英語を学ぶ語学留学

語学留学~英語を学べるおすすめの国や学校を徹底解説!

海外から日本への観光客は年々増加し、どこでも外国人観光客を見るようになりました。国際化社会が進み英語は必須、語学力アップのために海外へ留学したい、と考える人も増えています。

このページでは元留学エージェントが、英語の語学留学を検討する上でのビザなどの基礎知識、おすすめの国、都市、学校の選び方を紹介します。各国の語学学校や大学などの違いや、留学費用を抑えて英語を学べるおすすめの国もご案内します。

あなたにあった英語の語学留学方法や国をこのページで見つけてください!

目次

英語の語学留学とは?~海外で勉強するための具体的な方法

語学留学ってどんな留学?

英語の語学留学とは具体的に海外で何をすることでしょうか?

「英語を公用語や共通語として使う国で、語学学校など教育機関で英語の語学力を身につける勉強をする」ことでしょうか。

英語を学ぶ教育機関の中心は私立の語学学校です。

多くの国には様々な種類の語学学校や英語の語学コースがあります。一般語学コースにビジネスコース、TOEICやTOEFL、IELTSなど英語の試験対策コース、大学進学を目指すアカデミックコースも人気です。一般語学コース以外への参加には、中級程度の英語力が必要な場合がほとんどです。

語学学校の中には、現地のカレッジや大学に校舎を置く「オンキャンパス」タイプの学校もあり、英語の授業時間以外も図書館やスポーツジムなど大学施設を利用できるのでおすすめ。

その他、語学学校では夏休みなど長期休暇に英語のレッスンとアクティビティを組み合わせた短期ジュニアプログラムも実施。世界中から集まった中学生や高校生と英語を学び、スポーツや観光、都市散策などを楽しみながら英語を通して多国籍な友達を作れます。

ジュニアプログラムには、夏休み期間に語学学校が名門大学キャンパスとその大学寮等施設を利用して行う英語学習プログラムもあります。有名な名門大学キャンパスで英語を学びつつ、大学の各施設を利用したアクティビティを楽しめるおすすめのコースです。

パートタイムとフルタイム、語学レッスンの時間の違い

語学学校で提供される英語の語学レッスンには午前か午後だけのパートタイムコースと、午前・午後ともに語学レッスンを受けることのできるフルタイムコースがあります。短期の語学留学なら、パートタイムで午前は英語の語学レッスン、午後はクラスメイトと都市散策などを楽しめておすすめです。

長期の英語語学留学、その先に大学への進学を考えている場合はフルタイムコースをおすすめします。また、フルタイムコースでなければ学生ビザの申請ができない国もあります。

語学学校とカレッジや大学の英語コース、どちらを選ぶ?

カレッジや大学の英語コース

私立の語学学校以外で英語の語学留学が出来る場所に、カレッジや大学の付属英語コースがあります。

海外には日本の短期大学と専門学校を足して2で割ったような高等教育機関があります。国により名称は異なり、アメリカとカナダはコミュニティカレッジ(コミカレ)、オーストラリアはTAFE(テイフ)。ニュージーランドではポリテクニック(ポリテク)と呼ばれます。英語だけでなく、基礎教養や、ビジネス、旅行業、ホテル業といった職業訓練の基礎を学べます。

コースに参加するには、学校が規定する英語力(TOEFLやIELTS)のスコアが必要です。

日本人を含む留学生には英語の大きな壁があるため、各学校とも留学生のための英語コースがあります。大学でも入学基準の成績、学力は満たしていても英語の語学力が足りない留学生のための集中語学コースに参加できます。

私立の語学学校の一般語学コースとカレッジや大学での英語の語学コースは、目標が異なるためレッスン内容や環境が異なります。

私立の語学学校とカレッジ・大学の英語コース比較一覧表

語学学校と付属英語コースの違い

学校の種類一般的な私立の語学学校カレッジ・大学の英語コース
レッスン内容英語の会話力が中心アカデミックな英語の読み書き中心
1クラスの人数15名前後の少人数20~30名前後
学校にいる学生留学生留学生と現地学生
コース開始日基本毎週月曜日学校指定の学期またはコース開始日

私立の語学学校は、主に英語の基礎力・会話力アップが目的で15名前後の1クラスに1人の講師がつき、質問・回答が中心の授業。
カレッジや大学は、講師がホワイトボードを使って説明し、学生はノートを取る形式がほとんど。英語での文法、語彙、読解力を高め、大学やカレッジコースでの勉強に参加できるようアカデミックレベルの英語を身に着けます。(会話が主体で質疑応答で進むレッスンもあり)。

