台北に4ヶ月ほど留学してみた

台湾留学、短期で中国語の勉強をしてきた感想とアドバイスを

こんにちは、私、このたび台湾へ4ヶ月程海外出張することになりまして、せっかくなので中国語(北京語)を本格的に学ぼうと思い、空き時間で台北の大学付属語学センターへ留学することを決めました。

留学を決め、台湾の語学留学について調べるまであまり知らなかったのですが、世界的に見て中国語の需要がどんどん増えているのですね。(中華系の方々の世界人口や中国市場の経済規模を考えれば当然ですが…)

私の会社では年に数回、海外に行く機会があるのですが、現地には中華系の方々も多く見られて、ビジネス的にも確かに中国語の需要は英語にも劣らない気がします。

そこで!親日国「台湾」で中国語の語学留学を考えている学生・社会人の方へ、自分の体験談を含めた台湾語学留学情報をシェアしたいと思います!

台湾留学の気になる費用、学校や現地生活で必要な金額とは

まずは簡単な自己紹介を、台湾出張・留学当時の私のスペックは以下、

  • 性別:男性
  • 年齢:23歳
  • 職業:学生インターン
  • 中国語歴:勉強・留学経験一切無し
    大学では第二言語としてスペイン語(どうでもいい)
  • 英語力:リーディングのみ可、日常会話すらできない、留学経験なし

また留学条件はこちら、

  • 学校:台湾国立師範大学
    (台湾語学留学ではトップレベルに有名な大学)
  • 中国語コース:早朝のクラス、レギュラーコースを履修(※後に詳しく説明)
  • 滞在方法:オフィス(台北市内)
  • 留学期間:12月~翌年2月までの3ヶ月間
  • 学生ビザ:無し(台湾は90日間、無査証滞在が可能)、年末に日本へ一時帰国
  • 英語力:リーディングのみ可、日常会話すらできない、留学経験なし

それでは見てきましょう。

台湾に限らず、留学をする際に誰もが徹底的に調べるのが「費用」ついてですよね。

早速ですが台湾で語学留学をする際にかかるであろう費用項目をまとめると以下になります。

  • 日本から台湾までの航空券代
  • 台北での移動に必要な交通費
  • 中国語コースを勉強するための学校費用
  • 台湾での食事代
  • 台湾・台北で暮らすための住居・滞在費用
  • その他、台湾で生活するのに必要な諸費用

ちなみに、私の場合は飛行機代等の費用は会社負担であり、オフィスに住んでおりましたので住居費用もかかりませんでした。

普通、滞在費用は自費なので、ここでは現地の台湾人の方に聞いた情報を元に、「実際に私の台湾留学でかかった費用」「普通に台湾留学する際にかかると思われる費用」の両方について、台湾語学留学にかかるであろう費用を分析したいと思います。

まずは航空機のチケット費用から見ていきます。

日本・東京から台北まで、航空券はいくら?

台北行・航空券費用とは?

台湾への飛行機代に関して、私の場合、ありがたいことに会社が負担してくれたので、航空券費用は0円でした。

個人で台湾へ語学留学に行くなら、台湾までの国際航空券代も当然気になるところだと思いますので、相場価格について調べてみました。

最も安い費用で台湾へ渡航するには、東京(成田) – 台湾(桃園)間のフライトでLCC(格安航空会社)を利用するのが一番良いです。

台湾への主なLCCは以下の4つ。

  • VanillaAir – バニラエア(日本の会社)
  • Scoot – スクート(シンガポールの会社)
  • TigerAir – タイガーエア(シンガポールの会社)
  • JetStar – ジェットスター(オーストラリアの会社)

時間帯を選ばず、なるべく安いチケットを購入するなら、東京-台湾間の往復で約2万円の費用でチケットを購入することも可能です。ただし時期によっては値段が2倍から3倍以上に跳ね上がることになりますので注意が必要です。
(例えば、1月末の旧正月、2~3月の春休みや7~8月の夏休みなど)

ここが注意が必要なポイントとして、上記の費用はあくまで航空券代のみであるということ。

LCCの場合、空港でのチェックイン時に預ける荷物(受託手荷物といいます)の費用が別途、必要なプランもあります。その他、従量課金制でもあるので、例えば5kgオーバー毎に1000円プラス、といった具合に追加費用がかかるので航空券購入時に必ずチェックしておくこと。

以上を踏まえると、台湾への渡航にかかる費用は大体往復で3万円程度といったところです。

POINT!

