海外各国基本情報~留学先のご案内

人気の留学先!海外各国の基本情報や学生ビザ申請方法

世界には様々な国があり、多くの海外留学先があります。国により教育制度の違いや学生ビザ申請方法の違いがあったり、現地の生活習慣も大きく変わります。まずは留学先各国の特徴を理解して、自分の目的や性格、希望に合った国や都市を見つけるため、留学先の国について情報収集しましょう!

アメリカ~主な留学方法と学生ビザ申請

留学先の国として人気No.1のアメリカでは、様々な留学プログラムを受講できます。

語学留学を始め、カレッジから大学へ編入する進学留学や、有名大学でのエクステンションコース、さらに夏季には名門大学のキャンパス・学生寮を利用した中学生・高校生向け短期プログラムも人気です。


広大な国の多くの都市に語学学校が存在しており、大学キャンパスの語学留学コースも。ワーキングホリデー制度はないものの、カレッジや大学での就学後にOPTと呼ばれる就労許可申請が可能だったり、J-1ビザによる有給インターンシップ制度もあるなど、高校生だけでなく社会人の方にも人気の渡航先です。さらに高校留学では「アメリカ交換留学」制度あります。

主な留学方法・種類
語学留学 / 語学プラスα留学 / 大学正規留学 / 高校正規留学 / 専門留学 / 有給インターンシップ / ボランティア留学 / 親子留学 / 永住・ロングステイ / 教師宅ホームステイ / オペア(オーペア、Au Pair)
ビザ申請
週18時間を超えるコースを受講する場合は、短期留学でも学生ビザの申請が必要
例:午前・午後ともレッスンとなるフルタイムコース
週18時間以内のコース受講で、90日以内の留学の場合は、ビザの申請は不要
例:午前または午後いずれかにレッスンを受けるパートタイムコース
※但し、ESTAの登録を渡航日の72時間以上前に行うこと
語学留学で学生ビザを申請した場合、アルバイトは禁止されていますが、カレッジや大学のコース参加であれば、週あたり20時間までの「学内」でのアルバイトが可能です

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カナダ~主な留学方法と学生ビザ申請

世界で最も教育熱心な国と言えるほどのカナダは語学留学でも人気で、様々なコースが充実しています。一般英語コースはもちろん、各種英語試験対策コース(TOEICやTOEFLなど)、さらに短期間で受講できる各種専門コースも豊富で、英語+αの留学を希望される方にもおすすめです。

また、アメリカ同様に2年制のコミュニティカレッジがあり、卒業後に4年制大学への編入も可能。アメリカとの違いは入学時に必要な語学力が高い反面、在学中に有給インターンシップに参加することを単位とするCo-op(コープ)プログラムもあります。

ワーキングホリデー制度があり、制度上6ヶ月まで語学学校に通学可能と長めの通学ができるため、留学とアルバイトを組み合わせて安い費用で長期留学が実現できる可能性もあります。またカレッジ・大学に通った場合、就学期間に合わせて就労許可申請(ワークパーミット)も可能です。

主な留学方法・種類
語学留学 / 語学プラスα留学 / ワーキングホリデー / 専門留学 / 大学正規留学 / 高校正規留学 / インターンシップ / ボランティア留学 /
親子留学 / 永住・ロングステイ / 教師宅ホームステイ
ビザ申請
6ヶ月までの留学の場合、コース時間数などに関係なく学生ビザの申請が必要ありません。パスポートさえ持っていれば留学が可能です。


ワーキングホリデー制度もあり、最長1年間、アルバイトや勉強を並行して行うことができます。カレッジではCo-opプログラムと呼ばれる有給インターンを単位として認めるプログラムもあり、卒業後にはポストグラデュエーションワークパーミッション(就労許可)が得られます。

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イギリス~主な留学方法と学生ビザ申請

イギリスでの語学留学の場合、事前の学生ビザ申請なしでも6ヶ月までは語学学校に通えます。それ以上の語学留学は11ヶ月まで可能で、6ヶ月以上~11ヶ月以下の語学留学を希望する場合は事前ビザ申請(語学力証明なし)が必須です。

Short-Term Study Visaと呼ばれるこのビザはイギリス到着後に延長などはできません。12ヶ月以上の留学に関しては、高校生であれば正規高校留学でなければなりません。高校を卒業した方で、12ヶ月以上の留学を希望する場合には大学進学を目的とするコースへの申込みが必要であること、さらにビザ申請時に規定の英語力証明(UKVI IELTS)が必要です。

イギリスの留学ビザは2010年にビザ制度が改訂され、日本人など海外留学生には厳しい条件になりました。とは言え「留学先は英国」とこだわる方にはおすすめのイギリス留学です。

主な留学方法・種類
語学留学 / 語学プラスα留学 / ワーキングホリデー / 専門留学 / 大学正規留学 / 高校正規留学 / インターンシップ / 教師宅ホームステイ
ビザ申請
英国留学では期間によりビザ申請が必要かどうか、また種類も変わります。
6ヶ月以下であれば、語学力不要、および事前ビザ申請手続きはありません。
6ヶ月以上11ヶ月以下の留学にはShort-Term-Study Visaの事前申請が必要、語学力は不要です。
12ヶ月以上の場合はTier4(Student Visa)申請が必要、CASが取れるコースへの申込みおよび18歳以上の場合には語学力が必要となります。

ワーキングホリデー制度にあたる、ユースモビリティースキーム(YMS)制度がありますが、受付期間が短く、また採用人数が非常に少ないため「抽選」になりますので、出来る限り早めに検討を開始しましょう!

