アメリカ留学の費用っていくら?

アメリカ留学費用~短期1ヶ月・半年・1年でいくらかかる?

海外での英語・語学留学先として人気の国、アメリカ。ニューヨークやロサンゼルスなど大都市以外にも留学におすすめの都市が多数ありますが、滞在都市次第でアメリカの留学費用は大きく違います

またアメリカ留学の目的でも費用は大きく変わります。留学目的には語学・英語力アップのほか、2年制の短期大学・コミュニティカレッジや4年制大学への進学、アメリカの名門大学が提供するエクステンションプログラムでビジネスを学ぶ、無給インターン・職業体験への参加などさまざま。

そのような滞在先やコース選びで気になる留学費用。アメリカ留学に必要な費用はいくらなのか、このページでは短期1ヶ月や半年、1年などの期間別に、アメリカの人気都市へ留学した場合に費用がいくらかかるかを徹底調査して一覧で紹介、同時に留学費用を安くするための節約方法も提案します。

また語学留学以外に、アメリカの大学進学の場合に必要な費用や、中学生・高校生に人気のジュニアプログラム費用、大学生・社会人向けの大学エクステンション留学の費用も紹介します。

目次

アメリカのおすすめ都市での海外語学留学と必要な費用

都市・期間別に比較してみた

ロサンゼルスやニューヨークなどアメリカ留学の人気都市と特徴

海外語学留学でアメリカを選ぶ場合の費用は、滞在するアメリカの都市により費用が大きく変わります。そこでまず、アメリカ留学の人気・おすすめ都市を紹介します。

アメリカの人気3大都市と言えば、ロサンゼルス、ニューヨーク、サンフランシスコ。それぞれ魅力の街ですが、アメリカ屈指の大都市で滞在費用は高くなりがち。特に最近、アメリカの不動産価格が上昇、ホームステイ費用やレジデンス(学生寮、アパート)の料金が上がっています。

一方、広大なアメリカには他にも留学でおすすめの都市が多数。例えば、アメリカ西海岸・カリフォルニア州ロサンゼルスの南にあるメキシコ国境の街サンディエゴや、東海岸・ニューヨークの北、アメリカの古都で大学の街ボストン、さらにサンフランシスコの北、緑豊かなオレゴン州ポートランド、カナダ国境に近いワシントン州シアトルなどが、日本人留学生に人気の都市。

またアメリカ中部では、アメリカ第3位の規模の都市、五大湖・ミシガン湖畔のシカゴ、アメリカ東海岸のリゾート・マイアミも、アメリカ留学で人気、おすすめの都市に挙げられます。

学費の相場を期間別に比較~英語レッスン・ホームステイ費用含む

上記で紹介したアメリカ留学のおすすめ都市に、短期2週間から4週間(約1ヶ月)、アメリカの学生・留学ビザ申請が不要な12週間(約3ヶ月)までの期間と、長期の約半年(24週間)や1年間(48週間)など、期間別に留学で必要な学費の相場などの費用を比較します。

このページの費用比較表に含まれるものは以下の通りです。

  • 学校申込金
  • 学費・コース費用
  • アメリカでの滞在費用(ホームステイ個室、朝・夕食付の場合)
  • アメリカ現地空港の出迎費用(学校の最寄り国際空港)

各都市、各期間別の留学費用は後ほど紹介しますが、アメリカ留学費用の調査結果をもとに、各滞在期間で必要となる平均的なアメリカ留学費用は以下の通りです。

アメリカ語学留学にかかる期間別の平均的な費用

滞在期間2週間4週間
約1ヶ月
12週間
約3ヶ月
24週間
約半年
48週間
約1年
留学費用(US$)US$1,560~US$1,990US$3,125~US$3,935US$8,465~US$10,795US$17,720~US$22,330US$35,000~US$44,170
留学費用(日本円)24万円~30万円47万円~59万円127万円~162万円266万円~335万円525万円~663万円

アメリカの語学留学にかかる費用は、ホームステイ滞在費用も含めると短期1ヶ月(4週間)の場合は50万円前後、長期半年(24週間)の場合は300万円前後が相場であり、目安。ただし、滞在する都市や学校次第でこれよりも安い費用のアメリカ留学も可能です。

当然、アメリカでの滞在期間が長いほど留学費用は高いですが、1週間あたりの留学費用は安くなります。なお、アメリカ留学では上記学費や滞在費用の他に以下も必要な点にご注意ください。

  • 日本からの渡航費用(往復国際航空券代)
  • 海外旅行(留学)傷害保険
  • アメリカの学生・留学ビザ申請費用
  • アメリカ現地での生活費用

これらの渡航費用や保険費用は、留学時期や期間で金額が違います。当サイト・留学ランドに留学費用の見積もりを依頼される際にあわせてご確認ください。

知っておくべきアメリカの学生ビザ情報と費用について

アメリカ留学前に知っておくべきなのが、アメリカの学生ビザの情報とその費用


アメリカの語学学校で提供される一般英語コースの多くは、午前または午後のみ、半日のパートタイムコースと、午前・午後ともに英語レッスンとなるフルタイムコースに分かれますが、もし英語レッスンが午前・午後ともにあるフルタイムコースへ参加する場合、たとえ短期間1週間のアメリカ留学でも、事前に学生ビザ申請が必要