一番の違いは学校にいる学生の種類。世界各国から留学生が集まり英語を学ぶ語学学校に対し、カレッジや大学の英語コースではキャンパス内で現地学生に出会えます。

コース開始日は、私立の語学学校は基本毎週月曜日に入学可能でいつでも留学を開始できるのに対し、カレッジ・大学の英語コースは学期単位、または指定のコース開始日のみ。プログラムの開催期間を確認するなど事前準備が必要です。

大学生に大人気、有名大学エクステンションの各種プログラム

大学エクステンションとは

各大学は英語の語学コース以外に、留学生や大学のある地域に暮らす現地の人たちのために語学コースやビジネスコースなどのエクステンションプログラムを提供しています。有名大学に入りやすいため、日本の大学生に人気があります。

カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)、ワシントン大学(UW)、トロント大学(University of Toronto)など日本でも有名な大学のエクステンションプログラムが留学生を受け入れています。各国とも名門大学キャンパス内で学べ、施設の利用も可能。単位履修コースもあることから、大学生だけでなく社会人にも人気があります。英語の語学留学費用としては高いというデメリットがありますが、その価値は十分ある語学留学です。

私立の語学学校、カレッジ、大学、エクステンションプログラムと、英語の語学留学を提供している学校の種類の次は国や都市、地域について紹介します。英語が勉強できる国は特徴が異なりますので国ごとの学生ビザのルールや各都市の情報をチェックしましょう。

日本人の英語語学留学先で最も人気の国・アメリカ

アメリカで英語を学ぶなら

日本人が中学や高校、小学校で勉強する英語は、アメリカ英語です。だから、というわけではありませんが、日本人が英語を学ぶために選ぶ語学留学の国、第1位はアメリカ合衆国です。(JASSO「協定等に基づく日本人学生留学状況調査」)
アメリカ合衆国は英語の語学留学以外に、高校生、大学生の交換留学、コミュニティカレッジ(コミカレ)や大学への進学留学でも人気があります。

アメリカの学生ビザ(F-1ビザ)について注意があります。
アメリカという国で英語の語学留学を希望し、90日間以上、または週18時間以上のレッスンを受講する場合は、渡航前にアメリカ・学生ビザの申請手続きが必要です。

アメリカ英語留学の準備前に知っておくべき学生ビザのルール

パートタイムとフルタイム

私立の語学学校で午前午後ともにフルタイムで英語レッスンを受講するコースは週18時間以上のレッスンに該当します。例えば社会人が1週間の休暇を使いニューヨークで英語の語学留学を希望、短期なので午前午後とも英語レッスンを受けようとすると、1週間の短期でも、学生ビザの申請・取得が必要です。

アメリカ合衆国の学生ビザの審査は年々、厳しくなってきています。学生ビザの面接(アメリカ大使館、または領事館で実施)に参加しても、過去の複数回の渡米歴や、ビザが不要な90日間ギリギリまで滞在していた経験があると、学生ビザがなかなか発給されません。

アメリカ合衆国でビザなし長期滞在経験があるが学生ビザが必要な英語語学コースを選ぶなら、経験ある留学カウンセラーのアドバイスを受けることをおすすめします。留学ランドでは、どのような学校・コースが良いか、何を準備すべきかのお手伝いをいたします。

ビザの話に続きアメリカ合衆国のおすすめポイントを見ていきます。

ロサンゼルスやニューヨーク、ハワイと魅力いっぱい都市選び

広大な国アメリカは、留学生に人気がある都市もたくさん。アメリカ3大都市のロサンゼルス、サンフランシスコ、ニューヨーク以外にも英語の語学留学で英語を学べる場所はあります。独特な特徴を持つアメリカの各都市を簡単に紹介します。

日本に近い西海岸の都市ロサンゼルスは、本場のディズニーランドやユニバーサルスタジオ、ハリウッドにビバリーヒルズ、サンタモニカなど観光と英語の語学留学どちらも楽しみたい人におすすめの場所。同じ西海岸のサンフランシスコはゴールデンゲートブリッジが有名。自然と都市部の融合、「坂道を走るトラム(路面電車)」のイメージが強い街です。IT業界のメッカ、シリコンバレーまで鉄道を利用していけます。

東海岸のニューヨークは、マンハッタン、自由の女神、グラウンド・ゼロ、タイムズスクエアにグランドセントラル、セントラルパークと映画やアメリカのドラマで見たことのあるものばかり。アメリカという国の経済、ファッションの発信地です。英語以上のことを学びたい人におすすめ。

アメリカ留学で忘れていけない大人気の留学先がハワイ。ハワイは旅行だけでなく英語の語学留学、アメリカの大学進学のために選ばれ、カピオラニコミュニティカレッジなどハワイの大学は高い人気です。