東京から台湾までの航空券費用は約30,000円(往復)

ちなみに、桃園空港から台北市内への移動はまた別途費用がかかります。(次で説明)

空港からのアクセス、台北での移動手段について

空港から台北市内へ

ここでは主に台北市周辺における交通手段と費用について説明したいと思います。

と、そのまえにまず空港についてから台北市内まで移動する際にかかる費用について説明したいと思います。
※1学期(約3ヶ月)の学費、3/13時点レート【1NT$=約3.7円】で計算

まず桃園空港と台北市内(台北駅)間を移動する手段は主に以下の3つに絞られます。

  • シャトルバス
  • タクシー
  • MRT(大衆高速鉄道)

次に、費用感はこんな感じ

乗り物シャトルバス
(國光客運)
タクシーMRT
(桃園空港線)
所要時間約1時間約1時間約40分
費用NT$125(約462円)NT$1,000~NT$1,500
(約3,700円~5,500円)
NT$160(約592円)

少し補足すると、シャトルバスは「國光客運」のものがおすすめ。台北駅までノンストップで向かってくれます。(私はいつもシャトルバスを使います。)

MRTの桃園空港線は2017年3月に開設した、台北中心部への交通手段で、所要時間と費用面を考えると最もコストパフォーマンスが良く便利です。

台湾での留学費用をなるべく抑えたいなら、少なくともタクシーは使わないようにしたいですね。

続いて台北市周辺でよく使われる移動手段とその費用について見ていきたいと思います。

まとめると、以下の移動手段が挙げられます。

  • MRT
  • バス(公車)
  • タクシー

順番に見ていきましょう。

MRT(Mass Rapid Train)、料金が安く台北での移動の要

台北の地下鉄・MRT

MRTは簡単に言えば台湾の地下鉄です(一部路線は地上を走っていますが)。MRTは台北に住む人にとって最も重要かつ有名なインフラです。費用は台北市内であれば、片道大体NT$20〜NT$50で収まります。

5〜10分に一本は電車が来るのでとても便利、おまけに費用は格安ということで、私は台湾留学中は通学の際にMRTを使っていました。

POINT!

MRTの費用は片道NT$30(約111円)くらい

バス(公車)、慣れれば安くて便利

台北のバスはとっても便利

バスも多くの方が使う移動手段です。台北のバスの費用はNT$15。MRTよりも費用が安いのが特徴です。

バスの路線は台北市内に至る所に張り巡らされているので、慣れてしまえばMRTよりも安く便利に感じる人も多いでしょう。

POINT!

バスの費用は片道NT$15(約55円)くらい

タクシーなら安心、だけど非常だけにしよう

便利だけど割高なタクシー

台北市周辺であれば、至る所にタクシーが走っています。台湾の交通手段の中で費用が高い方ですが、日本に比べると格段に安いです。初乗りがNT$70で、台北市内であればNT$100〜NT$300程度で移動できます。

ただMRTやバスに比べるとやはり費用が高いので、普通に生活する上ではタクシーは使わないほうがいいでしょう。

POINT!

