください!おすすめの語学学校探しやコース選び、費用の見積もり、語学学校への入学手続きの代行・お手伝いなどすべて無料で対応します。

対応するのはオーストラリア留学に精通した留学エージェントのカウンセラー。オーストラリア留学で質問や不安な点があれば、お気軽に留学ランドまでお問い合わせください!

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