観光地としても日本人に人気のアメリカ合衆国の各都市は、英語の語学留学先としてすぐに思いつきますが留学費用が高くなりがち。留学先の国にアメリカを選びたいが、語学留学必要を費用を抑えたい方はオレゴン州(ロサンゼルスのあるカリフォルニア州の北)や、ニュージャージー州(ニューヨーク州の西)がおすすめ。消費税が不要(ニュージャージー州は食料品、衣類に限定)なので、生活費を抑えられます。

田舎は留学費用を抑えられる

オレゴン州は、ポートランドのような都市部でなく、田舎を選べば静かな環境下で英語の勉強に集中でき、週末は買い物に出かける楽しみが生まれます。

ニュージャージー州は、ニューヨークに近いため平日の英語レッスン後にマンハッタンに出かけられます。

特にアメリカ合衆国で長期間の英語留学をお考えの方におすすめです。

英語の語学留学先としてのアメリカ合衆国については、下記ページで詳しく紹介しています。ビザの取得方法や留学の費用、留学生におすすめのアメリカの各都市などは下記のページで御覧ください。

コミュニティカレッジからの編入制度、アメリカ進学留学とは

コミュニティアレッジに行こう

アメリカ合衆国のコミュニティカレッジ、コミカレは、日本の専門学校と短期大学を足して2で割ったような2年制の学校です。大学で学ぶ基礎教養、各種職業に関する基礎知識の他、大学で学ぶのに必要なレベルの英語を勉強できる英語コースがあります。

コミカレからは4年制大学への3年次編入が出来ます。日本の高校卒業までにTOEFLやIELTSなど英語試験でスコアを取得し英語の語学力の証明ができれば、2年+2年、4年間でアメリカの大学で学士号取得が可能。費用面など利点が多い編入制度はのちほど詳しく紹介します。

アメリカ進学留学参加前にこれだけは知っておこう

進学留学、知っておくべきこと

利点の多いコミカレから大学への編入システム。コミカレ留学を英語力がなくてもアメリカの大学に行けるとすすめる留学エージェントがいますが、注意が必要です。

10年以上の留学エージェント経験中、「英語は聞けるが話せない」「英語で文章を書くのは苦手だけど、読むのは得意」という話を何度か耳にしました。多くは語彙力不足が原因。英語が好きだから留学すれば英語はできるようになると思っている方が多いですが、それでは留学はうまくいきません。

コミカレ留学も同様に、英語が好きや得意というだけでは本当に必要な語学力が不足する可能性大。アメリカに大学進学目的で入国してもコミカレの英語コースからなかなか抜け出せません。英語コースを繰り返すだけ留学費用はかさみ(年間300万円以上)、途中で帰国する学生も少なくありません。コミカレの英語コースは補助とし、アメリカ渡航前に英語の基礎力はつけておきたいです。

最初から大学入学を選ばない理由、費用比較で分かること

なぜ、最初から大学留学をしないのでしょうか。高い英語力が必要などの理由もありますが、一番の理由は学費です。


アメリカ合衆国で4年制大学にかかる費用は、有名なUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)が1年で約700万円、4年で3,000万円程度必要です。(700万円x4年=2,800円に一時帰国や旅行などの費用を加味)日本ならマンションや家が購入できます。

コミカレから進学留学をする大きな理由は大学より安い費用と、成績の問題です。コミカレは大学より学費が安く、年間約300万円程度に抑えられます。コミカレからの3年次編入は留学生だけでなく、現地アメリカ人も大学費用が高いという問題から利用します。

成績面でも大学はコミカレに比べ入学基準が高く、高校を優秀な成績で卒業する必要があります。さらに学校長の推薦状をもらい、志望動機を英語で書いた上英語での学科テスト(SAT/ACT)で良い成績が必要です。当然高い英語力が必要となります。

高校が普通の成績でもコミカレで優秀な成績をとれば名門大学に3年次編入でき、高校から直接大学に行くよりもよい大学に行ける可能性があります。日本の大学入試のように一度の試験結果だけで審査しない、アメリカ合衆国ならではのシステムです。

留学生でも働くことができる?アメリカ留学中の就労について

英語の語学留学、進学留学ともに人気のアメリカの難点が、アルバイトや就職などの就労に関する問題です。学生ビザでアメリカ合衆国へ入国した場合、英語の語学留学生はアルバイトは一切禁止です。コミカレ以上の学位取得目的の留学は、学校内のアルバイト(留学生センターの受付補助や、カフェテリアなど)に限り週20時間までアルバイトが許可されます。

語学留学でアルバイトは厳禁

学生ビザを取得し英語の語学留学のためアメリカ合衆国に滞在中、就労許可のないアルバイトが見つかると強制的に帰国させられ、二度とアメリカに入国はできません。さらに他国への学生ビザや商用(ビジネス)ビザの申請も、アメリカでの不法就労という履歴のため却下されます。

