海外で英語を学ぶための留学先として、大人気の国、カナダ。元留学エージェントの私も、おすすめしたい国です。

その理由は英語を学ぶための語学学校の費用が安く抑えられること、だけではありません。高校や大学への進学、ワーホリなど選択肢が多く、海外で暮らす、働くという夢を叶えやすいこともおすすめポイントです。

私がおすすめするカナダの語学学校でそれぞれ期間別にいくらかかるのか、それから高校やコミュニティカレッジ・大学への進学、ワーホリだとどのくらいお金が必要になるのか、それぞれをご紹介。

さらに、カナダで勉強するために必要な費用は、他国と比較したとき、本当に安いのかも検証します。

語学学校は当然ながら、高校でも教育委員会によって、コミカレや大学は学校、コースによって費用も異なります。

しっかり留学費用チェックをして、あなたのカナダ留学が成功するよう役立てていただければ幸いです。

目次

カナダ留学費用を短期~1ヶ月、半年・1年間で調べてみた

カナダ留学に行くとして、「どのくらいの期間」カナダに留学できるのか、まずはそこから考えますよね。

留学期間は、学生の場合なら夏休みなどを利用する、または休学をするか、社会人なら祝日・有給を利用する、または退職するかで滞在期間が大きく変わります。

いずれの場合でも、かかるお金=費用がカナダ留学において滞在可能な期間に関係してきます。

では、実際にカナダ留学で必要となる費用を、1ヶ月までの短期(~1ヶ月)、半年(24週間)、1年(48週間)といった「期間」を元に調べていきましょう。

人気都市バンクーバー、1週間~1か月の留学費用をチェック

イギリスの週刊新聞、エコノミスト誌が選ぶ「世界住みやすい街ランキング2017」で堂々3位になった、日本人にも大人気の都市、カナダ・バンクーバー。

四季があって、都市部と自然の両方を楽しむことができるカナダの西の玄関口です。

カナダ・バンクーバーへの留学生が多いことから、その留学先となる語学学校も、どこの学校を選べば良いか迷ってしまうほど林立。

各学校、それぞれに特徴がありますが、カナダ・バンクーバー留学で人気の3校に1ヶ月未満、1~4週間留学した場合の費用を算出してみました。

以下の条件で、早速比較してみましょう!


学校費用の条件

  • 2019年(日本円換算レートは2019年1月31日のものになります)
  • 平日の半日(午前または午後)のグループ英語レッスン
  • 滞在方法はホームステイ個室、朝・夕食付
  • バンクーバー空港到着時の出迎え有り

短期、1週間~4週間未満バンクーバー留学お見積もり一覧

カナダ・バンクーバーでの1週間から4週間、約1か月までの短期留学費用を語学学校別に算出してみました。

学校名1週間2週間3週間4週間
LSICA$1,015CA$1,585CA$2,385CA$2,685
ILSCCA$940CA$1,440CA$1,940CA$2,440
SSLCCA$965CA$1,455CA$1,945CA$2,435

実際の費用で比較すると、学校ごとにあまり金額に大きな差は出ていません。

同じ金額なら、ご自分が求める内容に沿った学校をお選びいただいた方が、満足度は絶対高くなりますよね。

カナダ・バンクーバーでの短期留学費用を簡潔にまとめると、以下のようになります。

1週間平均2週間平均3週間平均4週間平均
約CA$973約CA$1,493約CA$2,090約CA$2,520
約¥83,000約¥126,000約¥177,000約¥213,000

