ニュージーランド留学の種類
のんびり穏やか、治安良し、物価安しのニュージーランド!
ニュージーランドの英語はキウイイングリッシュと呼ばれ、イギリス英語に近いですが独特な英語を使います。
たとえば、「Today」は「トゥデェイ」ではなく「トゥダァイ」など、ei(エイ)の発音をai(アイ)と発音する傾向にあります。
人々は気さくで人懐っこい国民性で知られ、アットホームな雰囲気の中で学びたい方には最適の環境です。
大自然に囲まれ治安も良く、英語圏の中でも比較的物価は安いほうなので、留学費用を抑えたい方に向いています。
また学校で日本語を学ぶニュージーランド人も多く、親日家が多い土地柄でもあります。
地理的な条件からアジアからの留学生が多く、ワーキングホリデー制度も充実しているので、ワーキングホリデービザを取得しての日本人も多数います。
ニュージーランドの語学留学
学校形態
ニュージーランドの語学留学では、主に私立語学学校と大学やポリテクニックの語学学校がメインとなり、その数は数え切れないくらいです。
私立語学学校
主に都市部を中心にあるプライベートの語学学校です。
一般的には都心のビルの一角などをキャンパスとして、コースを開講しており、一般英語からビジネス英語、大学進学準備まで幅広いコースを開講しています。
主なメリットとして、コースが通年開講されていて、毎週月曜日や少なくとも1ヶ月1回程度の入学日があり、非常にフレキシブルです。
大学付属
ニュージーランドでは、大学付属やポリテクニック付属の語学学校があります。
授業内容は一般の英語コースに比べて比較的厳しく、語学を勉強した後で大学進学やポリテクニック本科コースに進学するために必要な語学力を養うことを目的としています。
入学日や期間も大学の学期と合わせなければならないため、予定を立てにくいことやクラス人数が私立学校と比較して多いなどデメリットもあります。しかしながら、キャンパス内の施設を自由に使うことが出来、のびのび学ぶことができるのというメリットがあります。
またファウンデーションコースを受講することで、IELTSなどの英語テスト免除でそのまま大学に入学できるというシステムがあります。
語学コースの種類
一般英語コース
ニュージーランドにある語学学校のほとんどが私立の英語学校です。
初心者から上級者まで幅広いレベルの生徒に【読み、書き、聞く、話す】の4つの基本技能をレベルに応じて学ぶことのできるコースです。
一般英語コースやジェネラルイングリッシュなどと呼ばれます。1クラスは12名前後が一般的。レベルは通常5~8レベル程度に分かれていることが多く、入学初日にプレスメントテストと呼ばれるレベル診断テストを受験し、クラス分けがされます。
一般的には、午前中は【読み、書き、聞く、話す】を勉強し、午後は選択授業として、会話や発音クラスはもちろん、ビジネス英語やIELTS対策ケンブリッジ検定対策、文法やライティングのクラスから自分のレベルにあった授業を選ぶことが出来ます。
検定準備コース
ニュージーランドで一般的な検定準備コースは、IELTS対策とケンブリッジ検定がメインとなります。
他にもTOEICやTOEFL対策、ケンブリッジ検定対策の学校もあります。一般的に中級レベル以上の進学などを検討している学生が参加します。
ビジネス英語コース
ビジネス英語コースは、ニュージーランドでも一般的な語学コースの一つで、ビジネスに関連した語学を学びたいと考えている大学生や社会人の方に人気です。
但し、ビジネス英語コースを受講するには中級~上級レベルの英語力が必要なため、レベルに達してない学生は、一般英語コースからスタートすることになります。
午後の選択授業の一つとして選ぶビジネス英語コースはもちろん、CertificateやDiplomaコースも充実しています。
学費 | 1000ドル~1500ドル/月 一般的には1300ドル前後 | 学校による料金幅は比較的少ない。 |
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滞在費 | ホームステイで 800ドル~900ドル/月 | オークランドのみ少し高め。 |
お小遣い | 500ドル~600ドル | 都市の物価に比例して高くなると考えていい。 |
航空券 | 4万円~20万円 | オーストラリアと同じくジェットスター航空が就航しているため 比較的安価であるが、一般的には距離が少し遠い国なので少し 割高です。 |
ニュージーランドのその他の留学
ワーキングホリデー
オーストラリア同様、最も古くから制度化された国の一つです。
日本をそのまま南半球にひっくり返したような立地のニュージーランドは、小さな島国という点でどこか日本人と気質が似ている部分も。英語は、クイーンズイングリッシュのためイギリスと近いアクセントとなっています。