同じ学生ビザでも、アメリカのコミカレや大学で9ヶ月以上学位プログラムに参加し無事プログラムを修了後OPT(Optional Practical Training)と呼ばれる就労許可をもらえます。就労許可がもらえるようになるまでバイトしなくても良いよう、留学前に費用を準備するのが大切です。

1年間自分が学んだ分野の仕事ができ、アメリカでのキャリアを積めるのは大きなメリットですが、OPT終了後アメリカ国内での就職は容易ではありません。英語の語学留学のため渡米し、語学力を上達させカレッジ・大学へ進学・卒業できても、アメリカ国内で就労ビザを取得し仕事を見つけることは難しいです。

アメリカで働きたい人は日本へ帰国し外資系の会社などでキャリアをつけてから、アメリカ国内の会社へ転職するのがおすすめ。厳しいアメリカの大学を卒業し、国際化の進む日本社会でがんばった方ならその夢は叶います。

カナダは中学生、高校生の夏休み短期英語留学でもおすすめ

カナダで英語を学ぼう

語学留学先として人気のカナダには、世界の住みやすい街ランキング(Economist, World Most Liveable Cities)第3位のバンクーバー、第4位にカナダ最大の都市トロント、第5位に自然豊かなカルガリーがあります。カナダは英語の語学留学だけでなく、高校進学のための留学先として人気が高いおすすめの国。夏休みには多くの中学生や高校生が、カナダでのジュニアプログラムに参加。それを機にカナダのカレッジや大学への進学する人もいます。

英語を学ぶための語学留学先として、カナダがおすすめの理由と各都市の魅力を見ていきます。

留学生にとって環境が整ったカナダでおすすめの都市は

カナダ留学で一番人気、問い合わせの多い都市はバンクーバーです。バンクーバーには語学学校が多くあり、規模も他国の語学学校に比べ大きく、収容留学生数が1,000人を超える語学学校もあります。コミュニティカレッジやカナダの名門、ブリティッシュコロンビア大学(UBC)もあり、希望する語学コースが見つかるはず。

バンクーバーの次は、カナダで最も大きな商業都市、トロント。語学学校もバンクーバーと同様にたくさんあり、マンモス校で国際色豊かな留学生達と一緒に英語を学べます。バンクーバーとの違いは冬が寒いこと(バンクーバーは通年温暖で雨が多い都市)。都市部が好きでも寒いのが苦手ならご注意を。

カナダ国内で、2番目に大きな都市はケベック州、モントリオール。モントリオールは、街の中で英語とフランス語が共存する都市。看板は全てフランス語表記ですが、英語のための語学留学をするのにおすすめの都市でもあります。バンクーバー、トロントに比べ生活費が安く留学費用を抑える事ができ、街並みも欧州風でとてもお洒落。トロント同様冬の寒さが厳しいですが、映画祭や音楽祭といったイベントも多い、おすすめの語学留学先です。

アルバータ州カルガリーは高層ビルのある都市部と、大自然の両方を楽しめ、バンクーバーやトロントに比べ日本人も少なめ。モントリオールと同じく生活費が抑えられるカナダ国内でおすすめの留学先です。

バンクーバーから海をはさんだ場所にあるビクトリアは英国風の美しい街並みが魅力です。日本で昔から人気があり、高校留学の準備用語学コースが実施されていることもあり、カナダ国内でも日本人が比較的多い都市です。

カナダは魅力的でおすすめの都市が多く、どこに行くべきか迷います。気候や街の特徴が異なるので、どんな環境で英語を学びたいかや留学費用を考えて選ぶのがおすすめです。

約半年(6ヶ月)まで学生ビザなしで英語の語学留学が可能

カナダの英語語学留学は、6ヶ月までなら、パートタイム(午前または午後の半日の英語レッスン)もフルタイム(午前、午後とも英語レッスン)も学生ビザの申請が必要ありません

6ヶ月以上カナダで語学留学を希望する場合は学生ビザが必要ですがアメリカと違い学生ビザのための面接はなく、オンラインで手続きが可能。語学学校の費用を払い学生ビザを申請に必要な書類を発行してもらったら、その他の書類とオンラインにアップロード。

以前はオンラインでの申請後、カナダ入国管理局の返事を待つだけでしたが、2019年1月からバイオメトリクス認証のため、東京のカナダ・ビザセンターに申請者本人が行くことになりました。手続き期間を考えると、カナダ留学で学生ビザ申請が必要な場合は、3ヶ月前には留学先に申込み手続きを開始することをおすすめします。

全手続きが完了すると就学許可書が発行されます。これをパスポートに挟みカナダ入国時に提示します。この就学許可書はビザではないので注意してください。カナダ入国時に入国管理官が書類を見て判断し、ビザが発給されます。