それでは、ご紹介した3つの学校の特徴をご説明させてください。

語学学校LSI~はじめての海外留学でも楽しく英語を学ぶ

LSIバンクーバー校レッスン風景

世界展開をする語学学校チェーンであり、英語圏、カナダのみでなく、様々な国の主要都市に校舎を構えているLSI。

この学校の最大の特徴は「学校の規模をあえて小さくしている」ことです。

規模を小さくして、参加している学生同士、学校スタッフの距離感を縮め、アットホームに楽しく語学を学んでほしい、という代表者の考えのもと、運営されている学校です。

語学力に自信があまりなく、初めてのカナダ留学で、外国人ともどう接したらいいか不安…という方にこそ、おすすめの学校です。

語学学校ILSC~留学生数1,000人以上、コース選択も自由

ILSCバンクーバー校レッスン風景

こちらはLSIとは真逆の、カナダ・バンクーバーでも屈指のマンモス校です。季節によっては参加する学生の数が1,500名を超えます(平均1,000名)。

レッスンも「選択方式」をとっていて、学生それぞれが学びたいコースを語学レベルに合わせて選択、学びたいことを学べます。

語学が苦手でも友達作りは得意、カナダ・バンクーバーで、いろいろな人ととにかく知り合いたい!という人はこの学校で決まりですね。

語学学校SSLC~英語力が身につけば専門コースへ参加可能

SSLCバンクーバー校レッスン風景

もともとカナダにあった異なる語学学校が一つにまとまり、それぞれの特徴を活かしたコースを提供しています。

8つのモットーを掲げ、参加する学生の語学力アップのためにスタッフ一丸となって運営している学校です。

英語の語学コースだけでなく、専門コースも用意。学びながら働き、かつ、お給料をもらえるCo-op、有給で働くことが単位になるプログラムもあるので、 カナダでの長期留学、ワーホリや海外生活をしたいと思うキッカケになる学校ですね。

長期、半年から1年間、ホームステイ滞在した場合の費用比較

続いて長期留学、半年(24週間)から1年(48週間)、カナダ・バンクーバーへ留学する場合に必要な費用を紹介していきます。

長期留学の条件は以下としています。平日のレッスンが半日ではなく、午前・午後とも、としているのには理由がありますが、それは後ほど。


学校費用の条件

2019年(日本円換算レートは2019年1月31日のものになります)
平日の午前、午後ともに英語レッスン(フルタイム)
滞在方法はホームステイ個室、朝・夕食付
バンクーバー空港到着時の出迎え有り

長期語学留学、24週間・36週間・48週間のお見積り一覧

学校名24週間36週間48週間
LSICA$13,765CA$20,425CA$27,085
ILSCCA$12,470CA$18,290CA$24,110
SSLCCA$14,525CA$21,475CA$28,375

こちらに長期留学の金額についてまとめました。

24週間平均
約半年、6ヶ月
36週間平均
約9ヶ月
48週間平均
約1年
約CA$13,587約CA$20,063約CA$26,523
約¥1,150,000約¥1,697,000約¥2,244,000

語学留学をする際のコースの選び方

短期留学と違い、長期留学のレッスンを午前、午後ともレッスン、というコースに変更してご案内した理由ですが、「目的の違い」が主な理由となります。

短期留学では、語学を学ぶことも大切ですが、限られた時間でカナダの文化や、バンクーバーという街の美しさなども楽しみたいもの。

平日の午後は学校周辺、街を散策して週末はちょっと遠出なんかすると良いですね。

でも長期留学の場合に午後に時間があると、正直、「退屈」します。

クラスメイトは授業、見知らぬ街でひとりでぶらぶら。最初の2ヶ月は良いとしても、その先はさすがに厳しいでしょう。

また、カナダに限らず、長期留学をする場合にはカレッジ・大学への進学や、現地での就労など「目的」があります。

できる限り語学学校でしっかり英語を身に着ける必要もあります。

費用面ではやや割高になりますが、学生ビザ申請時に「しっかり勉強をしようとする意思があるな」と認めてもらえるメリットもありますよ。

短期留学の場合、学校別であまり大きな費用の差が出ませんでした(最も長い4週間でもCA$50~CA$100くらいですね)。しかし、長期留学となると、学校によって費用に大きな差が出てきます。

上記で見ると、LSIバンクーバー校の費用が他の2校より安くなっていますね。

これは、語学学校ごとの「長期割引」制度があるためで、長く通うほどに週あたりのレッスン費用が安くなります。

LSIでは、1週間だけのご参加の場合、費用は週CA$415ですが、24週間以上ご参加の場合には週CA$325まで割引されます。(週あたりCA$90も安くなります!)

カナダ留学に限りませんが、長期留学をご検討される場合には複数の語学学校を候補として選び、留学費用のお見積りを依頼しましょう。

語学学校のキャンペーンを利用しよう

語学学校の費用が他の学校に比べて安くなりうるもうひとつの理由、それが「キャンペーン」

語学学校は、夏や春といった、学生が殺到する時期以外、いわゆる閑散期にも学生を集めるためにキャンペーンを実施しています。

授業料が10~20%オフになったり、参加期間にあわせて授業料が数週間無料、になったりするおトクなキャンペーン情報は、留学ランドでも随時、紹介していきますのでお見逃しなく!