人口わずか400万人の国であるため日本人に向けたアルバイトもオーストラリアほど豊富にあるわけではないですが、オークランドなどの都市部ではレストランやカフェなど、地方ではファームなどが人気の職種となっています。
学費 | 0ドル~ | ワーキングホリデービザの場合、学校に通学する必要はありません。希望の方は最長6ヶ月まで通学可。学費は語学留学と同じ。 |
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滞在費 | ホームステイで 800ドル~900ドル/月 | オークランドのみ少し高め。 |
お小遣い | 500ドル~600ドル | 都市の物価に比例して高くなると考えていい。 |
航空券 | 10万円~30万円 | ジェットスター航空(乗り継ぎ便)が就航しているため比較的安価であるが、一般的には距離が少し遠い国なので少し割高です。 |
語学プラスα
ニュージーランドは非常にたくさんの語学プラスαのコースがあります。
資格系では児童英語教師、TESOL、J-shine資格(小学校英語指導者資格)、日本語教師養成講座など様々です。
またお稽古系ではスポーツやアウトドア系のものも多く、ラグビー、サーフィン、ゴルフなど、またファームステイも人気です。
学費 | 800ドル~1500ドル/月 一般的には1200ドル前後 | 午前中は語学コース、午後にお稽古やボランティア、インターンシップの組み合わせが多い。 |
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滞在費 | ホームステイで 800ドル~900ドル/月 | オークランドのみ少し高め。 |
お小遣い | 500ドル~600ドル | 都市の物価に比例して高くなると考えていい。 |
航空券 | 10万円~30万円 | ジェットスター航空(乗り継ぎ便)が就航しているため比較的安価であるが、一般的には距離が少し遠い国なので少し割高です。 |
大学正規留学
ニュージーランドには大学は8校あり、全て国立大学です。
大学正規留学は世界的にも教育水準が高く、ほとんどの大学にそれぞれ専門とする特定の分野があるのが特徴的です。日本の大学と違い、1年目からすぐに専門分野の勉強が始まり、通常3年間で学士号を取得します。
ただし、日本の高校を卒業してからニュージーランドの大学入学を希望する場合、不足した教養科目、語学力を身につけるファウンデーションコースへの参加が必須です。
学費 | 14000~18000ドル/年 一般的には14000ドル前後 | 学校、学部によって変動 |
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滞在費 | ホームステイで 800ドル~900ドル/月 | オークランドのみ少し高め。 |
お小遣い | 500ドル~600ドル | 都市の物価に比例して高くなると考えていい。 |
航空券 | 10万円~30万円 | ジェットスター航空(乗り継ぎ便)が就航しているため比較的安価であるが、一般的には距離が少し遠い国なので少し割高です。 |
専門留学
ニュージーランドではポリテクニック(PolytechnicまたはInstitute of Technology)と呼ばれる国立の高等教育機関として運営されている職業訓練校と、私立の専門学校と2種類あります。
学生のほとんどが現地ニュージーランド人で、参加できるコースもバラエティに富んでいます。
ポリテクニックでは専門知識と応用技術を身につけることができ、ポリテクニック卒業後にはそのまま即戦力として働くことが出来る人材育成を目的としています。
ポリテクニックで学べる内容はビジネスはもちろんホスピタリティ、ツーリズム、スポーツやエステやアロマなどの美容系、環境やエコなど、幅広いコースを毎年開講しています。
学費 | 14000~18000ドル/年 一般的には14000ドル前後 | 学校、学部によって変動 |
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滞在費 | ホームステイで 800ドル~900ドル/月 | オークランドのみ少し高め。 |
お小遣い | 500ドル~600ドル | 都市の物価に比例して高くなると考えていい。 |
航空券 | 10万円~30万円 | ジェットスター航空(乗り継ぎ便)が就航しているため比較的安価であるが、一般的には距離が少し遠い国なので少し割高です。 |
高校留学
日本の中学・高校にあたるニュージーランドのセカンダリースクールは、全体の96%が公立高校で、残りのわずか4%が教会などが運営する私立高校。