本当に安い?カナダとその他英語圏の留学費用の比較

カナダは他の英語圏の国と比較し留学費用が安いといいますが、本当でしょうか

実際に語学留学に必用な費用を比較すると、カナダは他の英語圏に比べて留学費用が安いです。学校やコースにより差はありますが、同じ北米のアメリカと比較し、半年など長期の英語語学留学費用はカナダがぐっと安くなります。留学ランドでアメリカとカナダの希望都市の見積りを依頼されれば、留学費用の差に驚かれるでしょう。

6ヶ月までなら学生ビザが不要で留学費用が安く、「住みやすい街」にも選ばれた都市がいくつもある国カナダ。元留学エージェントの私もおすすめする英語を学ぶ語学留学先の国として人気が高いです。

有給インターン、Co-opや学位取得後の就労許可も

カナダでの就労、Co-opについて

英語習得のため語学学校に留学する場合、アメリカやカナダ、イギリスではアルバイト厳禁です。アメリカのコミカレ・大学は学位取得目的なら学内アルバイトが可能ですが、カナダのコミカレや大学では有給で働くことを単位とするコース、Co-op(コープ)というプログラムがあります。

カナダは英語の語学留学後、コミカレや大学に進学、Co-opコースを取ればフルタイムで働いてお金を稼げ単位が取れます。さらに学位を取り卒業できたら、最長3年間の就労許可がもらえます。就労の点でもおすすめなのがカナダという国です。

キャリアをつければ、就職、カナダへの永住権申請も可能になります。将来、海外で生活したいという夢のスタート地点になりうる国、カナダはおすすめです。

歴史と伝統の国、イギリス留学に関する基本情報

イギリスで英語を学ぶ

英国は世界で名を知られた2つの大学都市オックスフォード、ケンブリッジ(これらをオックスブリッジと呼びます)を要する国です。英語の語学留学先として人気の高い都市ロンドンを含め、魅力的でおすすめの都市がたくさんあります。ヨーロッパ各国へのアクセスもよく、ロンドンからは鉄道、ユーロスターでフランスに入国可能。

イギリス英語は日本人が学校で学ぶアメリカ英語とは異なる英国英語(Received Pronounciation、クィーンズイングリッシュ)といい、日本人にはアメリカ英語より聞き取りやすいと言われます。英語を本場英国で学びたいという方は他国に目移りせず、英国で語学留学すると固く決めている場合が多いです。

ロンドンやオックスフォード、ケンブリッジ、人気の都市情報

人気都市から留学先を選ぶ

イギリスで英語を学ぶための語学留学で最初に挙がる都市はロンドン、オックスフォード、ケンブリッジです。

ロンドンは英国のみならず、世界経済の中心地、ファッション・文化の情報発信地。欧州各国、その他の国々からも国際色豊かな留学生が英語を学びにこの街に集まります。ビッグベンや大英博物館など見どころも満載ですが、世界を代表する都市だけあり滞在費用が割高です。

オックスフォードはロンドンから北西へ、鉄道で約1時間。英語圏で最も古い大学のある英国を代表する大学都市です。オックスフォード大学は正確には大学群、38ものカレッジが集まっています。この街にも英語を学ぶための語学学校があります。

ケンブリッジはオックスフォードと対をなす英国の大学都市、ロンドンからは北へ鉄道で約1時間。歴史ある古い大学都市ながら、現在では英国のハイテク産業の中心地です。オックスフォード同様、英語の語学留学先として人気の都市です。

ロンドンから南へ約1時間、ブライトンは英国のビーチリゾート。大学もあり、英語を学ぶため多くの留学生が勉強している街です。ロンドンへのアクセスも良い英国内の語学留学先におすすめの都市です。

ボーンマスはロンドンから2時間ほどの南西にある英国を代表する保養地、リゾート地です。日本人留学生の比率が低く、滞在費がロンドンより安いことから、こちらも英国内でおすすめの英語語学留学先です。

語学と大学進学の学生ビザは別、切り替え手続きするなら一旦帰国

イギリス留学は、留学期間の長さや種類によりビザが異なります。

イギリスで英語の語学留学した人には、現地イギリスの大学進学を希望されるかもしれません。しかし、語学留学を目的にShort Term Study Visa(短期留学ビザ)でイギリスに入国した場合、延長ができないため一旦日本に帰国しなければなりません。大学からの入学許可書類を受け取った後、大学進学のための学生ビザTier4を日本で再申請します。

英語を学ぶための語学留学は、6ヶ月以内であれば日本での事前申請が不要 なShort Term Stuby Visaを英国入国時に入国管理官が発給します。6ヶ月以上11ヶ月以下の語学留学は同じShort Term Study Visaでも日本で事前にビザを申請しなければ入国できません。

要注意!

Short Term Study Visaは一切、延長ができません!ご注意を!!