一方、午前または午後だけ英語レッスンのパートタイムコース、かつ滞在期間が3ヶ月未満の短期留学の場合、アメリカの学生ビザ申請は不要です。最大3ヶ月まではESTAと呼ばれる電子渡航手続きだけで、アメリカに入国可能です。

なおアメリカの学生ビザ申請にはアメリカ大使館への学生ビザ申請費用(US$160)と、アメリカに入国する留学生を管理するシステム・SEVIS費用(US$350)の2つが必要。

以下で紹介するアメリカ留学費用の比較表の金額は、短期2~12週間まではビザ申請が不要なパートタイム、半年(24週間)および1年(48週間)はフルタイムコースの参加を前提に計算しています。

語学の勉強に必要なお金~アメリカ留学期間別の費用目安を紹介

アメリカでの語学の勉強に各期間でどれくらいの留学費用が必要か、費用の相場を紹介します。なお、以下の費用比較では都市別の費用の違いが分かりやすいよう、海外各国やアメリカ各都市に語学学校を展開する語学学校KAPLAN International各校の費用を目安に比較します。

短期2週間のアメリカ留学はどれくらいの費用が必要?

2週間のアメリカ短期留学の場合にどれくらいの費用が必要か、都市別の学費・滞在費用の相場を比較表で確認します。

短期2週間留学でのアメリカ各都市の留学費用の目安

留学先都市費用(アメリカドル)費用(日本円)
ニューヨークUS$1,990¥299,000
ロサンゼルスUS$1,730¥260,000
サンフランシスコUS$1,710¥257,000
ボストンUS$1,740¥261,000
シカゴUS$1,610¥242,000
サンディエゴUS$1,610¥242,000
シアトルUS$1,625¥244,000
マイアミUS$1,665¥250,000
ポートランドUS$1,560¥234,000

短期2週間のアメリカ留学の費用の目安は24万円~30万円で、学費・ホームステイ滞在も含む金額。都市による費用差は大きくないですが、アメリカの3大都市、ロサンゼルス・ニューヨーク・サンフランシスコや、大学の街ボストン、リゾート地・マイアミの費用はやや割高。一方、アメリカ西海岸のシアトルやポートランドは2週間でも留学費用が他都市に比べ安いのが特徴。

とは言え、2週間のアメリカ短期留学の場合は費用に大きな差は無いため、あなたが本当に留学・滞在したいアメリカの都市を選ぶのがおすすめです。

短期では大幅な語学力アップは難しいかもしれませんが、短期でもアメリカ留学に参加すれば「もっと英語を学びたい」という気持ちが高まる効果も。また、大学進学やキャリアアップのための長期留学の下見と考えても良さそうです。

夏休みにおすすめ、4週間・約1ヶ月滞在にいくらかかる?

次は約1ヶ月(4週間)のアメリカ語学留学の場合、おすすめ各都市で費用の相場がどの程度違うかを比較します。1ヶ月は中学生や高校生、大学生の夏休み・春休みのアメリカ留学でもおすすめの留学期間です。

約1ヶ月、短期4週間のアメリカ留学で必要な費用の相場

4週間、1ヶ月の場合

留学先都市費用(アメリカドル)費用(日本円)
ニューヨークUS$3,935¥591,000
ロサンゼルスUS$3,445¥517,000
サンフランシスコUS$3,425¥514,000
ボストンUS$3,465¥520,000
シカゴUS$3,195¥480,000
サンディエゴUS$3,225¥494,000
シアトルUS$3,230¥485,000
マイアミUS$3,330¥500,000
ポートランドUS$3,125¥469,000

約1ヶ月(4週間)のアメリカ留学の場合、費用の相場は47万円~60万円程度で、滞在都市により差があります。アメリカで最も生活費用の高いニューヨークと、最も費用の安いオレゴン州ポートランドと比較すると1ヶ月の差額が約12万円。ポートランドのあるオレゴン州は消費税が無く、アメリカの中でも安い留学費用に節約可能でおすすめの場所です。

またワシントン州シアトルも大都市群と比較して留学費用が安い傾向。シアトルはスターバックス発祥の地で、AmazonやMicrosoftなどIT企業の本社がある都市でも有名です。アメリカ留学という視点では、ワシントン州シアトル周辺にはコミュニティカレッジ(コミカレ)も多く、同じくアメリカ西海岸のカリフォルニア州と並び、4年制大学への編入システムが整っている点もおすすめです。


いずれにせよ1ヶ月以内の短期留学の場合、同じアメリカでも日本から近く、渡航費用や時間を節約できる西海岸がおすすめ。ポートランドやシアトル、カリフォルニア州のロサンゼルスやサンディエゴが短期留学の人気都市。都市を指定いただければ安い留学費用の語学学校を当サイトで紹介することも可能です!詳しくはぜひ一度、留学ランドへお問い合わせください。

3ヶ月まで学生ビザ申請不要、ただし半日パートタイムのプログラム

留学期間3ヶ月は、アメリカの学生ビザ申請がギリギリ不要な期間。以下の留学費用比較表も午前または午後のみのパートタイムプログラムコースが前提で、事前のアメリカ学生ビザ申請は不要です。