タクシーの費用は片道NT$150(約555円)くらい

他にも、オートバイやYouBike(ユーバイク)という台北市内限定のレンタル自転車サービスなどがあります。

国立台湾師範大学の1学期・3ヶ月間のプログラム費用紹介

次に中国語コースを受講するのに必要な学費を見てみます。実際に学校でもらった資料を翻訳してみました。
※1学期(約3ヶ月)の学費、3/13時点レート【1NT$=約3.7円】で計算

コース名レギュラーコースインテンシブ(集中)コース
学校登録費用NT$1,000
(3,700円)
中国語レッスン費用NT$25,000
(92,500円)
NT$32,400
(119,800円)
保険費用NT$276
(1,021円)
合計NT$26,276
(97,221円)
NT$33,676
(124,601円)

自分の場合はレギュラーコースを1学期分受けましたので、費用は約10万円でした。中・長期で留学を考えていらっしゃる方は数十万円の費用がかかることになりますね。

POINT!

学業費用は、NT$26,276(約97,221円)

毎日の食費はどのくらい準備すべき?

リーズナブルで美味しい料理

台湾の物価は日本と変わらなくなってきましたが、食費に関しては比較的安いのが特徴です。

台湾には小吃(シャオチー)と呼ばれる地元ならではの一品物の食事がたくさんあります。屋台やレストランが至る所にあり、NT$100(約370円)もあればお腹一杯に食べられるのでおすすめです。

実際に留学中の一日あたりの食事費用は以下のようになります。

  • 朝食:NT$120(コーヒー、パン)
  • 昼食:NT$100
  • 夕食:NT$100
  • 間食、飲み物代:NT$150

合計しますと、一日あたりの費用は平均NT$470(約1739円)程度でした。

学校で知り合った友人との飲み会があった場合、一回あたりNT$700程度費用がかかりました。

上記をもとに月あたりの台湾留学中の生活費用を合計してみますと、

(一日あたりNT$470/日 x 30日)+ (飲み会NT$700 x 4回) = NT$16,900(62,530円)

となりました。結構かかっていましたね。私はオフィスに住んでいてキッチンが使えなかったので、自炊はできませんでした。自炊で上手くやりくりすれば食費をもっと抑えられる可能性もありますね。

POINT!

食費は月50,000円くらい(飲み会がなければ)

台湾留学中の滞在先、住居の違い

私は台湾滞在中、オフィスに住むことができたので、滞在・住居に関する費用は一切かかりませんでした。

一般的には、台湾留学中、滞在のための家賃等は自己負担です。

そこで!これから台湾留学を考えているあなたのため、台湾人の同僚に、実際に台湾での住宅・滞在事情について尋ね、留学生の多くが選ぶ住居のタイプや、その相場費用について教えてもらいました、分かりやすく表にしてまとめてみます。

住居タイプ月あたりの家賃・費用一人あたりの費用
タイプA:ルームシェア型
(共同広間x1、個室x3、キッチン、トイレ、シャワー)
家賃:NT$25,000
電気代:NT$300
水道代:NT$200
家賃:NT$8,300
電気代:NT$100
水道代:NT$70
合計:NT$8,470
タイプB:共同アパート型
(各自一部屋、シャワー・トイレ共同)
家賃:NT$8,000
電気代:NT$300
水道代:NT$200
左に同じ
タイプC:マンション
(完全な一人暮らし、個室)
家賃:NT$25,000
電気代:NT$300
水道代:NT$200
タイプD:学生寮家賃:NT$4,600~NT$11,600
電気代:NT$300
水道代:NT$200

電気代ですが、夏が暑い台湾の場合、倍以上の料金になるとのこと。台湾政府が電気の使いすぎを懸念して料金を上げるのだとか。私の台湾滞在は冬場だったので、そんなに光熱費・水道代はかからなかったです。

POINT!