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アイルランド~主な留学方法と学生ビザ申請

アイルランドは留学先として、学費や滞在中の生活費用が割安なこと、また日本人比率が低いこともあり、人気が集まっています。ヨーロッパにあって治安が良いことも特徴で、その風景や街並みも古き良きヨーロッパの面影を残しています。語学留学だけでなく、高校留学や大学進学の留学先でも人気があります。

主な留学方法・種類
語学留学 / ワーキングホリデー / 大学正規留学 / 高校正規留学 / 教師宅ホームステイ
ビザ申請
アイルランド留学に際して、事前の学生ビザ申請は必要ありません。

入国審査の際に必要書類を提示することになりますが、留学の場合は特に問題にないにくく、短期・長期を問わず、あなたの希望の通りの留学計画を立てることができ、出発までの準備期間も短くて済みます。

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オーストラリア~主な留学方法と学生ビザ申請

オーストラリアは気候や治安の良さから、高校生から社会人まで、留学先として大変人気のある国です。

語学留学は短期、長期問わず人気があり、その他、ワーキングホリデーも人気です。ワーキングホリデー中は、4ヶ月まで語学学校に通学できるので語学留学としっかり組み合わせて参加することがおすすめです。英語力・語学力が身についた上で仕事を探す方が希望する職種に巡り会える可能性が高まります。

さらに、TAFEと呼ばれる専門学校や大学への進学のための留学や、私立・公立への高校留学も盛んです。

主な留学方法・種類
語学留学 / 語学プラスα留学 / ワーキングホリデー / 専門留学 / 大学正規留学 /
高校正規留学 / インターンシップ / ボランティア留学 / 親子留学 /
永住・ロングステイ / 教師宅ホームステイ / オペア(オーペア、Au Pair)
ビザ申請
オーストラリアは3ヶ月未満の留学の場合は授業時間数の制限なしに渡航できますが、事前に電子渡航認証(ETASと呼ばれます)手続きを済ませる必要があります。

3ヶ月以上の留学には学生ビザ申請の手続きが必要です。オーストラリアの学生ビザは「申請料金が高額」というデメリットを除けば、インターネット申請が可能でハードルは高くありません。ワーキングホリデービザもインターネットで簡単に申請ができ、発給までの期間も他の国に比べ短いです。

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ニュージーランド~主な留学方法と学生ビザ申請

ニュージーランドは人口約470万人程度の小さな国。最大都市オークランドでも人口約150万人で、一歩離れれば田園風景が広がります。語学留学のほか、高校留学、大学進学留学、ワーキングホリデーで人気があります。

高校留学は非常に人気が高く、私立、公立の中から学校を選んで直接出願します。ポリテクニックやファウンデーションを含む大学進学は高い語学力が必要ですが、附属英語コース費用も他の英語圏に比べリーズナブルです。

主な留学方法・種類
語学留学 / 語学プラスα留学 / ワーキングホリデー / 専門留学 / 大学正規留学 /
高校正規留学 / インターンシップ / ボランティア留学 / 親子留学 /
永住・ロングステイ / 教師宅ホームステイ
ビザ申請
ニュージーランドのビザについては、ほとんど学生ビザとワーキングホリデービザです。学生ビザは3ヶ月を超えて勉強をしたい場合に申請します。

学生ビザを申請する場合は、基本的にフルタイムコース(午前・午後のコース)の受講がおすすめです。ワーキングホリデーについては、特に制限や定員なども厳しくないため、比較的容易に申請できます。

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マルタ共和国~主な留学方法と学生ビザ申請

ヨーロッパ・地中海に浮かぶ小さな島、マルタ共和国。日本でも「英語を学ぶ留学先」として人気上昇中です。その理由が、割安な留学費用に加え、週末には格安航空券を使ってヨーロッパ各都市への小旅行・観光も楽しめる点。また、夏休みには中学生や高校生生対象の短期留学プログラムも盛んで、日本人比率は比較的低い点も人気です。季節により費用が大きく変わるのもマルタ留学の特徴で、留学時期が決まり次第、早めに費用の見積もりを確認するのがおすすめです。

一方、冬場は寒いためあまりおすすめとは言えず、また国土も狭いため長期留学にはやや不向き。マルタ留学は短期~中期(3ヶ月)くらいの期間がおすすめで、3ヶ月(90日)以上の留学では滞在許可申請を渡航後に行う必要があります。

主な留学方法・種類
語学留学 / 教師宅ホームステイ
ビザ申請
マルタの語学留学では日本でのビザ申請が必要なく、必要書類を揃えて渡航後に現地で申請します。特に難しい申請ではないので学校のスタッフの指示に従い手続きしましょう。

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フランス~主な留学方法と学生ビザ申請

フランス留学は多くが語学留学ですが限られた定員ながらワーキングホリデーでの渡航もできます。語学留学は1週間から参加できるプログラムもあり、「フランス好きが高じて単なる観光・旅行では満足できなくなった方」や「料理、製菓、ワインなどの勉強目的」で渡航する方もいるのが特徴。

長期留学の場合は週20時間までのアルバイトも認められ、収入を得ながらフランス現地で生活することも可能。まずは現地でフランス語の習得を目指しましょう!