特徴を知って学校を決めよう

今回ご紹介した3つの学校ですが、長期留学の場合に各学校で英語を学ぶ際、どのような特徴があるのか見ていきます。

語学学校LSIバンクーバー校

こちらは小規模・アットホームさで人気の高い学校なのですが、長期留学をする場合、2つの問題が出てきます。

問題その1
長期留学で少人数だとアットホームなのは良い反面、学校で出来る友達に限りがあること。

問題その2
人数が少ないので、上級・中級クラスが一緒になってしまう可能性あり。

長期留学の場合、語学力が伸びて中級、上級レベルになってくると、より難しいことを勉強することになります。

ですが、学生数が少ない場合、中級と上級が一緒になってしまう可能性が中級レベルには難しくても、上級だと簡単すぎることを繰り返す、なんてことにも。

なので、英語が中級レベルに出来て、社交的だとあまり向かないかもしれません。一方で英語が本当に苦手、友だち作りも心配…ならおすすめ、になります。

語学学校ILSC

ILSCはカナダでも屈指のマンモス校です。平均1,000名前後、夏や春の学生が多い時期には1,500名以上が学ぶ学校となっています。

この学校の特徴である、選択式授業だと、長期留学をしていても英語を学ぶレッスンだけでなく、英語で学べるコースもあり、レベルも10レベル、きっちり分けられています。

長期滞在でも語学力の伸びに合わせていろいろなプログラムが選べ、また世界中から集まるいろんな人と知り合える楽しさのある学校、といえますね。

語学学校Sprott Show Language College(SSLC)

Sprott Show Language College(SSLC)は英語を教える語学学校だけでなく、英語でビジネス、観光業やホテル業の基礎を学ぶことができる、専門学校としての一面を持っています。

カナダに合計、4つの校舎を持っており、うち2つはバンクーバーにあります。学生を主体とする語学学校で、8つのモットーの元、運営されている人気の高い学校ですね。

英語を学ぶ、だけをゴールとするのではなく、英語でさらに他の何かを学ぶことのできる語学学校、といえます。

カナダ留学に関する費用についてのご案内、それから学校選びのポイントを紹介させていただきました。

カナダ留学をお考えになるときは、「目的をしっかりと決めること」、それから「自分の英語力・性格に合わせて学校を選ぶこと」が大切なポイントになります。

目標がそんなに具体的に決まってなくて、カナダにとにかく留学してみたい、カナダ留学が昔からの夢だった、という人は一度留学カウンセラーに相談しましょう。

カナダのどの都市がおすすめで、どんなコースなら満足できるか、提案をしてくれるはずです。

カナダの語学学校に参加する場合の費用についてはここまで。次はカナダの進学留学、高校やカレッジ、大学では費用がいくらかかるのか、見ていきましょう。

カナダへ進学、高校やカレッジ、大学の学費はいくら必要?

カナダは語学留学だけでなく、高校やコミュニティカレッジ(コミカレ)、大学への進学でも大変人気の高い国。そのカナダに進学留学をする場合には、どれくらいの費用が必要となるのか、早速チェックしていきましょう。

高校を選ぶなら公立?私立?費用の差とそれぞれの特徴

今や中学生の進路のひとつに当たり前に候補にあがる、高校留学。

大学生になってからの留学でもお金はかかる、どうせなら高校生のうちに海外で学び、その後の進学の選択肢を広げてあげた方が良いですね。

高校留学で大人気のカナダですが、一体いくら費用が必要になるのでしょうか。

カナダへの高校留学をする場合、まず私立、公立、どちらを選ぶかで費用は大幅に変わります。公立高校の方が費用は安く、私立高校の費用は公立高校の何倍もします。

しかし、ただ単純に留学費用が高い、わけでは決してなく、私立高校は少人数制のクラスで集中的に勉強が可能、さらに一般カリキュラムだけではなく、国際バカロレア(IBDP)などにも参加することができます。

公立だけに絞るのではなく、私立高校への進学も含め、カナダ高校留学をお考えの場合には強く留学ランドでの高校留学カウンセリング(無料)にご参加いただくことをおすすめします。