高校自体はニュージーランド教育資格認定機関(NZQA)の認定を受けており、NECAと呼ばれるカリキュラムに基づいて勉強していきます。レベルが1~3までに分けられていて、大学に進む場合はレベル3でしなければなりません。
私立高校に留学する生徒の主な理由は、学生寮での生活、または実施されている特殊な高度教育プログラム(国際バカロレアなど)などです。
留学生が私立を選択する場合も同じことがいえますが、加えて生徒ひとり当たりの担当スタッフ数(教師、サポートスタッフ両方)が少なく、安心してしっかり学ぶことができることも魅力です。
一般的には、ニュージーランドの生徒のほとんどが公立高校に通学しています。
学費 | 10000~15000ドル/年(公立) 15000~25000ドル/年(私立) | |
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滞在費 | ホームステイで 800ドル~900ドル/月 | オークランドのみ少し高め。 |
お小遣い | 300ドル~500ドル | 都市の物価に比例して高くなると考えていい。 |
航空券 | 15万円~30万円 | ジェットスター航空(乗り継ぎ便)が就航しているため比較的安価であるが、一般的には距離が少し遠い国なので少し割高です。 |
インターンシップ
インターンシップとは、企業で就業体験ができる制度です。ニュージーランドでは、ワーキングホリデーや長期学生ビザにてアルバイトが可能です。
そのため、インターンシップという制度はあまり認知されておらず、企業側もインターンシップ生の受入にあまり積極的とはいえません。
ボランティア
英語+αのボランティアとして日本語教師、幼稚園や老人介護施設、動物保護団体でのボランティアなど人気です。
費用 | 500ドル~2000ドル | 期間は関係なく1回の紹介につき |
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滞在費 | ホームステイで 800ドル~900ドル/月 | オークランドのみ少し高め。 |
お小遣い | 500ドル~600ドル | 都市の物価に比例して高くなると考えていい。 |
航空券 | 10万円~30万円 | ジェットスター航空(乗り継ぎ便)が就航しているため比較的安価であるが、一般的には距離が少し遠い国なので少し割高です。 |
親子留学
ニュージーランドの親子留学は、比較的物価も安く治安も良いため、親子留学として人気の国です。人も温和で、デイケアセンターから幼稚園、小学校まで比較的受入体制が整っています。
学費 | 1200ドル~1500ドル/月(1名につき) 一般的には1300ドル前後 | 親子で通学する場合やお子様のみ通学する場合がある。 |
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滞在費 | ホームステイで 700ドル~900ドル/月(1名につき) | 都市の物価に比例して高くなると考えていい。 |
お小遣い | 500ドル~600ドル | 都市の物価に比例して高くなると考えていい。 |
航空券 | 10万円~30万円 | ジェットスター航空(乗り継ぎ便)が就航しているため比較的安価であるが、一般的には距離が少し遠い国なので少し割高です。 |
教師宅ホームステイ
教師宅ホームステイは、先生のお宅にホームステイをしながら1対1の個人レッスンを行うもので、平均1日3時間(週15時間)のプライベートレッスンが受けられます。
1対1のため、個人個人のスキルや勉強されたい内容に合わせて授業が行われるのが特徴的です。ホストファミリーが先生になるので、レッスン以外の日常生活でも色々と英語を教わることができ、生活を通じてレッスンを集中的に受けたい方に最適のプログラムです。
英語プラスアルファのコースとして、乗馬やスキー、ゴルフ、フラワーアレンジメントなどアレンジが可能です。また英語+ファームステイも人気。
ニュージーランドはオークランドとクライストチャーチを中心にご案内が可能です。
学費 | 1600ドル~2000ドル/週 | 希望レッスン数、時期や地域により異なる。授業料、滞在費、食事含む。 | |
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滞在費 | 学費に含む | ||
お小遣い | 500ドル~600ドル | 都市の物価に比例して高くなると考えていい。 | |
航空券 | 10万円~30万円 | ジェットスター航空(乗り継ぎ便)が就航しているため比較的安価であるが、一般的には距離が少し遠い国なので少し割高です。 |
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