住居費は月NT$8,000(29,600円)くらい

予想と違った、実際の出費

その他の台湾での生活費として、以下の費用が必要でした。

  • インターネット代:月あたり約NT$600、2,220円
  • 洗濯代:月あたり約NT$400、1,480円

まずインターネット代についてですが自分の場合、iPhoneで海外SIMを使っていました。仕事の都合上、無制限プランを契約する必要があったので、3G回線で4ヶ月無制限(留学生限定、通常は3ヶ月)のプランを契約、費用はNT$2,300$でした。

洗濯は、オフィスには洗濯機がなかったため、近くのコインランドリーを週一回使っていました。一回あたり、洗濯機と乾燥機あわせてNT$100$(約370円)でした。

以上、台湾における留学費用についてまとめると、実際に自分が体験した費用とみなさんが生活する上でかかるであろう費用は次のようになると思われます。

項目予測留学費用実際の留学費用
交通費NT$1,200(約4,440円)NT$960(約3,552円)
学費NT$8,758(約32,404円)NT$8,758(約32,404円)
食費NT$10,500(約38,850円)NT$16,900(約62,530円)
住居費NT$8,000(約29,600円)不要
その他生活費NT$1,000(約3,700円)NT$1,000(約3,700円)
合計NT$29,458(約108,994円)NT$27,618(約102,186円)

以上が月あたりの費用となります。これに飛行機代(往復)30,000円が加算されることになりますね。

何故か、家賃を払っていないにもかかわらず、そんなに予測・準備いていた留学費用と実費に大差がありませんでした。ちょっと食事や飲み会に費用をかけすぎたかもしれません。

上記はレジャー代や観光費用等一切含んでいませんので、実際に台湾をフルで楽しむとなるともっと費用がかかると思います。

以上、台湾で留学をする際に参考にして頂ければと思います。

みんながおすすめする師範大学の特徴

今回、私が語学留学したのは、「師範大学」という台湾では有名な大学の語学センターです。

実はこの師範大学、台湾留学では1、2を争うほど人気の大学なんです。

その理由は、まず日本人が学びやすい環境であること。基本的にアジアで留学する際に学内で公用語となるのは「英語」です。台湾も例外ではありません。

実際に私が教わった先生は、中国語7割、英語3割といった感じでした。話を聞くと先生によって授業の方針はかなり異なってくるらしく、インテンシブ(集中)コースの先生は、最初以外ほぼ全部中国語ということもありえるらしいです。

師範大学では日本語を話せる先生が在籍しており、入学前のオリエンテーション(説明会)も、日本人用に日本語による説明会もありました。単位の話やVISA取得の話などの重要事項も、日本語で説明してくれるので台湾での語学留学が初めてという方でも安心です。

また、日本人の生徒が多いというのも特徴的でしょう。説明会の後、3班(日本人班、韓国人班、その他国籍班)に分かれて校舎内の案内があったのですが、私の時は圧倒的に日本人の人数が多かったです。

ちなみに私のクラスには、自分以外日本人の生徒はいませんでした。担任の先生には「最初は大変だと思うけど頑張ってね」的なことを英語で言われたのを覚えています。

聞くところによると最初は日本人の生徒同士で助け合いつつ、勉強するようですね(宿題の範囲やテストの情報共有など)。私の場合、先生がけっこう緩かったので大丈夫でしたが、多くが英語があまり話せない日本人にとってはそういったコミュニティが最初は結構役に立つようです。

中国語コースの特徴

台湾師範大学、中国語コースの特徴やシステムについて、簡単に説明したいと思います。

  • 日本人が多い
  • レギュラー、インテンシブの2コースから選べる
  • 1学期3ヶ月ごとの申込み
  • 選択授業が豊富
  • アクセスが良い
  • 大学周辺の環境が良い

日本人が多いので困ったことがあったら頼ろう

師範大学の中国語コースは、日本人の留学生がとても多いです。授業やテキストは基本的に中国語か英語なので、中国語レッスンについていけるかどうか心配な人は、日本人の友人を作ると良いと思います。

逆に日本人と余り関わりたくないというストイックな人は、師範大学メインキャンパスの日本語学科の生徒と、言語交換(language exchange)をすると良いです。
(※学期始めの募集なので逃さないように注意!)