現地高校生活前の準備留学と、地域で異なる学費について

それでは、カナダの公立高校への進学について、日本の中学校を卒業してからカナダの高校へ入学するまでの流れと合わせ、留学費用をご案内します。

カナダの高校は9月に新学期スタート、翌年6月までを1学年としています。日本の中学校を卒業したあと、4月から8月、時間が空きますね。

この期間、カナダの高校生活についていけるよう高校留学準備コースに参加します(義務ではありませんが、英語力がなければ高校入学後、単位が取れません)。

カナダの公立高校は学校を指定して出願するのではなく、地域の教育委員会への出願となります。

そのうちの一つ、西海岸、ブリティッシュコロンビア州、英国の街並みが美しいビクトリア教育委員会では、4月~8月の間に留学生を対象とした、高校進学準備コース、Academic Transition Program(ATP)が実施されます。

このプログラムでは、英語力はもちろん、9月から始まる新学期に向け、数学などの基礎科目の単位も取得でき(語学力次第です)、高校進学留学にぴったりのコースとなっています。

卒業してATPにご参加、その後9月からビクトリア教育委員会の高校へ進んだ場合の費用を見てみましょう。

ビクトリア教育委員会、カナダの公立高校進学に必要な費用

ビクトリア教育委員会費用

(2019-2020年費用参照) Academic Transition Program(ATP) CA$13,600
ビクトリア教育委員会高校プログラム CA$25,425
(授業料、ホームステイ滞在費用含む)
合計 CA$39,025(約330万円)

初年度に上記費用、卒業目的の場合には、ATP+高校プログラムx3年、CA$89,875(約760万円)が必要となる計算です。

これらはあくまで現地高校費用ですので、国際航空券や海外旅行(留学)傷害保険、それから留学エージェントの手続き費用なども含めた場合、実質1,000万円前後の費用が必要となります。

カナダへ高校留学をお考えの場合、卒業のみでなく、現在高校生の場合の半年、1年の認定留学も含め、費用見積もり等と合わせて是非一度、留学ランドまでお問合せいただければ、別途詳細な費用見積書をご案内いたします。

難しいカレッジ、大学進学、そのメリットと必要な費用

カナダの大学やカレッジは?

あなたはアメリカのコミュニティカレッジ(コミカレ)から4年制大学へ編入することを目的とした、進学留学について聞いたことがありますか?

このコミカレから大学へ編入する留学には2つのメリットがあります。

カナダでコミカレから大学へ進む、2つのメリット

1つは、日本の高校を卒業したあと、海外の4年制大学へ出願、入学することは非常に難しく、高校入学から全教科で優秀な成績を収め、かつ高度な英語力が求められます。

しかし、コミカレからの進学なら日本の高校卒業していること、それからカレッジにもよりますがある程度の英語力で入学が可能。

アメリカのコミカレで英語力も磨きつつ、良い成績を取得すれば、カリフォルニア大学などの有名大学へ3年次編入ができます。

そしてもう1つのメリット、こちらが留学費用に直結する内容なのですが、学費がぐっと抑えられるんです。コミカレ、大学の学校費用は後程ご案内しますが、コミカレは費用がすごく安いんです。

アメリカのコミカレ、で話をしてきましたが、同じことがカナダでも可能。

ただ1つ、大きく違うのはコミカレ入学で求められる英語力。カナダのコミカレはアメリカの大学入学レベル、英検で言えば1級くらいの語学力を求められます。

こうしたことから、アメリカのコミカレを選ぶ学生もいるのですが、元留学エージェントの私からはカナダのコミカレの方がおすすめ。

詳しくはカナダへの進学留学ページでご案内していますので、是非ご一読を。

さて、そのカナダのコミカレ、大学留学ですが、費用が気になりますよね。

以下、カナダ・バンクーバーで大人気のコミカレ、ランガラカレッジと、カナダを代表する名門大学、ブリティッシュコロンビア大学での留学費用をチェックしてみました。


カナダ進学留学の費用

いずれも留学生がアカデミックイヤー(約9ヶ月)、
シェアアパートで生活した場合にかかるであろう概算費用です

ランガラカレッジ CA$32,000(約270万円)
ブリティッシュコロンビア大学 CA$60,000(約500万円)

