アメリカに無料で留学できる?

アメリカ留学無料?本当にあるのか、調べてみた

私が留学エージェントとして働いていた頃に、頻繁にお問い合わせいただいた内容の1つが奨学金。なんとか留学費用を抑えたい、ということですがアメリカやカナダ、イギリスの場合、語学習得目的では奨学金はまずもらえません

語学留学でカウンセリングや資料請求、実際に申し込み後のアメリカの学校への入学手続き手数料が無料、というエージェントは増えましたが、留学そのものが無料って何のこと?と少し考えてみました。

アメリカの留学が無料とは?その謎に迫りつつ、無料の留学方法を2つご紹介します。

アメリカ留学が無料になるとしたら…

元留学エージェントの私が思い浮かぶ、アメリカ留学を無料にする方法が2つあります。1つは高校在学中に使える方法、もう1つは逆に高校を卒業、短期大学や大学に在学中や卒業後にしかできない方法です。

アメリカの高校留学は無料って知ってましたか?

アメリカ高校交換留学は無料?

最初の無料、それは高校生のアメリカへの交換留学を考えた場合。高校生がアメリカに交換留学する場合、現地高校の学費が無料ってご存知でしたか?

アメリカの高校交換留学プログラムに参加する場合、学びたい場所は指定できませんが、授業料は無料、さらにホームステイ費用も無料なんです。

現地費用が無料、という意味では無料ですが、交換留学プログラムはアメリカ国務省が管轄するプログラムで高校生のサポート体制などの整備が必要です。このため、プログラムの運営費用や留学エージェントの手続き代行費用、アメリカへの渡航費用(国際航空券や学生ビザ申請、およびそのサポート費用)、海外旅行(留学)傷害保険費用など、別途必要な費用はあります。

それでも通常のアメリカ高校留学と比較すると格安で留学ができるのが、アメリカの交換留学プログラム。費用は本当にリーズナブルですよ。

現地費用無料の交換留学プログラム、ただし一定の英語力が必要

アメリカの高校への交換留学プログラムは誰でも参加できるプログラムではなく、英語力や、学校での成績平均点などが求められます。

それでもアメリカでの現地費用が無料であることを考えると、チャレンジする価値はあるプログラム。私の英語力じゃダメ?あんまり学校で勉強してないし…などと悩まず、ぜひ一度、留学ランドまでお問い合わせを。エージェントへの相談・カウンセリングはもちろん無料ですよ!

最近は日本の高校も認定留学を認めるところが増えました。1年間のアメリカ留学後も、その留学期間を単位として認め、同級生と一緒に、3年間で卒業できる可能性も大。

学校の先生にも一度、質問してみてください。アメリカの学校やプログラムについてパンフレットの提出が必要な場合も、留学ランドへお問い合わせを。無料でご案内します。

アメリカにワーホリはないがJ-1ビザのインターンシップがある

アメリカにはJ-1ビザがある

もう1つのアメリカ留学、無料の可能性を紹介します。現地費用が基本無料の高校留学は、高校生であることが条件ですが、以下の方法は短期大学や大学に在学中または卒業済みが条件。

正確にはアメリカ留学ではなく、アメリカでの有給インターンシップ、J-1ビザでの渡航であれば、語学学校などには通わないので無料です。アメリカでの滞在費用はかかりますが、有給インターンシップで給与がもらえるため、生活費用をそれで賄えれば実質無料で滞在できるのです。

ワーキングホリデー(略してワーホリ)というプログラムをご存知の方も多いと思いますが、ワーホリビザがあれば長期の滞在許可が出る上に就業許可もついてくる、非常に便利なビザ。ただし、残念ながら日本とアメリカの間にワーホリビザはありません。その代わりとなるのが、アメリカのJ-1ビザの取得で可能な有給インターンシップです。

働きながら無料でアメリカ現地生活を体験できる、おすすめの方法

もし日本人がアメリカで働こうとすると、実は大変です。語学留学中はアルバイト厳禁、カレッジ・大学生レベルの勉強中でも週20時間以下の学内バイトが可能な程度。さらに、カレッジや大学卒業後に利用できるOPT(Optional Practical Training)も最長1年間、自分が学んだ分野で就労可能になるだけ。

アメリカ企業への就職には一般的にHビザや永住権が必要ですが、いずれも取得が非常に難しく、特に永住権申請では修士号(大学院卒)取得または相応の経験が必要です(あなたがアメリカで暮らすことでアメリカに何か良いことがある、という証明が必要)。

少し話がそれましたが、比較的取得が簡単なアメリカのJ-1ビザ、有給インターンシップはアメリカで働きたい方におすすめの方法なのです。

現地企業からの給与で生活費用は実質無料にできますが、留学と同様、基本的にエージェント経由の手続きが必要なため、初期費用や企業探し、ビザ申請準備に関する費用は発生します。

とはいえ、短期大学や大学に在学中の場合や短大・大学を卒業後、1年または5年以上の就業経験がある場合にはJ-1ビザ取得、アメリカでの現地生活体験にチャレンジできます。

※アメリカのJ-1ビザや有給インターンシップの詳細は「アメリカのインターンシップ~J-1ビザ取得方法や求人例」も参考にしてみてください。

海外から多くの移民が集まるアメリカには、教会やアダルトスクールなど無料で英語を学べる場所もあります。J-1ビザで正規にアメリカに滞在できれば語学学校へ通学しなくても無料で英語を学べるほか、仕事を通して実践的な英語力を高めることも可能です。これらの点で無料のアメリカ留学として1つの方法としておすすめできます。

何が無料?アメリカの語学学校への留学でエージェントを利用する場合

無料、という言葉に惑わされない

もう1つ、アメリカ留学で無料と検索すると、留学手続きが無料というエージェントが数多く出てきます。留学ランドが提携、紹介する留学エージェントもその1つですが、語学学校との良い関係、健全な経営ができていなければ無料の手続きは難しいもの。

また語学学校への入学手続きが無料でも、その他の留学費用、例えばアメリカの学生ビザ申請のサポートは有料となる会社も多いので、十分な確認が必要です。「無料」と言われると非常に魅力的ですが、何をどこまで無料でやってもらえるのかは、しっかり確認することがおすすめです。

とは言え、留学ランドもアメリカの語学学校への留学相談や費用のお見積りは無料で承っています。自分で調べても分からなかったり、不明な点があればぜひ留学ランドへお問い合わせください。費用が無料の語学学校はありませんが、安い費用の語学学校をしっかりご案内致します!

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