一方、フルタイムコース、午前・午後ともに英語レッスンを希望する場合は、短期1週間~3ヶ月の参加でも、出発前にアメリカの学生ビザ申請が必要です。

12週間(約3ヶ月)の費用はサンフランシスコやボストンもやや高い

12週間、約3ヶ月の場合

留学先都市費用(アメリカドル)費用(日本円)
ニューヨークUS$10,795¥1,620,000
ロサンゼルスUS$9,385¥1,408,000
サンフランシスコUS$9,365¥1,405,000
ボストンUS$9,445¥1,417,000
シカゴUS$8,615¥1,300,000
サンディエゴUS$8,765¥1,315,000
シアトルUS$8,730¥1,310,000
マイアミUS$9,070¥1,361,000
ポートランドUS$8,465¥1,270,000

約3ヶ月(12週間)のアメリカ留学費用の相場は、120万円~140万円。ニューヨークを含む3大都市、ロサンゼルス・サンフランシスコに加え、ボストンの4都市の費用が高く、他の都市に留学する場合との費用差が大きくなります。一方、3ヶ月の留学費用が安いのはアメリカ西海岸の都市やシカゴです。

ニューヨークやボストンなどアメリカ東海岸の都市は費用が比較的高いですが、留学先として根強く人気。その理由の1つが大学です。

アイビーリーグと呼ばれるアメリカ屈指の名門校が集中、ニューヨークにはコロンビア大学、ボストンにはハーバード大学があり、大学生以上の場合、これら大学付属の英語コースにも参加可能。ただし、費用は語学学校の2~3倍が相場。

とは言え、ニューヨーク・コロンビア大学の英語コース(American Language Program:ALP)は確かに安い留学費用ではありませんが、参加した日本人留学生の満足度は非常に高い、予算が許せばおすすめの留学先です。

安い留学費用ならシアトル・シカゴが狙い目

都市別に費用を確認すると、1ヶ月以内の短期留学と同様、3ヶ月のアメリカ留学でも西海岸のシアトルは比較的安い費用で狙い目。また、アメリカ第3の都市・シカゴも留学費用が安く、おすすめです。

シカゴはニューヨークのように高層ビルが立ち並ぶ大都市で、私の留学エージェント時代の同僚も、子供ができてアメリカ留学したい、と言い出したらシカゴに行かせると言うほど魅力的な街。美術館も多く、自然が近い上に交通インフラも整う点がシカゴのおすすめ理由です。

半年留学(24週間)の場合、予算に合った滞在先都市選びが重要

24週間、半年の留学なら

24週間、約半年のアメリカ語学留学では、アメリカのコミカレや大学進学、TOEFLやIELTSのスコア取得など語学上達の具体的な目的を持つ留学生が多い様子。また半年留学では都市別の費用差が大きいため、予算に合った滞在先選びが重要です。

アメリカで半年間、語学を学ぶにはどれくらいの費用が必要か、渡航先の都市別に比較します。

半年間のアメリカ滞在では、渡航先の都市による金額差が大きい

留学先都市費用(アメリカドル)費用(日本円)
ニューヨークUS$22,330¥3,450,000
ロサンゼルスUS$19,540¥2,931,000
サンフランシスコUS$19,640¥2,946,000
ボストンUS$19,660¥2,949,000
シカゴUS$18,110¥2,717,000
サンディエゴUS$18,440¥2,766,000
シアトルUS$18,345¥2,752,000
マイアミUS$19,045¥2,857,000
ポートランドUS$17,720¥2,658,000

半年(24週間)のアメリカ留学にかかる費用の目安は260万円~350万円程度ですが、渡航先の都市により金額に差があります。例えば、アメリカ西海岸のポートランドでは半年の留学費用が270万円と比較的安いのに対し、ニューヨークでの半年間の留学費用(学費・ホームステイ費用)は350万円と高額。

半年以上の長期アメリカ留学では、明確な目的を持ち、慎重な滞在都市選びがおすすめ。例えば、アメリカ留学で学生ビザを取得して入国、コース開始後に生活が合わずに他の街に行きたいとなると引っ越し費用がかかる上、学生ビザのための転校手続きなども必要。

また、学生ビザで入国すると、アメリカの語学学校での出席率が8割~9割でなければなりません。滞在先での生活が合わないからと、このルールを破ると語学学校から警告が出され、守れない場合は学生ビザの取り消し・強制帰国となります。

このように長期留学の場合ほど、アメリカ国内での都市選びが重要です。

アメリカ西海岸カリフォルニア州ならロサンゼルスでなく、サンディエゴも

とっても重要、正しい都市選び

アメリカ留学の目的がカレッジや大学進学の場合でも、まずは語学学校への留学も考えますよね。ただ、語学力アップがアメリカ留学の目的でも、それだけでは都市選びの基準になりません。またディズニー好きだから本場ディズニーランドのあるロサンゼルスがいい!という場合もあります。

でも、ロサンゼルスが本当におすすめでしょうか?例えロサンゼルス留学中でも、平日は語学学校があり、ディズニーランドに行くのは土日や祝日。どうせ週末にディズニーランドへ行くのなら、留学費用を節約できる同じアメリカ・カリフォルニア州のサンディエゴ留学もおすすめ