ランガラカレッジからの進学留学を考えた場合、あなたの英語力が英検2級くらいだと、ランガラカレッジの英語プログラム、LEAPで1年くらい語学の勉強をすることになります。

大学編入までには、1年の英語+2年のディプロマ、合計3年間が必要となるので、留学費用として約1,000万円は必要でしょう。

その後、ブリティッシュコロンビア大学で2年間、専門科目について学び、学士号(大学卒業資格)を取得できたとしたら、大学費用が約1,500万円、合計費用として約2,500万円くらい必要となる計算になります。

ただし!カナダのコミカレ、大学を卒業すれば、就学期間に合わせて申請できる、ワークパーミット(就労許可)があるので、カナダで働き、その先にはカナダの永住権も視野に見えてくる、こうした点も含めてカナダへの大学進学留学は本当におすすめですよ。

ワーホリするならカナダ?知っておくべき情報と注意点

カナダのワーホリについて

カナダへの留学の選択肢としてもうひとつ、ワーキングホリデービザ、通称ワーホリがあります。

カナダで働きながら、カナダの文化や生活を知ることができる、30歳未満のあなたにだけ許された特権です。

ワーホリでカナダに渡航する場合、どのくらいの費用が必要でしょうか。

最長で1年間、カナダ滞在ができるわけですから、それなりの費用を用意しなければならないように思いがちですが、そんなことはありません。

なぜなら、「働くことができる」、すなわち費用そのものをカナダで調達できるわけですから、あえて大金を準備しなくていいんですね。

ただひとつ、注意点があります。

それは、英語もカナダに行けばなんとかなるか、という気持ちでワーホリに参加しないこと。

英語力がなくても、カナダのワーホリビザは申請可能、カナダ行きの国際航空券だって購入できますし、カナダの入国管理官が認めてくれれば、カナダでのワーホリライフがスタートします。

英語が話せなくても、カナダの大きな都市、バンクーバーやトロントなら実は仕事が見つかります。日本食レストランや、日本人向けお土産屋さん、観光ガイドなどなど。

このように書くと、ワーホリで滞在費用を自分で稼ぎつつ、カナダにいるんだから英語だって身について一石二鳥、だと思いますよね?

残念ながら違います。英語力がないまま日本食レストランなどでアルバイトをすれば、使う言語は日本語、仕事の簡単なコミュニケーションは英語かも知れませんが、複雑な会話はできません。

1年、ワーホリが終わりいざ日本に帰国したそのときに、英語力は伸びないまま。日本で道行く外国人に道を聞かれれば答えられるものの、ニュースや新聞は分からない。

帰国後、せっかくカナダでワーホリに行ったから、英語を活かした仕事をしたいと思っても、中途半端な英語力では、今の日本企業では通用しません。

カナダにワーホリに行くつもりがあるのなら、一度、事前に半年程度、カナダに語学留学をしましょう。

英語力が身についた上でのワーホリなら、レベルによりますが、希望する仕事も見つかるでしょうし、日本に帰国してもキャリアを活かせるはずです。

大都市バンクーバー、トロントよりもカルガリーがおすすめ

ワーホリするなら…

もし、ワーホリビザで渡航して英語を勉強しつつ、働きたい、というのであればバンクーバーやトロントは生活にかかる費用が高くなってしまうのでおすすめできません。

留学費用、それから生活費用を抑える意味でおすすめなのがカルガリー、実はカナダで3番目に大きな都市です。

緑に囲まれながら、費用を抑えてカナダで英語を学び(ワーホリだと最長6ヶ月まで語学学校に通えます)、語学力が身についたら、バンクーバーやトロントなどの都市へ移動するというのはいかがでしょうか、おすすめですよ。

世界のその他の英語圏の国より安い?実際に費用比較してみた

本当にカナダ留学って安いの?

