モントリオールへ留学しよう

モントリオール留学費用について調べてみた

カナダの東、モントリオールのあるケベック州は英語とフランス語が公用語。街なかの看板はすべてフランス語表記されています。モントリオールは、実はトロントに次いでカナダ第2の都市。カナダで最も古い名門、マギル大学キャンパスもあり、留学生を含む学生も多く暮らしています。

観光都市であるバンクーバーや、商業都市トロントに比べても、滞在費用が比較的リーズナブルです。語学学校では英語とフランス語、両方を学ぶことも可能。ダウンタウンの近代的な建物、旧市街の欧州風の街並みも楽しめる留学になります。

映画や音楽の国際フェスティバルを含む様々なイベントが季節折々に催され、楽しく過ごせるモントリオールは、留学生が一度生活すると必ずいつか、戻ってくるのだそう。

そんなモントリオールでの食事にかかる費用や、滞在のために必要な費用はどれくらい必要なのか。

留学費用を、語学学校料金とあわせてとチェックしていきます!

モントリオール留学費用を探るべく、語学学校をチェック!

カナダでもケベック州はフランス語が話されている地域、モントリオールも例外ではありません。とはいえ、街の人すべてが英語を母国語とするわけではなく、カフェやレストランでも英仏両方の言葉で話かけてくれます。

英語の勉強のためにモントリオールを訪れるなら、英語で返事をすれば良いだけ、あとはしっかり英語で話をしてもらえますよ。フランス語圏だから、街の人が英語を話さない、わけでは決してありません。考え方として、フランス語にも触れられる留学ができる街、と思えば間違いなく充実した英語留学が出来る場所です。

このページでは、そんな英語とフランス語が飛び交うカナダの街、モントリオールに留学した場合、どれくらいの費用が必要になってくるのか、調べていきたいと思います。

学校にかかる費用はもちろん、長く留学をする場合に利用するであろうルームシェアでの滞在費用、普段の食事に関する費用や、公共交通機関を利用した場合にかかる費用など、それぞれに焦点をあて、チェックしていきます。

それではまず、語学を学ぶ留学ですから、語学学校の費用からスタートしていきますね。

モントリオール語学留学、学校費用比較

学校費用を他都市と比較

モントリオールにもおすすめの語学学校がいくつかありますが、今回は人気のこちらの学校で他都市との留学費用比較をしてみました!

語学学校EC モントリオール校

地中海、マルタに本部を置く、世界展開を続ける語学学校ECは、どの都市でも非常に便利、または有名な地域に校舎を構えています。そのため、特に大学生の方や、20代前半の方からの支持が集まる語学学校。比較的新しい語学学校チェーンであり、既存の有名な語学学校チェーンの良いところを集めた、そんな語学学校と言えますね。

モントリオール校は色々なお店が立ち並ぶダウンタウンの真ん中にあり、地下鉄駅やバス停とのアクセスも非常に良いです。このモントリオール校と、バンクーバー校とで費用比較をしてみましょう。

EC モントリオール校
申込金 CA$130
コース費 CA$390×2週間=CA$780
教材費 CA$10×2週間=CA$20
滞在手配費 CA$220
滞在費 CA$195×2週間=CA$390
往路空港出迎費 CA$125
合計 CA$1,665
EC バンクーバー校
申込金 CA$130
コース費 CA$400×2週間=CA$800
教材費 CA$10×2週間=CA$20
滞在手配費 CA$220
滞在費 CA$245×2週間=CA$490
往路空港出迎費 CA$115
合計 CA$1,775

ご覧いただくとお分かりいただけるのですが、滞在費、バンクーバーのホームステイは週CA$245かかるのに対し、モントリオール校はCA$195としています。さらに、滞在先からバンクーバー校まで、公共交通機関を利用して通学するのにかかる平均時間が40分~60分なのに対し、モントリオール校は25分~40分。

週あたり滞在費だけでもCA$50も差がでるんですよ?(授業料も若干、バンクーバー校の方が割高ですね)長くなればなるほど…どうなるか、4週間(約1ヶ月)、12週間(約3ヶ月)そして24週間(約6ヶ月)それぞれ見ておきましょうか。

ECモントリオール校
4週間 CA$2,855
12週間 CA$7,355
24週間 CA$13,835
ECバンクーバー校
4週間 CA$3,085
12週間 CA$8,145
24週間 CA$15,465

4週間でCA$230、12週間ならCA$790、24週間にもなるとCA$1,630もの違いが出るんですね。CA$1,630、約14万円もあれば航空券代には十分なるはずですよ。

もちろん、バンクーバーにはバンクーバーならではの良さがあり、たとえば気候、雨こそ多いバンクーバーですが雪はそんなに降りません。日本の東京あたりの気温を考えておけば大丈夫。

ですが、モントリオールの冬は極寒、体感温度-20℃~-30℃なんて日も。寒さはちょっと…という場合にはあまり向いていない留学先ですが、ダウンタウンは寒さのおかげで地下街も発展していたりします。

カナダ留学を検討していく中で費用面に難がある、という場合にはトロント、バンクーバーではなく、カナダ第2の都市、モントリオールを是非、検討する都市に加えていただければと思います。

滞在費ってどれくらい見ておくべき?

滞在費用っていくらくらい?