大学進学、または大学進学を前提とした英語研修留学の場合はTier 4と呼ばれる学生ビザの申請が必要です。大学進学を前提とした英語研修留学はファウンデーションコースと呼び、日本人には必須です。

日本人が英国での大学進学をする場合、日本と英国の教育システムの違いから不足している基礎教養を学ぶ必要があります。英国では中学校にあたる部分の勉強課程をGCSE、高校から大学に進むための課程をA-Levelといい、このA-Levelを修了していなければ大学進学はできません。A-Levelには大学で専攻する科目の基礎共用部分が含まれ、日本の高校教育課程修了では不足するためファウンデーション参加が必須となります。

ファウンデーションコースに参加するには英語力が必要です。英語力の証明として日本のブリティッシュカウンシル(東京または大阪)にてUKVI IELTSを受験し、求められるスコアを提出しなければ、Tier 4ビザ出願に必要なCASと呼ばれる書類を発行してもらえません。

大学生が休学して英国へ英語の語学留学や大学進学を希望する場合、英語力が必要ですが、Study Abroadというプログラムが利用できます、詳しくは留学ランドへお問い合わせください。

イギリス留学と就労、現地で働くことはできる?

イギリスの就労事情

残念ながらイギリス語学留学では、アメリカと同じくアルバイトは禁止。大学に進み学位を取得した後就職先が見つかれば就労ビザ申請が可能ですが、こちらもアメリカ同様、非常に厳しいのが現実です。

英国での就労にはワーキングホリデービザ、YMS、Youth Mobility Schemeという制度があります。YMSは非常に人気が高く、抽選制度のうえ定員数は非公開です。
申請期間は1月および7月の月半ば、3日間だけ。YMSを希望するなら常にイギリス大使館サイトでチェックすることをおすすめします。

英語の語学留学、大学進学留学も制限が多く、費用も決して安くない英国留学ですが、伝統や歴史、ファッション、音楽、サッカーなどイギリスが好きで譲れない方が、イギリス留学を強く希望されています。

日本と気候が逆、安心のオーストラリア留学の特徴

みんな大好きオーストラリア

中学や高校生時代に英語の短期留学経験された方は、オーストラリアで楽しい思い出を作ったという方も多いようです。

治安の良さ、オージー(オーストラリア人のことです)の朗らかさ、広がる大自然。マリンスポーツやアウトドアが好きな人に、魅力的な国オーストラリア。日本との時差が少ないことから、語学留学中でも違う国にいるとは思えないほど連絡しやすく、日本在住の留学エージェントに現地で困ったことを相談しやすいのがオーストラリア。英語のアクセントのクセと独特な表現のある国ですが、英語コースで学ぶ英語は訛りの心配はしなくて大丈夫。

以下、英語圏の中で治安の面からも安心感が高く、英語を学ぶ語学留学先としておすすめの国オーストラリアを紹介します。

海外で暮らしてみたい都市ランキング上位の多い国

どこを選ぶ?各都市に関して

ブリスベンやゴールドコースト、ケアンズは1年を通じて暖かく過ごしやすいため、多くの日本人留学生が英語の語学留学に訪れています。この2都市は語学留学以外にオーストラリアのワーキングホリデービザで入国する際の最初の都市にもよく選ばれます。日本人が多いためにコミュニティが出来ており、住む場所や仕事を見つけやすいということから人気があります。

オーストラリアに限らす日本人比率が高い国や都市へ留学する場合、他の日本人との交流は避けられません。英語を伸ばすため日本語禁止、一切付き合わないと突き放さず、上手に交流することが大切です。困ったとき英語でなく母国語で相談できる誰かがいることは留学中の心の支えになります。

シドニーはオペラハウスで有名なオーストラリア国内で最大の都市。世界屈指のサーフィンの名所ボンダイ・ビーチや、美しいブルーマウンテンズへも出かけられます。シドニーは都市部で英語を学び週末は自然も楽しめるおすすめの都市です。

イギリスの雑誌エコノミストが選ぶ、世界で住みやすい都市ランキング1位に選ばれたメルボルン。トラム(路面電車)が走るこの街はおしゃれなカフェ(コーヒー好きが多い)や美しいビーチが近く、楽しく英語を身につけられる語学留学におすすめの都市。シドニーとの共通点は、オーストラリア国内でも地価が上昇している人気の都市なので、生活費が心配なことです。

パースはオーストラリア西岸、近年高層ビル建築ラッシュが続いているこの国第4の都市。夏暑く、冬涼しい快適な気候、美しいビーチと、オーストラリア国内でも英語を学ぶ語学留学先の都市として人気があります。

日本と違う教育システム、進学留学について

語学留学でもアルバイト可能

オーストラリアは英語の語学留学だけでなく、大学進学でも人気が出ている国です。

日本人がオーストラリアで大学進学するには、教育システムの違いからファウンデーションという進学準備コースに参加しなければなりません。イギリスと違い日本の高校の成績が良く、大学が求める英語力(IELTS6.0から6.5以上)が証明できれば、直接入学も可能です。