カナダへの短期留学、および長期留学に必要な費用を具体的な期間と一緒に調べてきました。

最後は、カナダ留学そのものが、他の国の留学費用と比較して安い、リーズナブルな留学なのか、調査してみます。

カナダだけでなく、世界中に展開している語学学校、大規模なチェーン校というものがあります。

その中から、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドに校舎を構える、語学学校LSIの各校舎の費用を、国別に同じ条件で算出し、カナダ留学が本当に安いのかを検証してみましょう。


学校費用の条件

  • 2019年(日本円換算レートは2019年1月31日のものになります)
  • 留学期間:12週間(約3ヶ月)、どの国も学生ビザ申請は不要です
  • 平日午前のみ、半日パートタイムの英語レッスン
  • 滞在方法はホームステイ個室、朝・夕食付
  • 各空港到着時(指定空港)の出迎え有り

アメリカ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドと比較

都市名費用(現地通貨)費用(日本円)
カナダ
バンクーバー校
CA$6,925約¥586,000
アメリカ
ニューヨーク校
US$8,610約¥947,000
イギリス
ロンドンセントラル校
GBP5,570約¥818,000
オーストラリア
ブリスベン校
AU$7,560約¥614,000
ニュージーランド
オークランド校
NZ$7,995約¥619,000

学校費用の比較だけ見ても、カナダ、バンクーバー校が最も安いですね。

その他、オーストラリア、ニュージーランドが料金が近く、これらも安いです。

しかしオーストラリアは近年の景気の良さから、物価が非常に高くなっており、学費が安いといっても、生活にお金がかかってしまいます。

考え方次第では、オーストラリアなら生活費も高い分、給料も良くなるのですが、それはまた別のお話。

ニュージーランドはカナダに費用も近くて安い、生活費もおおよそ同じ。なのですがニュージーランドを選ぶ場合、費用が高い安いの前にまず自然、動物が大好きでなければ楽しめません。

人より羊が多い国(実際は牛の方が多いそうです)と言われ、緑いっぱいの国、ニュージーランドは、渡航にかかる航空券代、直行便が高いです。ニュージーランド航空は通年、やや高めの航空券となっています。

カナダは世界でも留学費用を抑えることができる、おすすめの国ということが証明できたのではないでしょうか。続いてカナダに渡航するための準備、学生ビザのルールや、海外旅行傷害保険について知っておくべき情報をご案内いたします。

カナダ留学の学生ビザと海外旅行傷害保険に関して

6ヶ月までなら学生ビザ申請不要!eTA申請をお忘れなく

いよいよカナダ留学を決意し、出発に向けて準備を進めるあなた。

日本人がカナダへ入国する場合、何が必要になるか、ご存知ですか?現在、日本人はカナダに6ヶ月までなら、学生ビザを申請しなくても滞在することが認められています。

語学留学する場合も同様、学生ビザは不要(高校や大学などへの進学だと学生ビザが必要な場合もあります)、なんですが、日本を出発する前にある手続きを済ませておく必要があります。

それがeTAと呼ばれる電子認証手続きです。アメリカにも似たようなものとしてESTAがありますが、カナダ入国前にインターネットであなたのパスポート情報や渡航に関する情報を入力、申請費用CA$7をクレジットカードで支払います(本人名義でなくても保護者の方の名義のものでOK)。

ここで一つ、注意点があります。カナダ、eTAで検索すると申請手続代行業者のページが多く出てきます、間違えてもそのサイトから依頼しないようにしましょう。

代行費用としてCA$7(600~700円)で済むものが、2,000円とか3,000円請求されたりします、くれぐれもご注意を。

カナダは非常に親切な国で、日本語での案内を作ってくれています。以下、eTA申請ページと、日本語ガイドへのリンクを紹介しておきますね。

カナダ eTA申請ページ

eTA申請手続きの説明

6ヶ月以上のカナダ留学で学生ビザ申請が必要な場合

あなたのカナダ留学が6ヶ月以上の場合には事前の学生ビザ申請が必要となります。

カナダの学生ビザの申請は基本的に本人が行わなければなりません。

もし代行を依頼するのであれば学生ビザ申請を代行できる資格を持った人に依頼(当然、高額な費用が必要)しなけれなりません。

こう書くと、難しそうな雰囲気がしますが全然そんなことありません、ご安心を。

カナダの学生ビザはオンラインで手続き可能、希望する語学学校などへお申し込みを済ませ、学校が発行する書類と、その他に必要な書類を揃えてオンラインでアップロード。

学生ビザ申請費用、CA$150の支払いを済ませればOK!…だったのですが。

2019年より、カナダ学生ビザ申請手続きにバイオメトリクス登録、という行程が追加されてしまいました。

東京にあるカナダビザ申請センターでカナダ留学をする本人がお顔の写真、および指紋の登録をしなければならない、というもので、こちらの申請費用CA$85も必要になります。

カナダの学生ビザ申請に関するご案内は別途させていただきますが、これまでに比べ、カナダへ6ヶ月以上の長期留学をお考えの場合には、遅くとも3ヶ月前までにお手続きしていただいた方が良いですね。

海外旅行(留学)傷害保険は必須?