カナダは6ヶ月まで、学生ビザ申請をすることなく留学できる便利な国。半年も留学するとなれば、最初の2ヶ月くらいは語学学校が手配するホームステイやレジデンス滞在をするものの、費用のことなどを含めルームシェアを検討することになるかと思います。

モントリオールでルームシェアをする場合の費用はどれくらいか、ちょっと調べてみたところ…ダウンタウンから徒歩圏で、月あたりCA$400くらい、もちろん費用は条件次第で変わります。もっと鉄道で離れた場所なら、月CA$300くらいでもみつかるようです。

これがバンクーバーになってしまうと、郊外で月あたりCA$700、ダウンタウン周辺だとCA$900~、やはりどうしても高くなりますね。とはいえ、これほどに滞在費に差がでる、ということは知っておくべきでしょう。今やインターネットで海外のお部屋も簡単に事前に借りられるようになりました。

しかしながら、元留学エージェントとして、現地学校の担当者の代理と思って1つだけ、お伝えしておくべきことがあります。

インターネットで出ている部屋の写真は良い部分、が外観・内観とも選ばれています。メールなどでやり取りをして話が進み、カナダへ出発する前に、契約に関する案内などを読まず、前家賃を支払ってしまう人が少なくありません。

長い空の旅のあと、ようやく部屋についてみると…たしかに、写真に出ていた部分は綺麗。ですが、水回りがカビだらけ、とか、隣近所の騒音がひどい、または治安がよくない地域だった、なんてことが起こりえます。

初めての留学、初めての海外滞在などの場合、少なくとも最初の2ヶ月は、現地ホームステイを利用するようにしましょう。そして、ホストファミリー、学校スタッフや学校で知り合う友人から、治安や費用相場などを聞き、必ずご自分で物件を確認してから、契約をするように。

あらかじめ出発前にお金を払い、やっぱりこの部屋は無理…と思って解約しようとしても、契約書に書かれたことが全て、お金が帰らないこともしばしばあります。留学エージェントで相談をされても、同じ回答が帰ってくるはずです。

楽しいモントリオール留学にするためにも、悔しい結果にならない事前の準備をしておくようにしましょう。

モントリオール留学中の生活にかかる費用は?

食費や交通費は?

学校、住む場所の費用について調べてきましたが、次は食べるものや学校への通学に利用する公共交通期間の利用料金を確認しておきましょう。

食品や飲料をスーパーで購入して自炊する分にかかる費用はバンクーバーやトロントともあまり差異がありません。レストランもお店によりけりで高級店はやはり高く、お手軽に購入できるファストフードなら費用を抑えることが可能。

某ハンバーガーショップのハンバーガー、フライドポテトとドリンクセットでCA$10、日本より少し、割高ですね。カナダにはチップという文化があるため、レストランで外食したら、食費に加えてチップも支払わなければなりません。

もちろん、担当する店のスタッフの態度次第ではありますが、外食にかかる費用、チップなど考えると、特に長期の留学の場合にはできるだけ自炊を心がけ、節約するようにしましょう。

モントリオールで通学に利用する公共交通機関、バスや地下鉄ですが、STM(Societe de Transport de Montreal)が運営しています。日本のスイカやイコカのようなICカード、OPUSを導入しており、チャージしながら利用可能です。

お得な期間別料金もあり、1週間(Hebdo)ならCA$26.25、1ヶ月でCA$85、4ヶ月ならCA$199(1ヶ月あたり約CA$50!)から選べます。(2018年10月現在)留学期間に合わせて手続きをしましょう。

Societe de Transport de Montreal(リンクします、英語です)

もしあなたの留学がマギル大学を始めとする大学などの高等教育期間の場合には学割もあります。お得な料金を上手に使い、留学費用を節約していきましょう。

モントリオールなら留学費用が抑えることができる、ということはお伝えできたのではないでしょうか。実は私も留学エージェント時代に話を聞いていて、一番留学してみたい街がこのモントリオールだったんです。

費用がバンクーバー、トロントに比べモントリオールはぐっと安く、季節ごとに色々なイベントも有り、何より英語だけでなく、フランス語まで勉強できる。これほど素晴らしい環境はないな、と。ただ、その英語とフランス語、両方を学ぶモントリオール留学、についてちょっとだけ最後に補足をさせてくださいね。

モントリオールで英語とフランス語を学ぶ

フランス語も習得できる?

語学を学ぶ、ということはその言語を通じていろいろな人と知り合い、コミュニケーションが取れるようになります。もはや英語は当たり前となってきている日本社会で、フランス語も話せたら良いな、と思う人もいらっしゃるのではないでしょうか。

モントリオールなら、英語とフランス語を同時に学ぶことができる環境、ではあります。しかし、ひとつだけ注意しておいていただきたいことがあるんです。それは、中途半端に学ぶと言葉が混ざってしまう、ということ。英語とフランス語の語彙、単語はよく似ています。

でも、実は英語とフランス語で意味が違うもの、なんかもあるんですね。英語でFalse Friend、フランス語でFaux-Amisと呼ばれています。

具体例を挙げると…

英語 pain(ペイン、苦痛)フランス語 pain(パン、(食べ物)パン)
英語 coin(コイン、小銭)フランス語 coin(コワン、角(かど)、コーナー)
英語 prejudice(プレジュダイス、偏見)フランス語 prejudice(プレジュディス、損害)

など、その他にも多くこうしたよく似ていて意味のことなる単語が多いんですね。いつの間にか、どの単語がどっちの意味だったか、なんて混乱が起こったりしないよう、心がけるべき点としてまず、どちらかの言語をしっかり学びましょう。その上で、次の言語を学べば、習得にかかる時間は短くなります。

とはいえ、せっかくモントリオールに留学するんですから、ボンジュール、メルシー、などの簡単な挨拶は身につけておきたいですね!

英語の次にフランス語を学びたい、と思えるような、有意義なモントリオール留学になることを祈っております。

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