師範大学の勉強システムと学業ビザ

師範大学には、「レギュラー(一般中国語)コース」と「インテンシブ(集中中国語)コース」の2種類があり、それぞれの特徴、違いは以下となります。

コース名レギュラーコースインテンシブコース
中国語レッスン平日1日2時間平日1日3時間
時間帯午前8時~午後8時のうちの6コマから好きな時間帯を選択可能(学期毎)午前10時20分~午後1時10分、午後2時10分~午後5時10分の2コマのみ
課外授業課外授業は必須ではない課外授業が必須である
授業進捗度1週間(5日間)で1課(セクション)3日で1課(セクション)
宿題少なめ普通
プレゼンテーション無しときどきプレゼンテーション課題が出る
日本人比率多め最初は日本人多め

私は朝8時からのレギュラーコースを受講していました。基本的な授業は2時間のみで、その後課外授業を受けるコースです。なぜレギュラーコースなのに選択授業を受ける必要があるのかというと、単位の関係です。

師範大学では月当たり大体20単位分の(1時間 – 1単位)授業外勉強時間を確保しなければならず、授業外での自習や選択授業を受けたりと単位を稼ぐ必要がありました。

この単位は学業ビザを取得する上で必須となるため、台湾に長期留学をお考えの場合に必要となります。私の場合は最初から1学期のみの予定でしたので通常授業のみでOKでした(最初知らずに真面目に受けていましたが)。

レギュラーコースのペースは、インテンシブコースに比べて緩く、漢字が読めない国から来た留学生が多く受講していました。私のクラスの構成は、日本人1人(私です)、アメリカ人4人(全員男)、ニカラグア人(女1人、男1人)、タイ人(女1人)という割合でした。

早朝のクラスということで、自分と同様に仕事で台湾に来ている人もいましたね。

次にインテンシブコースですが、こちらは通常授業が3時間の短期集中コースです。ペースが比較的速く、宿題やプレゼン課題が多く出されるので、中国語の実力は、もちろん努力次第にはなりますが、一気に伸びる可能性が高いですね。

また、通常授業のみで単位が完結するので、学業ビザのために課外授業を受ける必要はありません。 逆に自由に受講することも可能です。

師範大学の課外選択授業は種類が豊富なので、興味があるものについては受けてみると楽しいと思いますよ(例:映画、料理、歌、新聞、ビジネス、初級会話など)。

インテンシブコースの場合、受講できる時間帯は昼前後の2コマのみ。初級レベルのうちは漢字が理解できる日本人が多く受講する傾向があります。

逆に初級レベルからレギュラーコースを受講すると、授業のペースが遅すぎてもどかしく感じると思います。語学留学だけのために台湾に来ている方は、個人的にはインテンシブコースの良いと思います(自分の場合は仕事との兼ね合いでレギュラーコースを受講することにしました)。

コースは学期ごとに変えられますので、定期的にコースを見直すといいかもしれませんね。

台湾留学では英語も学べる!?語学に最適な環境

私が台湾留学を終えたあとに感じたこととして、「英語の実力も少し伸びたな」ということ。

台湾で留学をしていると、日本にいる時に比べて英語に触れる機会が圧倒的に増えます。
(例えば、クラスに4人アメリカ人いたり、半数以上がネイティブ並、生活していく上で中国語が通じなかったら英語で話す、など)

このような事実に気づいた私は台湾滞在中に英語の実力も伸ばそうと以下の計画を立てました。

  • 可能な限り毎日スカイプ英語レッスンを行う
  • 英語のポッドキャストを聞く
    (クラスのネイティブの英語が速すぎたためラジオで耳慣らし)
  • インターネットで生活・旅行に関する英語のワンフレーズをあさる

台湾出張中に中国語を勉強するならまだしも何やってんだ笑、といった感じもありますが、これらを仕事終わりに続けていたら、以前よりも格段に英語の実力が伸びたのを実感しました。