留学に必要な費用としてあまり知られていない、海外旅行(留学)傷害保険。これは、海外でもし万が一、怪我や事故での通院や入院にかかる費用をカバーしてくれるもの。

もしかしたらインターネットやご友人から「海外で病院行くとお金がかかる」というお話、聞いたことありませんか?

そうなんです、日本は国民全員が加入する健康保険があるのであまり医療費が高いという認識がありませんが、海外の病院にかかる費用は非常に高額なんです。

留学の場合には各学校から、必ず保険に入って英文の付保証明(保険の内容)を持ってくるように指示されます。

費用が決して安くはないので、クレジットカードについている保険を利用したいという声をよく聞くのですが、費用が高くついても、留学の場合には保険へのご加入を強くおすすめいたします。

海外旅行(留学)傷害保険なら、24時間日本語対応、指定病院なら治療費用を支払わずに済むものもあります。

一方のクレジットカードの保険や、現地カナダの保険の場合、治療費用を一度自己負担して、後から保険会社などへ英文の書類を作成して請求しなければならない、というデメリットがあります。

長期留学になれば費用も高くなりますが、私は留学エージェントの頃から、本当に口酸っぱく「入っておいて損はありません」と言い続けてきたものです。

大事なことなのでもう1度言います、海外旅行(留学)傷害保険は費用が高いかもしれません、でも日本を出発すると加入できません、加入するようにしましょう。

続いて、カナダまでの国際航空券とその費用をチェックしますね。

日本からカナダへの国際航空券はいくら?

カナダまでの航空券は?

語学学校は基本的には毎週月曜日にコースがスタートします。それに合わせて土曜日、または日曜日にカナダ指定都市に到着していなければなりません。

カナダ留学で人気のバンクーバーへは日本航空、全日空およびエア・カナダの直行便が飛んでいます。ここでまず航空券に関する最初のポイント。

航空券探しに関する最初の留学費用ポイントその1

「安い航空券を購入したいなら、学校手続きをできる限り早く済ませること」

学校手続きと飛行機予約、全く別じゃないか?とお考えのあなた、それだとあとで後悔してしまうかも。というのも、学校の手続きが終わっていないと航空券は買うべきではありません。

なぜなら、「学校の入学許可も、滞在先も決まっていないのに安いカナダ行き航空券費用を支払った後に、留学先の学校から受け入れができない、滞在先が見つからないという返事が届く可能性がある」から。

カナダの場合、特に夏休みのバンクーバーは本当に人気が高く、有名な語学学校などはゴールデンウィークを過ぎたあたりには、「夏休みはいっぱいになりました」との連絡が届くほど。

運良く先に費用の安い航空券を見つけて先に購入、いざカナダ・バンクーバーでの夏休みのサマープログラムを探してみるものの…

どこも満席、キャンセル待ちをしても席が空かず、結局、渡航できずにキャンセルせざるをえない、という可能性も。

航空券探しに関する最初の留学費用ポイントその2

「航空券は必ず学校手続きを終え、入学許可証が届いてから購入する」

航空券購入のコツを掴んだら、次は実際に必要な費用のお話。

東京-バンクーバー間の航空券で、一番費用が高くなるのは日本の夏休みにあたる、7月後半から秋口の紅葉シーズン、9月半ばごろまで。

逆に最も安く買いやすいのは9月後半以降~翌年1月前半、お正月開けから1週間程度が狙い目ですね(クリスマス、お正月は逆に高いのでご注意を!)。

それではエアカナダの2018年航空券費用を見てみましょう。

あらかじめ学校を決め、お早めに航空券を購入できた場合、最も高い7月13日~8月21日でも、最安値なら114,000円、逆にギリギリまで航空券の購入ができない場合には最高値の347,000円にまでなります。

オフシーズンと呼ばれる航空券の安い時期、4月1日からゴールデンウィーク前までと、ゴールデンウィーク開けから夏休み前まで、それから9月18日から9月30日、翌年2020年の1月6日~3月8日までなら、最安値の84,000円で東京-バンクーバー間の航空券が購入可能です。

※上記には空港税、燃油サーチャージなどの諸費用は含まれません

最高値347,000円~最安値84,000円、その差、実に263,000円!