主な留学方法・種類
語学留学 / ワーキングホリデー / 教師宅ホームステイ
ビザ申請
フランスに限らず、ヨーロッパのシェンゲン国(シェンゲン協定に加盟している主にEU圏の国々)のビザ申請はルールがほぼ統一されています。

まず3ヶ月以内の留学の場合、ビザ申請は必要ありません。3ヶ月以上6ヶ月以内の留学の場合は、短期学生ビザの申請を行います。短期学生ビザは6ヶ月を超えて延長することはできません。6ヶ月を超えて留学をしたい方は、長期学生ビザの申請が必要です。フランスの学生ビザは、東京のフランス大使館に直接出向いて申請する必要があるため多少手間と労力がかかります。

ワーキングホリデー制度もありますが、定員は非常に少なく、希望者は多いので狭き門となっています。

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イタリア~主な留学方法と学生ビザ申請

イタリア留学もフランス同様、「イタリアが好きで単なる旅行では満足できなくなった方」や「料理、製菓、ワインなどの勉強目的」で渡航する方などがいるのが特徴。

またイタリアならではの皮革製品(靴やかばん)の製作やオペラなどの音楽鑑賞・習得を目的に留学する方もいます。イタリアにはワーキングホリデー制度はありません。

主な留学方法・種類
語学留学 / 語学プラスα留学 / 専門留学 / ワーキングホリデー / 教師宅ホームステイ
ビザ申請
フランス同様、イタリアもシェンゲン国となっており、3ヶ月以内の留学の場合はビザ申請の必要がありません。

3ヶ月を超えての留学の場合は学生ビザ申請が必要ですが、イタリアの学生ビザは東京のイタリア大使館又は大阪のイタリア領事館で直接申請する必要があります。申請の必要書類は東京と大阪で若干異なるので、ご注意下さい。

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スペイン~主な留学方法と学生ビザ申請

スペイン留学はスペイン語習得が目的の語学留学が一般的で、スペイン各都市に語学学校があり、多くの留学生が学んでいます。主な都市はマドリードやバルセロナですが、セビーリャ、マラガなど地方都市も人気です。

スペインでは、サルサやフラメンコなどスペイン文化を学ぶ目的で留学をする人も多く、期間は1週間から長期まで様々です。

主な留学方法・種類
語学留学 / 語学プラスα留学 / 教師宅ホームステイ
ビザ申請
スペインの学生ビザは他のシェンゲン国と同様、3ヶ月~6ヶ月までの短期学生ビザと6ヶ月以上の長期学生ビザの2種類。それぞれ申請に必要な書類が異なる点に注意しましょう。

短期学生ビザを取得した場合、6ヶ月を超えて延長できない点にも注意が必要です。なお、スペインの学生ビザは非常に時間がかかります。最低でも留学開始の3ヶ月前には申請しましょう。

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ドイツ~主な留学方法と学生ビザ申請

ドイツへの留学目的は「語学習得」がほとんどでしたが、最近では大学留学にも注目が集まっています。短期は1週間から長期は1年やそれ以上と留学の方法も多岐にわたります。

フランスやイタリアのようにドイツ語プラス何かを学ぶというコースはそれほど盛んではありません。ドイツにはワーキングホリデー制度があり、1年を通じていつでもビザ申請ができるため気軽に申請をすることができます。
発給までの期間も短く、留学を決めて出発まであまり時間を要しません。

主な留学方法・種類
語学留学 / ワーキングホリデー / 教師宅ホームステイ
ビザ申請
ドイツ留学に際しては、学生ビザなどの申請は必要ありません。3ヶ月を超える留学の場合も現地で申請を行います。ワーキングホリデーに関しては申請書を作成して、自身でドイツ大使館に提出する必要があります。発給までの期間は短いですが足を運ぶ手間があるため地方にお住まいの場合は早めの手続き開始がおすすめです。

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南アフリカ共和国~主な留学方法と学生ビザ申請

2010年ワールドカップで連日目にすることになった南アフリカ共和国は、英語圏語学留学の穴場的な存在といえるでしょう。マルタ同様、日本人が少なく、主にヨーロピアンの環境で学ぶことができます。

ただ、報道にもあるように南アフリカは治安に不安がありますので、初めての海外などではしっかりとこの点を頭に入れた準備が必要でしょう。

主な留学方法・種類
語学留学 / 教師宅ホームステイ
ビザ申請
南アフリカに留学する場合、3ヶ月未満の留学であればコースによらずビザ申請は不要です。3ヶ月を超える留学の場合は、日本で出発前にビザ申請が必要。入学許可書や資金証明などを提出し、申請します。

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