アメリカ西海岸・カリフォルニア州サンディエゴはロサンゼルスの南にありハワイと似た気候で温暖、またロサンゼルスより日本人比率も低め。ショッピングモールなども揃い、美しいビーチでサーフィンなどのアクティビティも体験できます。

安い留学費用に節約できるサンディエゴで平日は英語に集中、月に一度はディズニーやユニバーサルスタジオのあるロサンゼルスへ出かけ(語学学校のアクティビティ体験が用意されている場合も)。他の休みはサンディエゴでサーフィン、ショッピングを楽しむなど、カリフォルニア州サンディエゴはおすすめのアメリカ留学先です。

ニューヨーク留学の場合も、ニュージャージー滞在が費用が安く、おすすめ

学び、と遊び、を住み分ける

似たことが言えるのがアメリカ・ニューヨーク留学の場合。平日は語学学校があり、ゆっくりニューヨーク・マンハッタン観光を楽しむのは週末。それなら、ハドソン川を挟んで隣接するニュージャージー州で学校やホームステイ先を探すのもおすすめです。マンハッタンまで1時間弱、公共交通機関ですぐ到着できます。

ニュージャージー州滞在がおすすめの理由は、マンハッタンと比較して学費が安く、生活費も安いため留学費用を節約できるから。アメリカ・ニュージャージー州は消費税が安く、衣料品にも消費税がかかりません!(食料品に消費税はかかりませんが、これはニューヨーク州も同じ)

このようにアメリカ留学中に滞在したい都市の「隣の都市」も選択肢に含めると、費用がかかるアメリカの長期語学留学でも、費用節約の可能性が増えます。詳しい費用節約のコツについては、ぜひ留学ランドまでご相談ください。留学目的・希望に合った最適なアメリカの都市や語学学校の最新情報を紹介します!

約1年間、48週間のアメリカ長期留学の場合の費用

英語”で”学ぶ留学を

約1年間(48週間)のアメリカでの語学留学、長期留学の場合は、英語力アップの、その先も重要。基本的な語学力が身につけば、「英語を勉強する」だけでなく、「英語で何かを学ぶ」ことも可能です。

語学学校によってはビジネス英語コースや、アカデミックな英語、TOEFLやIELTSなどの英語試験対策コース、その他無給の職業体験コースなども。これらのコース参加には中級か、それ以上の英語力が必要ですが、ビジネスコースや無給職業体験は就職の際のアピールポイントにもなり、TOEFL、IETLSはコミカレ・大学・大学院進学などで求められるスコアです。

1年のアメリカ長期留学の場合は、留学目的に合わせた語学学校・プログラム選びが重要ですが、参考までに1年間、KAPLAN Internationalのアメリカ各校に参加した場合の留学費用は以下の通りです。

1年間の学費、滞在費を含むアメリカ各都市の留学費用一覧

留学先都市費用(アメリカドル)費用(日本円)
ニューヨークUS$44,170¥6,626,000
ロサンゼルスUS$38,620¥5,793,000
サンフランシスコUS$38,840¥5,826,000
ボストンUS$38,860¥5,829,000
シカゴUS$35,750¥5,363,000
サンディエゴUS$36,440¥5,466,000
シアトルUS$36,225¥5,434,000
マイアミUS$37,645¥5,647,000
ポートランドUS$35,000¥5,250,000

約1年(48週間)のアメリカ語学留学費用は、ホームステイ費用も含めると520万円~660万円が目安。特にニューヨーク・ロサンゼルスなどの大都市や、ボストン、マイアミは滞在費用が高額で、現地生活費用も高くなります。ただし、留学先の都市を変えたり、学校の長期割引の利用、滞在方法をホームステイからルームシェアに変更するなどで留学費用の節約も可能です。

例えば次のアメリカ留学費用の節約ポイントの1つ目で紹介する通り、期間1年などの長期留学では条件付きながら英語レッスン費用が安い特別割引が適用される場合も。以下、アメリカ留学費用の節約ポイント、また語学学校の長期割引でどれくらい安くなるかを紹介します。

いかに安い費用に節約するか、3つのコツと現地生活のポイント

費用を抑える3つのポイント

アメリカ留学に限らず、留学費用の節約で知っておくべきコツや現地生活のポイントが3つあります。

長期割引の利用で学費を節約でき、費用が安くなる

まず1つ目が長期割引コースの利用。アメリカの多くの語学学校は、長期、特に24週間(半年)以上の留学で長期割引料金を設定しています。学費の比較で紹介した語学学校KAPLAN Internationalにも長期割引コースがあり、利用すればかなり安い留学費用になります。

具体例としてはKAPLANニューヨーク校の場合、25~27週間(約半年)の留学でUS$21,790、日本円で約327万円。24週間の通常料金US$22,330と比較して、差額が約8万円。留学期間が長い場合は語学学校の長期割引を利用、日本とアメリカの往復航空券費用くらいは節約できそうです。

ただし注意点が、KAPLANの長期割引対象プログラムの場合、留学開始日が設定されており、指定日からのコース参加のみが対象。事前に計画的に留学準備を進め、留学開始日を合わせられればお得なアメリカ留学が可能です。