例えば、

  • 非英語ネイティブの人とは臆せず話せるようになった
    (ネイティブの人の英語は速すぎて、まだ聞き取れないことがあります)
  • オンライン英語のフリートークレッスンが受けられるようになった
    (個人的には大きな進歩)
  • Q.英語話せますか? – A.日常会話程度ならまあ…とためらいもなく言えるようになった!
    (気がする)

台湾で中国語を本格的に学びはじめて、言語に対する学習意欲が格段に増しましたことは間違いありません。海外の雰囲気がそうさせたのかも。

ちなみに、交換留学で台湾の大学に留学する人は、通常、大学の講義は英語で受ける方が多いようですね(知り合いに二人いました)。そういった方は英語と中国語の両方をしっかりと身につけています。

とにかく個人的には台湾留学では中国語と英語の両方を学べる!ということがわかったので、余裕のある方に是非、台湾留学に行くなら、英語の勉強もおすすめしたいです。

ここだけ!体験者が語る台湾留学での後悔とアドバイス

最後に、私自身、実際に台湾留学をした経験を振り返って、こうすれば良かったなと思ったことや、これは絶対にした方が良いと思ったことを紹介したいと思います。

留学を始める前にやっておけばよかったなと思うこともありましたので、これから台湾留学を考えている方はぜひとも参考にしてみてください。

中国語の文法は勉強しておこう

私の場合、今回の台湾での語学留学が中国語の勉強をする初めての機会であり、かつ本来の目的は海外出張ということもあって、事前に中国語の勉強は一切していませんでした。

実はここが後悔のポイントなのですが、個人的には中国語の文法を予め勉強しておいたほうが良いと思います。

例えば中国語の文法の知識が0の状態だと、授業で習ったフレーズを丸暗記するしかありません。ですが、中国語の文法を知っていれば、会話のなかで実際に文を組み立てて会話をしたり、前もって使えそうな表現をストックしたりできるので実力が付きやすくなると思います。

また事前に中国語の文法を学んでおけば、授業で再度習った際の記憶の定着度も違います。

もう一点、中国語レッスン教材は英語解説のものを使用するため、英語が苦手なら、事前に勉強しておくと授業について行きやすくなります。

英語が出来れば、他の国からの留学生と仲良くなるメリットも

英語をある程度話せたら台湾留学はより良いものとなると思います。

特に私のクラスは、アメリカ人が4人もいた上にネイティブ並に英語を話せる生徒が半数以上いたので、もっと英語を話せたらすごく楽しいだろうな、と度々思いました。
(皆フレンドリーで仲良くはなりましたが)

短期間でも、特に英語の留学を経験したことある人なら、中国語だけでなく英語の腕を上げる機会にもなりますので、時間とお金が許すのであれば東南アジアなどに短期で語学留学に行くのも良いと思います。

ご近所のお店で提供されている食べ物を知っておく

台湾には地元の料理屋がたくさんあります。留学が始まり台湾に住み始めたら、まずは近所にある食事処を一通り試してみると良いと思います。

台湾料理は日本人の口にあうものが多く、美味しいのですが、同じものを食べ続けているとやはり飽きてきます。

早いうちから様々な店を回ったり、色々な食事を注文したりなどして把握しておけば、毎回の食事が楽しくなること間違い無し!安くてボリュームのある美味しい食べ物を見つけておけば、家計にも優しいです。

食事は台湾留学において重要な要素ですので、早いうちから把握しておくと、留学生活がより良いものになります。
(ちなみに私のお気に入りは上の写真の屋台の台湾料理です。)

いかがでしたでしょうか?

台湾には親日の方も多く、日本人にとって住みやすい環境が整っていますので留学にとてもおすすめ、私自身が実際に体験してみてそう思います。

これから台湾留学を考えている方のお役に少しでも立てたなら幸いです。

この記事を書いた人

投稿者:taiki
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