マルタ共和国基本情報～首都や人口、現地の物価、祝祭日など

　マルタ共和国基本情報

正式国名や首都・人口について

正式国名	マルタ共和国／Republic of Malta
首都	ヴァレッタ
面積	316平方キロメートル（淡路島の半分）
人口	43万人（2016年時点）
公用語	マルタ語/英語
主要都市	ヴァレッタ、スリーマ、サンジュリアンなど

マルタの歴史と文化〜古代ヨーロッパの巨石文明

マルタの歴史は今から約5,500年前の紀元前3,500年前頃にさかのぼります。ヨーロッパにはまだ他の文明もない頃で、マルタ島では様々な巨石建築が作られていました。

これらを一般的にマルタ島の巨石文明と呼びますが、その頃の文明には文字が用いられておらずマルタの巨石文明には多くの謎があります。今日でもマルタ島にはたくさんの遺跡があり、観光客に人気の名所となっています。

気候～日本との比較

マルタ共和国のベストシーズンは、4月～9月頃。この間は温暖な気候で、雨はほとんど降りません。日中の気温は20度～30度に上がり、暑いと感じますが日本と比較して湿度が低いため不快な暑さではなく、夏場にエアコンのない室内でも扇風機があれば快適に寝られるような気候です。

一方、10月～2月頃は雨季で雨が多く降りますが、それでもマルタ共和国では日本の梅雨のように1日中雨が降ることは珍しく、真冬の気温もそれほど低くなりません。ただし、マルタ島独特の強い風のせいで寒く感じることもある点に注意が必要です。

マルタ共和国国内の治安

マルタ共和国は非常に治安の良い国で、外で食事をして深夜に徒歩で帰宅をしてもそれほど危険を感じることはないでしょう。ただ、すりやひったくりなどの軽犯罪は非常に多く、留学生の学生寮では空き巣などの被害が出ることも稀にあります。観光や留学でのマルタ滞在中は、手荷物の管理に十分注意しましょう。

マルタ共和国国内の物価

マルタ共和国の物価は基本的に日本と比較して安いと言えます。ただし、ヨーロッパなどからの輸入品では、日本より物価が高く感じるものもあります。

注意が必要なのが夏休みシーズン。ヨーロッパ人の観光地としても人気のマルタ共和国には夏の時期に多くの観光客が訪れるため、ホテルなどの滞在費用が高くなります。

マルタ共和国国内の交通

マルタ共和国は小さな国で、留学滞在中の通学は徒歩という場合も多いです。交通機関を利用するとしてもバスに少し乗る程度。マルタ共和国国内の主な交通機関であるバスを使えば、約60円程度で多くの場所に行けます。1日パス、3日パス、1週間パスなどの乗り放題定期も販売されており、節約のための活用もおすすめです。

使用言語は英語とマルタ語

マルタ共和国の公用語は英語とマルタ語です。住民の中にはマルタ語を使う人も多いのですが、英語で話しかければ英語で会話してくれます。またマルタでの語学留学の魅力の1つが、多くの学生がヨーロッパからの留学生で英語での会話力に優れている点です。

そういう留学生友達を多く持てれば、学校内外での時間に自然と英会話力が高まりそうです。

日本との時差

マルタ共和国との時差はサマータイムがあるためシーズンにより異なります。マルタ共和国のサマータイム（夏時間）は3月の最終日曜から10月最終日曜までで、その間の日本との時差はマイナス7時間です。サマータイム以外の時差はさらにマイナス1時間となり、日本との時差は合計マイナス8時間となります。

マルタ共和国の祝祭日

※2019年時点の情報。

マルタ共和国国内の電圧について

マルタ共和国の電圧は240ボルト、50ヘルツです。240ボルトに対応をしてない電化製品をお持ちの場合は、日本から変圧器を持参して利用しましょう。プラグの形状はイギリス同じBF型です。

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