語学学校の割引キャンペーンを定期的に確認、見逃さない

第2の節約ポイントはアメリカの語学学校が不定期に実施する割引キャンペーンの利用。いつ実施されるかは語学学校次第のため定期的な確認が必要ですが、授業料やホームステイなどの滞在費用などが大幅割引に。1週間あたり30ドル引き、12週間のお申込みで4週間分のレッスン費用が無料、滞在費用10%引きなど、キャンペーンの種類はさまざまです。

タイミングが合わなければ利用できませんが、間違いなくアメリカの留学費用がお得に。気になる語学学校があれば見逃さないようにチェックしましょう。

最初はホームステイ滞在がおすすめ、情報を集めてルームシェアを

シェアルームについての注意点

第3の留学費用の節約ポイントがシェアアパートでの生活。アメリカ留学限定ではないですが、語学学校に申し込む場合、語学学校が手配可能なホームステイやレジデンスでの滞在が可能です。

短期留学の場合は難しいですが、長期、半年や1年以上のアメリカ留学の場合、最初の2~3ヶ月はホームステイを選び、ホストファミリーや現地の学校スタッフなどから現地生活情報を学んでから、シェアアパートに移ることで滞在費用を節約できます。

シェアアパートは日本でも増えてきたルームシェアと同じで、1つのアパートに複数人で暮らすことを指します。3部屋+リビングを一人で借りられませんが、1部屋に2人、リビングにも2人で暮せば8人、家賃を分割してより安い費用で生活できます。

アメリカ留学中の暮らす場所は必ず自分の目で確認してから契約

ただし、シェアアパートなどの部屋探しを日本出発前にインターネットだけで決めるのはおすすめでありません。これはアメリカの語学学校スタッフやコミカレ・大学のスタッフも口を揃えて言うこと。

インターネットで調べ、雰囲気が良さそうで費用も予算に合う部屋だったので、申し込みして家賃などを前支払い。アメリカ到着後、そのアパートに行ってみると水回りはカビだらけ、部屋にはシミが…なんてことも。またGoogle Mapで場所を確認したときは感じなかったけど、いざ暮らしてみたら治安が悪いなどの問題も起こり得ます。

また留学開始後に引っ越そうと思って、キャンセル・引っ越し手続きをしても費用の返金が一切ない場合も。

特にアメリカ長期留学の場合、暮らす場所の治安を確認、あわせて部屋の水回りなどに問題がないか、直接、自分の目で確認するのがおすすめ。アメリカ人と一緒に楽しくシェアアパートで暮らす日本人留学生も、きっと十分な下調べをし、自分で確認した上で生活しているはず。

シェアアパートで費用を節約できますが、アメリカ留学開始の最初はホームステイでホストファミリーに近隣の事情(治安含む)を教えてもらい、実際に現地生活を体験してからの部屋探しがおすすめです。

以上、アメリカでの語学留学で各都市どれくらいの費用が必要か、また留学費用の節約ポイントを紹介しました。特に留学費用の節約方法は、留学エージェントなら、丁寧に現地生活についてアドバイスをくれます。気になる語学学校・留学先があれば、ぜひ留学ランドにご相談ください!

コミュニティカレッジと大学、日本からの進学で学費はどれくらい?

コミカレの”概算費用”とは?

次は、語学留学の先、アメリカのコミュニティカレッジ(コミカレ)や大学進学留学に必要な費用

アメリカの長期語学留学では、コミカレや大学進学を目的に頑張る日本人留学生も多くいます。アメリカの語学留学費用は上記説明の通りですが、日本からアメリカへ進学目的の留学の場合の費用はどれくらいかかるでしょうか?

現時点で進学留学を考えていない場合も、何かのキッカケでアメリカの大学・カレッジに進学したくなるかもしれません。ポイントを絞って紹介します!

入学しやすいアメリカ・コミカレ(短大)の留学費用の目安

アメリカのコミュニテイカレッジ(コミカレ)は2年制の学校で、日本で言う短期大学(短大)と専門学校を足して2で割ったような教育期間。大学進学のための一般教養や、ビジネスや旅行業などの基礎勉強もできる学校で、4年制大学と比較して学費が安い点が特徴。基礎教養の科目・単位をコミカレで学び、4年制大学の3年次に編入すれば大学留学費用を大幅節約できます。

アメリカのコミカレから大学の学部に編入後、後半2年間を4年制大学で学び、卒業資格である学士号を取得。この大学編入留学は、海外進学留学の中でも高い人気です。またコミカレ留学で、カレッジが提供する英語コースでの語学力アップや、各種職業基礎コースで学んだ内容を就職・転職に活かす大学生や社会人留学生もいます。

日本でも人気が高まるアメリカのコミカレ留学とその費用

アメリカで有名な4年制大学、UCLA(カリフォルニ大学)やUW(ワシントン大学)にも編入可能とあって人気のアメリカ・コミカレ留学。また4年制大学への留学よりも安いコミカレ留学ですが、費用はいくら必要でしょうか?