日本の大学生より1年早い、3年で大学卒業資格、学士号取得ができます。大学が求める語学力レベルの英語力が不足している場合、大学付属の英語コースで語学力を磨き規定レベルをクリアするか、IELTSスコア取得後に大学コースをスタートできます。

オーストラリアで英語を勉強する場合、3ヶ月以下はビザ不要ですが、事前に電子入国許可申請、ETASの手続きが必要です。オーストラリア行き航空券を購入すると旅行会社から有料で代理申請をするか聞かれますが、クレジットカードがあれば簡単に自分でオンラインで手続できます。オーストラリアに出国する1週間前には、手続きを済ませておきましょう。

3ヶ月以上の英語語学留学を希望する場合、学生ビザ申請が必要です。オーストラリアの学生ビザはオンラインでの手続き。必要書類を揃えてアップロードしたら、申請後は学生ビザ発給の知らせを待つだけです。

英語語学留学でもアルバイト可能、オーストラリアの学生ビザ

オーストラリアで英語を学ぶために3ヶ月以上の学生ビザを取得して入国すると、週20時間のアルバイトが許可されます。留学費用を抑えるという意味でも嬉しい現地オーストラリアでのアルバイト。ただし、英語の勉強が目的のため学生ビザを申請して入国したので、語学学校の英語コースは80%以上の出席率を維持する必要があります。

アルバイトで疲れたからと学校の英語コースを欠席していると、学生ビザが取り消され滞在許可がなくなり、強制帰国ということも。英語を学ぶことを優先し、時間と体力に余裕があればアルバイトをするようにしましょう。

英語力がなければ希望するアルバイトは出来ません。日本出国前に基本の英語力を身につけておけば可能性も広がります。オーストラリア留学前も入国後も第一の目的英語をしっかり勉強することが大切です。

ニュージーランド留学で自然体験、留学費用も安い

人より羊が多い国ニュージーランドは豊かな自然を楽しむことができる英語留学先です。この国のおすすめポイントは、治安の良さやキウィ(ニュージーランド人のことです)の優しさだけではありません。留学費用がリーズナブルで、語学学校の費用は同じオセアニアのオーストラリアと大きく違いませんが、留学期間中の生活費が安いのが大きな魅力です。

ニュージーランドにはどんな都市があるのでしょうか

ニュージーランドの自然の中で学ぶ

ニュージーランドは商業都市オークランドのある北島と、花の都と呼ばれたクライストチャーチのある南島に分かれている国です。

北島の中心地オークランドは、英語の語学学校がいくつも集まっており、一般英語をはじめバラエティ豊富なコースを提供しています。北島にはさらに、リゾート地であるタウランガや、ニュージーランド国の首都ウェリントンがあります。

南島のクライストチャーチには大学オンキャンパスの語学学校やポリテクニック(ポリテク)での英語研修も可能です。南に進んだワカティプ湖畔の街、クィーンズタウンは自然と田舎が好きでアットホームな雰囲気の中、英語を勉強したいという方におすすめです。

ポリテクニックや大学で専門的な勉強も可能

語学留学、その後は…

ニュージーランドで英語の語学留学後、高い英語力が身についたらポリテクの進学を検討してみても良いです。日本の高校を卒業していれば、英語力次第でビジネス、旅行業等様々な職業に関する勉強ができます。

ニュージーランドはポリテクから大学、大学院で実施されているコースをレベル分けしています。日本でいう準学士(短大卒、レベル5または6)、学士号(大学卒、レベル7)、大学院での修士・博士号(レベル8から10)まで、レベルが高いほど給与の良い職業が選べます。 学位取得後はニュージーランドの就労許可が出るので、英語を身に着け就労経験と雇用が確定すれば永住権申請も夢でない国です。

学生ビザで、語学学校で留学中もアルバイトOK

ニュージーランドの語学留学でも、週20時間までの就労許可(アルバイト可能)が出ます。ニュージーランドはカナダと並び留学費用が抑えられる国、加えてバイトで生活費が得られます。英語の勉強と並行しながら就労経験を身につけられるよう、英語力を磨きましょう。

ニュージーランドは3ヶ月までの語学留学なら学生ビザ不要、3ヶ月以上の場合オンラインでの学生ビザ申請が必須です。この国での語学留学の期間が6ヶ月以上になる場合には、日本国内の指定病院で健康診断を受ける必要があります。