語学学校に1ヶ月通えるくらいの費用差、または帰国してあらためてカナダ旅行ができるくらいの差、が出るわけですね。

短期のカナダ留学だからこそ、できる限り早めに行きたい場所を選び、学校・コースを決めてお手続きを済ませ、最もおトクな航空券を購入しましょう。

それから、カナダに留学をする場合、日本からだとアメリカや韓国・ソウルでのお乗り継ぎ便もあります。

旅慣れていれば、そうした格安・お乗り継ぎフライトのご利用ももちろん良いかと思いますが、初めての海外、初めての留学、という場合にはできる限り直行便をご利用されることをおすすめいたします。

カナダ・バンクーバーでの現地生活費用と留学のための持ち物

カナダの生活費はどれくらい?

カナダ、バンクーバー留学で学校に支払うお金、航空券代は見えてきました。

今度は実際、カナダ・バンクーバーで生活していくのに必要な費用、いわゆる生活費、それからカナダ留学に必要な持ち物について調べていきましょう。

カナダ留学中の生活費用は日本のあなたの生活費用次第

カナダ留学費用に関して、私が留学エージェントをしていた頃によく受けた質問に「カナダでの生活費ってどれくらいかかりますか?」というものがあります。

この質問に対し、「カナダの生活費は日本の東京や大阪、よりも少し高め、とお考えいただければ良いです。」と私は回答していました。

日本でも友達と外食する機会が多ければ、海外でも同じようにお金が必要です。

カナダ留学でもバンクーバー、トロント留学を考えるなら、日本の生活よりも少し多め、ではなく、1割増し、くらいでお考えください、やはり都市部は物価、滞在費が高くなります。
(滞在費用、お部屋代が高いことが大きいですね。)

カナダ留学は非常に多様です。1年間の認定・交換留学や、卒業目的の高校留学や、カレッジ、大学での卒業を目指す進学、さらには滞在期間中に仕事をする許可のついたワーホリまで選ぶことができますから。

必要以上に持っていかない、現地でも買えるもの

あなたにとって、カナダが初めての海外留学だったら、現地カナダでの生活に何が必要になるのか、心配ですよね。

人間、心配になるとあれこれ余計に準備してしまうものです。進学などの長期にもなれば、季節それぞれの衣類を用意したり…はしないようにしましょう。

当たり前のお話ですが、カナダにもお店があります。季節の変わり目にはちゃんと店頭にシーズンに合った衣類が並ぶわけです。お気に入りの服もあるとは思いますが、あまり荷物が多すぎると帰国する時が大変です。

ノートパソコンやスマートフォンに関しては最寄り家電量販店で、カナダ留学をすることを伝えて変圧器が必要かどうか、確認しておきましょう。基本的にプラグの形が日本と同じなので、そのまま充電できるものはずです。

留学の際によくお話にでるドライヤーは変圧器が必要なのですが、変圧器って安くないんです。逆に、ドライヤーはカナダでも安く買えます。ホームステイの場合には用意されていることもあるので、現地で調達した方が良いですよ。

私個人がおすすめの持っていくべきもの、それは辞書です。電子辞書が当たり前、パソコンやタブレット、スマートフォンでも辞書代わりにはなります。

ですが、あまり大きくないタイプのもので良いです、辞書を持っていき、分からない単語をあえて辞書で引き続けると、調べているうちに頭の中で単語を復唱しますから、より語彙力が身につく、と信じています。私自身の経験ですが、本当におすすめです。

いかがでしたでしょうか、今回のカナダ留学に関する私なりの調査結果は、「費用が安い、治安も良いどころか、住みやすい街で世界ランキング上位、がんばって勉強すればそこで暮らせるチャンスさえ巡って来る国、カナダ。」、やっぱり留学におすすめの国でした。

留学するならカナダで決まり!と感じていただけましたよね?

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