語学学校と異なり、コミカレで必要な費用は単位の履修数で変わります。一方、日本人留学生の場合はアメリカの学生ビザを取得して入国するため、1学期に必要な履修単位数が決まっています。セメスター制(2学期制)の学校の場合は1学期あたり最低12単位、クォーター制(4学期制)の場合は1学期あたり15単位が学生ビザの維持に必要です。

必要最低限の単位を履修、9ヶ月間(アカデミックイヤーと呼びます)、コミカレに通う場合にかかる学費(授業料、教材費など)や生活費用(家賃、食費、交通費など)など留学生活に必要な概算費用をアメリカの各学校が提示しています。

アメリカのコミカレが提示している留学費用の目安は以下の通りです。

場所大学(コミュニティカレッジ)名概算留学費用(1年間、生活費用含む)
カリフォルニア州
ロサンゼルス
エルカミノカレッジUS$20,034
ワシントン州
シアトル
シアトルセントラルカレッジUS$20,939

この2つのコミカレ、場所は違いますがほぼ同じ留学費用。基本的にアメリカのコミカレの学費・授業料は大きな差が無く、年間8,000ドル~9,000ドルが相場で、生活費用を入れて年間2万ドル程度。

費用の違いは、各都市での生活費用。アメリカのコミカレは都市部の学校、郊外や遠く離れた田舎にある学校と様々ですが、上記費用例のエルカミノカレッジ、シアトルセントラルカレッジは、いずれも都市部にある学校です。

アメリカの都市部の留学ではルームシェアを利用しても滞在費用は高くなりがち。また各コミカレが提示する概算費用・生活費用はルームシェアが前提で、日本の大学生のように1人部屋での生活を希望すると留学費用が高い点に注意してください。

学費が格安なアメリカのコミカレ、でも十分な英語の準備が必要

アメリカのコミカレにかかる費用でもう1つの注意点が英語。コミカレは2年で卒業、4年制大学への編入コースを設定していますが、2年で卒業できるかはあなた次第

アメリカのコミカレの中には英語力不要で入学できる学校もありますが、英語力がなければ大学レベルの勉強ができず、入学後に実施される学力テストで英語力不足と判断されると、英語科目を多く履修しなければなりません。

単に英語という科目でもレベル分けが厳格で、最上級レベルの英語科目を修了しなければ他の科目を履修できません。スポーツ・音楽など、英語が不要な科目は履修できても、それらは卒業要件の選択科目の1つ。いわゆる一般教養科目は英語を修了してから、です。

このため英語科目の修了にかかる期間により、費用が増えます。事前に日本で英語の勉強をしていれば、より早く、場合により英語科目なしで他の科目を履修でき、その分だけ留学費用が安くなります。その英語力レベルの目安はTOEFLiBT73以上

アメリカのコミカレにはTOEFL45~60以上で入学可能な学校もありますが、カレッジコースの修了には規定の英語科目の修了が条件で、入学後に英語科目を複数履修しなければならない場合も。アメリカのコミカレ留学で英語科目の修了に半年かかると卒業までの期間は2年半。その分、留学費用が増える点に注意が必要です。

つまり、アメリカのコミカレ留学費用を節約する一番のコツは、アメリカ出発前に日本で十分な英語力を準備すること。英検1級、準1級の英語力があれば、英語科目の履修数を減らせるはずです。2年でコミカレを卒業できれば、すぐにアメリカの4年制大学へ編入するチャンスが出てきます。

4年制大学の学部へ編入学~費用の違いとコミカレ留学を選ぶ理由

4年制大学にかかる費用は…

4年制大学の学部への編入を目的に、アメリカのコミカレに留学する日本人学生が増えています。また上記で紹介した2校、エルカミノカレッジとシアトルセントラルカレッジは特に人気の留学先で、4年制大学への入学・編入実績も豊富

例えば、エルカミノの場合はUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)、シアトルセントラルの場合はUW(ワシントン大学)へ編入する留学生も多くいます。これらの4年制大学は世界でも屈指の名門校。これらの学校も大学の概算費用を提示しているので、留学費用を確認できます。

場所大学名概算留学費用(1年間、生活費用含む)
カリフォルニア州
ロサンゼルス
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)US$62,304
ワシントン州
シアトル
ワシントン大学
(UW)
US$51,159

あくまで概算、9ヶ月間(アカデミックイヤーと呼ばれます)の留学費用ですが、上記の通り、これらの大学に編入後に単位を落とさず卒業しても、2年間のアメリカ留学費用は13万ドルから18万ドル(およそ1,950万円から2,700万円)かかります

コミカレの費用もかかるため、アメリカの大学での学士号取得(卒業)にはかなりの留学費用が必要です。

奨学金で留学費用を節約できる?

アメリカの進学留学にかかる費用が高いことに驚くと、次に考えるのが奨学金。奨学金の取得で留学費用を節約できそうですが、語学学校の英語コースやコミカレではほぼ奨学金が出ません(小額のものはあっても留学費用全体はカバーできません)。

アメリカの4年制大学には豊富な奨学金制度がありますが、奨学金は優秀な学生に適用されるもの。世界中から優秀な学生が集まるアメリカの名門大学で奨学金を貰うには、かなりの努力が必要です。

このため奨学金による留学費用の節約を狙うより、学費の安い大学・コミカレを選ぶのがアメリカ留学のおすすめ。実際、アメリカのコミカレ留学で成績が不足、どうしても学費が捻出できない場合、学費の安い4年制大学を探して進学する留学生も多くいます。

例えば、アメリカ・カリフォルニア州の場合は、University of California(UC)とCalifornia State University(CSU)の2つの州立大学があり、UC系(UCLAなど)は学費が高いですが、CSUは割安な費用で入学できます(概算費用:US$36,276/年間)。留学費用に無理のない、計画的な進学がおすすめです。

アメリカのコミカレを有名大学への進学率だけで選ばない!