ヨーロッパ・マルタでの英語留学はジュニアからシニアまで人気

ヨーロッパのリゾート地

ヨーロッパ、地中海に浮かぶ小さな島国、マルタ共和国。欧州人のリゾート地である小さな島国が英語の語学留学でも人気が高いことは、日本でもよく知られるようになりました。英語の語学学校の数が多いのに、日本人含むアジア人留学生が少ないこともおすすめポイント。また、留学費用がリーズナブルで、イギリス留学との組み合わせ(2カ国留学と呼ばれます)でも人気です。

マルタ共和国は3ヶ月までの語学留学は事前の学生ビザ申請は不要。3ヶ月以上の語学留学でも、現地、マルタご到着後に必要書類を揃えて申請するだけで良いので非常に便利。デメリットは日本からは直行便が就航していないため、乗り継ぎが必要な点です。

美しい海に囲まれたマルタ国への留学は一般的な英語コースだけでなく、夏休み期間中ののジュニアプログラムも問い合わせ多いです。マルタはシニア向けの英語留学も人気が高く語学学校ではシニア専用プログラムもあり、年齢を問わず英語を勉強する人に人気があります。

留学時期にご注意を、短期間の滞在がおすすめです

マルタ留学で注意するのが渡航時期。マルタの英語留学費用はーズナブルですが、夏休みにあたる6月~9月は繁忙期にあたり、費用が跳ね上がります。夏休み期間は、欧州各国からの観光、留学目的で多くの人が訪れるため、滞在先となるアパートやホテル、ホームステイ費用に追加費用が発生します。学校により授業料、語学レッスン費用も追加費用を求められるので、留学希望日と期間を元に事前の見積りで確認ください。

また、マルタは小さな島国なので長期留学の場合、マルタの滞在に飽きてしまう可能性があります。手続きが必要となる上限3ヶ月をマルタで英語を学び、残りの留学期間はイギリスやアイルランドなどと組み合わせる2カ国留学がおすすめです。

アイルランドの文化に触れながら英語を学ぶ

留学費用の安いアイルランド

アイルランドの英語語学留学は、アジア各国からの留学生比率も低く、留学費用も控えめ。 3ヶ月までの留学は滞在許可申請は不要、3ヶ月以上の語学留学もアイルランド到着後の手続きが可能と、英語の語学留学先として穴場の国です。

日本からはイギリスかヨーロッパ諸国で乗り継いで行くアイルランドの首都ダブリン。ダブリンには世界各国に校舎を持つ語学学校グループの校舎もあり、提供している英語コースも種類が豊富です。あなたの望むコースがきっと見つかるはず。

渡航後の申請でOK、働くこともできるアイルランド留学

フルタイムで働けるアイルランド留学

長期の語学留学を希望しているが、費用が不安というあなたにおすすめなのがアイルランド英語留学。アイルランドの学生ビザはアルバイトだけでなく週40時間までのフルタイム就労が可能です。フルタイムで働ける期間は夏休み(6月から9月)と冬休み期間(12月15日から1月15日)に限定されますが、上記期間以外でもアルバイトは週20時間まで可能です。

アイルランドの英語はイギリス英語に近く、イギリス英語を学びたいが予算の都合で諦めた人にもおすすめです。独特な文化を持つ国、アイルランド。ケルト文化や音楽、歴史が好きな方はアイルランドを英語の語学留学先としても退屈しないです。

アジアで最も人気が高く格安英語留学の代名詞フィリピン・セブ島

格安マンツーマン、フィリピン

格安、安い、英語、留学で検索をすると必ず出てくるフィリピン・セブ島での語学留学。朝から夜まで、グループレッスンとマンツーマンで徹底的に英語漬けのスパルタ英語留学ができる国がフィリピンです。フィリピンは、タガログ語を含むこの国独自の言語と、英語を公用語としています。

日本から直行便で約4時間で到着するセブ、マクタン島はリゾート地でもあり、リゾートホテルがビーチ沿いに並びます。フィリピンの英語語学留学ならば、短期間から長期滞在、滞在方法も学校内か学校近くのレジデンスで滞在と、日本人の希望に限りなく沿った英語の語学留学が可能です。治安面に不安はあるものの、それを補ってあまりある費用のお得さがあります(学校スタッフの危険区域アドバイスは厳守!)。

マンツーマンのレッスンでは文字通り、明るいフィリピン人講師が1人につき1人、学びたい内容に沿ったレッスンを行ってくれます。他国へのワーホリや大学進学留学に向けた英語の準備留学としてもおすすめです。

英語を学べる留学先の国々を紹介しましたが、いかがでしたか。気になった国や都市の特徴や情報はそれぞれ国ごとのページで詳しく説明していますので、合わせて御覧ください。

英語の留学先の国や都市、学校やコースの種類を決めるには相談したいことがあると思います。興味のある国に関して質問があれば、留学ランドにお気軽にお問い合わせください。お見積りも用意可能で、英語の語学留学が現実になるお手伝いをします。

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