アメリカのコミカレ留学で学校選びに迷う方も多いですが、編入したい4年制大学がココだから、このカレッジ!よりも、カレッジ周辺環境の重視がおすすめ

4年制大学への編入留学を希望しても、前述の通り学校の成績・費用などが理由で難しい可能性も。重要なのは勉強に集中でき、費用が安い(どちらかと言えば郊外の)コミカレ留学。これがアメリカ進学留学費用を節約するコツです。

コミカレや大学選びを各学校の写真やパンフレットだけで選ぶと、留学後に「思っていたのと違う!」ということも。経験豊かな留学ランドのカウンセラーなら、しっかり現地の情報をお伝え、あなたの留学先選びをお手伝いします!

中学生や高校生なら交換留学やジュニアプログラムがおすすめ

中学生、高校生のアメリカ留学

授業料・滞在費用無料、アメリカの高校交換留学を利用する方法

日本人に人気のアメリカ留学ですが、中学生や高校生の海外進学留学でもアメリカは人気です。

またアメリカの公立高校を希望する場合、交換留学制度の利用がおすすめ。参加にはある程度の英語力(iELTSという英語試験)が必要ですが、この留学制度のメリットは学費・現地生活費用が基本的に無料の点。アメリカ政府が学費を、善意のホストファミリーが滞在先を提供してくれます。

留学先の学校は指定できないものの、高校生の間に1年間、海外・アメリカでの留学体験で英語力や国際感覚が身につき、何より格安費用でアメリカ留学ができるチャンス!私も留学エージェントとして10年以上のキャリアがありますが、このアメリカ交換留学制度は日本の高校生にも、保護者の方のお財布にも優しい、おすすめの制度。

留学ランドではアメリカ交換留学に詳しい留学エージェントを紹介します。興味のある方は、ぜひお問い合わせください!

また中学生・高校生の語学留学では、一般的な語学学校の英語コースは最低参加可能年齢が16歳~18歳以上のため、参加が難しいのが実状。中学生、高校生なら、夏休みや冬休みなどの長期休暇時に、ジュニアプログラムへの参加が一番のおすすめです。

アメリカ短期留学・ジュニアプログラム参加のメリット

中学生・高校生向けのジュニアプログラムは、アメリカの有名な大学キャンパスで、世界中から集まる同世代の仲間と英語が学べる留学プログラム。ジュニアプログラムで知り合った海外の友だちと、もっと英語で会話してみたい!など、英語を学ぶモチベーションも高まり、おすすめです。

アメリカだけでなく、カナダやイギリス、オセアニアでも参加できるジュニアプログラムですが、費用は留学する年や場所で大きく違います。夏休みの留学費用は、早い学校は前年10月過ぎに確定するため、早めの確認がおすすめ。特にアメリカの有名大学キャンパスで勉強できるジュニアコースはすぐ満席になるので注意が必要です。

アメリカの有名大学キャンパスで英語の勉強とアクティビティ

中学生・高校生を対象に、夏休み期間にアメリカで実施される人気のおすすめジュニアプログラムを2つ、紹介します。

ロサンゼルス、UCLAジュニアプログラム情報

1つ目はアメリカ西海岸、日本でも有名なカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)での開催プログラム。夏休みにアメリカのUCLAのキャンパスで英語を学び、同世代の海外の友達と共に各種アクティビティも体験できるプログラムです。

週20レッスン(合計15時間)の英語レッスンは留学開始時に受ける語学レベルチェックテストの結果別に、同じ語学力のクラスメートと最大15名のグループレッスン。午前中は英語を勉強、午後はロサンゼルス周辺でのアクティビティに参加します。

土曜日は自由行動ですが、オプションでディズニーランドやユニバーサルスタジオへの観光も可能。学校スタッフとの小旅行などのイベントもあります。

  • プログラム実施機関:語学学校EC
  • 対象年齢:13歳~17歳
  • 参加可能期間:1週間~
  • 英語レッスン:週20レッスン(15時間)
  • 滞在方法:学生寮相部屋、1日3食付
  • 国籍比率(2018年):ブラジル 20%/日本 12%/フランス 10%
  • 留学費用:1週間あたりUS$1,765(約27万円)

上記には、英語レッスン、平日午後・夕方のアクティビティ、週末の小旅行、学生寮滞在費用、学校規定時間内の空港送迎、生徒の24時間サポート、コース修了後の証明書が含まれます。毎年、多くの中学生や高校生からの問い合わせが多い、学生寮利用の留学プログラムです。空室確認を含むお問い合わせは留学ランドまで!

ニューヨーク、CUNYジュニアプログラム情報

もう1つのコースは東海岸、アメリカ最大の都市ニューヨークで実施される夏休みのジュニアプログラム。

ニューヨークの大学群、CUNY(City University of New York)のひとつ、シティカレッジオブニューヨーク(CCNY)で実施されるコースで、週20レッスン、平日1日4回の英語レッスンで語学を学び、午後はニューヨークおよびその周辺でのアクティビティを楽しみます。

  • プログラム実施機関:語学学校St.Giles
  • 対象年齢:12歳~17歳
  • 参加可能期間:1週間~
  • 英語レッスン:週20レッスン(16.67時間)
  • 滞在方法:学生寮個室または相部屋、1日3食付
  • 留学費用:1週間あたりUS$2,055(約31万円)

上記には、英語レッスン、週2回の小旅行、週4回のアクティビティ体験、学生寮滞在費用、生徒の24時間サポート、コース修了後の証明書が含まれます。(※空港送迎費用は片道US$80で別料金)

アメリカ東海岸、ニューヨークのジュニアプログラムは数があまり多くありません。お早めに空室確認と合わせ、留学ランドまでお問い合わせください。

エクステンションや大学院でキャリアアップ、社会人の場合

アメリカでの社会人留学

大人になってからも学び続ける人の多いアメリカ。アメリカの大学・コミカレには社会人向けの受講プログラムが豊富に用意されています。これらのプログラム・コースへ日本から参加する社会人留学も非常に人気。アメリカに社会人が留学する場合の費用やおすすめコースを紹介します。

まず語学学校への留学の場合、社会人向けの留学コースを用意している語学学校がおすすめ。アメリカの語学学校の中には25歳~40歳など、規定の年齢でなければ参加できない留学プログラムや、会社の費用負担を前提にした少人数の集中英語コースなどがあり、他にもビジネス英語コースや、無給ですがアメリカで職業体験・インターンシップが可能なコースも。

社会人だから留学費用が高いということもなく、毎年多くの社会人が日本からアメリカへ短期・長期留学で訪れています。社会人のみなさんにおすすめの留学コースは、ぜひ一度、当サイト・留学ランドまでお問い合わせください。

またキャリアアップのためのアメリカ留学では、コミカレや大学、または大学院留学もおすすめ。特に比較的費用の安いコミカレでは大学編入目的のコースのほか、ビジネスを英語で学べるコースもあり、マーケティング、ホテルや旅行業、キャビンアテンダントやプログラマ、エンジニアコースなど、対象の業界・職種はさまざま。また留学修了後、アメリカで1年程度、就労可能なプログラムもあります。

いずれも、ある程度の語学力が必要で、事前の英語力アップがおすすめです(英語力が低いままのコミカレ留学では英語語学学習に費用がかかります)。

アメリカの名門大学エクステンションプログラムでビジネスを学ぶ

最後に社会人へのおすすめがアメリカのエクステンション留学。アメリカの有名大学は、現地の社会人や海外留学生対象の英語コースや、特定の専門分野を学べるエクステンションプログラムを提供しています。

約1年間のプログラムで英語力を高めたり、英語でビジネスを学べ、特に人気が高いのはUCSD(カリフォルニア大学サンディエゴ校)のビジネスプログラムや、UCI(カリフォルニア大学アーバイン校)のAccelerated Certificate Programなどで、ビジネスを英語で学んだ後、無給インターンシップ体験なども可能です。

また9ヶ月以上のエクステンションプログラムに参加後、OPT(Optional Practical Training)と呼ばれる就業許可申請が可能な場合も。プログラム終了後、1年間、アメリカで有給で働く機会があります。

アメリカの大学のエクステンションプログラムで留学する場合の費用例は以下の通りです。

大学名
(エクステンション)
コース名留学費用
(日本円)
カリフォルニア大学サンディエゴ校
エクステンション
Business Management
3 session,約9ヶ月間
US$30,894
(約470万円)
カリフォルニア大学アーバイン校
エクステンション
Accelerted Certificate Program(ACP)
2 session+Internship,約9ヶ月間
US$32,032
(約480万円)
  • 留学費用に含まれるもの:学費、ホームステイ滞在費
  • 留学費用に含まれないもの:日本からの往復航空券費用、海外旅行(留学)保険費用

費用はアメリカの語学学校での留学より割高ですが、MBAなど大学院留学と比較すると格安。サティフィケート(修了証)が出る点、OPTで就労できる可能性も考えると価値が高く、社会人留学におすすめです。

アメリカ留学費用のまとめ、迷ったときには無料相談から

以上、アメリカ留学、特に各都市での留学にかかる費用の比較に加え、アメリカの大学・コミカレへの進学留学費用や、中高生および社会人向けのおすすめ留学プログラムを紹介しました。ただし、アメリカは広い国だけに、都市選びや学校選びに時間がかかり、自分だけで調べるには限界も。

アメリカ留学で不明な点があれば、お気軽に留学ランドまでお問い合わせしてください、留学ランドのスタッフや、紹介する留学エージェントはアメリカ留学のエキスパート。無料相談でも、しっかりおすすめの留学方法や学校を提案するほか、語学学校への留学では手配手数料無料で入学までをお手伝いします!

語学学校の入学手続きを無料代行!
海外・英語留学の相談・お見積り依頼は留学ランドへ